記録ID: 197202
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山
一昨年、石鎚山に忘れてきたもの
2011年05月05日(木) [日帰り]
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
5/5(木)今日は、前日(5/4)の山口県から、早朝までに 仮眠をとりながら、国民宿舎石鎚の登山口まで移動しました。 ロープウェイ料金が高いので表参道へは行かず、一昨年と同じ 登山口にしました。 昨年秋以来の、日本百名山の登山である。今年これからの 百名山完登を目指す上で、モチベーションが急上昇しました。 前回登ったときは、小雨の中・・・・・ガスっていて 周りが全く見えない状態。団体さんが沢山いて、登山道を 一列となって登山が続く・・・・山頂が見えてきた。 山頂の石鎚神社の看板の前で写真を撮って「終わった」と 思ってしまった。団体の後に続いて階段を登る状態で、 山頂はガスっていて、天狗岳や通路も見えなかった。 その後に剣山へ行くこともあり、すっかり忘れていました。 一昨年、石鎚山に忘れてきたものは、天狗岳登山でした。 今回、天気は晴れていて黄砂日和・・・でも天狗岳や周囲は よく見える。今回は忘れるはずはありません! 山頂から天狗岳へは10分程度。慎重に歩けば問題はない。 しかし切り立った絶壁に立つと、後ずさりしてしまいます。 ロッククライミングしている人がいましたが、結局下りなかったようです。 少し下を覗き込んでみます・・・・ひぇぇ〜〜!! 実は一昨年、石鎚山に忘れてきたものは、 天狗岳登山だけではありませんでした。 その2つ目は、表山道から登ってくると、修行僧が 鍛錬をしている「鎖」なのです・・・・・ 表参道からだと、「一の鎖」「二の鎖」「三の鎖」と、 独特の大きな鎖が待ち構えています。 それぞれ33m、65m、68mとなっています。 三重の山男も、童心に返り修行にチャレンジしてみました。 前回登ったときは小雨の中、「二の鎖」のみ登りました。 鎖が雨で滑るため、足の踏ん張りはきかず、ほとんど 懸垂状態の腕の力だけで登りました。 腕や握力がなくなってしまい、危険な状態でしたので、 他の鎖は断念しました。でも鎖を登ったこともあり、 舞い上がっていて、例の天狗岳登山を忘れたのでした。 しかし、今年は修行日和! 国民宿舎の登山口だと 「二の鎖」「三の鎖」がコース上にあります。 まずは「二の鎖」・・・スタート点には先客の親子がみえました。 どうも初めてのようです・・・・・一応、こちらは2回目! 堂々たる登りっぷりで、見本を示します!(笑) 途中で、抜いてからは早く登れました。(感想) 早かったというよりは、途中に留まればそれだけで、腕力握力・・・ など低下が著しくなるため、早く小刻みに登る必要があります。 とんとんとん・・・と登り?・・・山頂の神社が見えてきました。 ヤッター!! 山頂の天狗岳を登ったあと下山しましたが、途中「二の鎖」を 上ったところで、二十代のかわいい山ガール2人に会いました。 少し話をすると「一の鎖」「二の鎖」を登ってきたということでした。 三重の山男は既に登った次の「三の鎖」の垂直状態の話をしたあと、 山ガール2人を「三の鎖」へと見送りました〜 うん〜??? 山ガールは一二三の鎖!! 三重の山男はコースが違うため、二三の鎖しか登っていない! 中途半端です・・・・ こうなれば、やっぱり気持ちよく帰るためには・・・・・ わざわざリベンジに来ているのに、ということで 表参道を途中まで下山して「一の鎖」を登ることにしました! これで山ガールに負けずに、三つの鎖を制覇することができました。 (「二の鎖」→「三の鎖」→「一の鎖」計166mを制覇:全て上り) 天狗岳、三つの鎖と、一昨年、石鎚山に忘れてきたものを クリアーすることができました。 |
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