六甲・大月地獄谷 クマと遭遇？

2012年07月17日(火) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 11.9km
• 登り: 1,635m
• 下り: 1,427m

コースタイム

8：28渦森橋バス停−8：38大月地獄谷口−地獄谷彷徨−15：45みよし観音−16：23六甲山頂駅−ロープウェイ−16：42有馬温泉駅−16：50かんぽの宿

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

JR住吉駅から神戸バス・渦森台行きに乗って渦森橋バス停で下車

六甲・有馬ロープウェイの山頂駅着

コース状況／危険箇所等

踏み跡が不明瞭な所が多数あります。
おまけにあまり人が入っていないので薮で行く手を遮られていますので要注意！
テープがありますが色々な方がそれぞれにマークしているようで参考になったりならなかったりです。

写真

7/17 8:43

このヘアピンカーブから入っていきます
2台並んだ車の右側です

7/17 8:59

好日山荘の10％オフセールで買った沢靴（タビ？）

7/17 9:32

この堰にはハシゴとシャベルが用意されています
楽勝で越えたところには・・・

7/17 9:38

なんと！　可愛いクマを発見！！
でもアライグマでした・・・

7/17 11:47

抜けるような青空、吹き抜ける涼風
気持ちのいい沢歩きでした！
この時点では、、、

7/17 12:44

なにやら檻のような堰堤（？）がありました

7/17 12:53

確保が無いので安全に巻いて登ります

7/17 12:56

素敵な滝の向こうには無粋な堰堤が！
ちょっと興醒め

7/17 13:53

トンボを捕食しています
必死に逃げようとしていましたがこの後力尽きてしまいました

7/17 14:53

もうどのあたりを歩いているのか定かではありません
フラフラしているせいか写真までブレています

7/17 15:48

薮を漕いだり滑って転んだりで足は傷だらけ
両手も同じです
おまけにかぶれと虫刺されで・・・

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX10 SONY

感想

imame

沢シューを買ったのでウキウキと歩いてきました。
何年か前に取り付きが分からず行けなかった大月地獄谷です。

電車、バスの乗り継ぎもスムースに8時半には渦森橋バス停をスタート！
ネットで調べた地獄谷の入口もすぐに分かり（前回も入りかけたんですが）いよいよ沢歩きです。
早速オニューの沢靴に履き替え恐る恐る歩き出しましたが思っていたより快適で、濡れるのを気にしなくていいのでバシャバシャと沢の中を進んで行きます。

お天気は良すぎるくらいですが吹き抜ける風と沢の水で暑さは気になりません。
歩き始めて1時間、快適に歩き小さな人工の堰を越えたところで、「ブフゥッ」と聞きなれない音が聞こえました。
気のせいかな？と思っているともう一度「ボフゥッ」と聞こえます。
カエルにしては変やな、と周りを見渡すと沢の中に先客が・・・
うん？　タヌキ？？　いや！あの尻尾は！！
なんとアライグマと遭遇しました。
向こうもビックリしているようですが逃げるでもなくこちらを見ています。
どうやら私を威嚇しているようです。
慌ててカメラを取り出しているうちにゆっくりと対岸に上がり徐々に遠ざかっていきます。
なんとかシャッターを切るとヒョコヒョコと立ち去り見えなくなってしまいました。
ペットが野生化したものなんでしょうがまさかこんなところに生息しているとは・・・。

その後も快適な沢歩きを楽しんでいたんですが、行く手には踏み跡のない急斜面とイバラの薮で進めなくなってしまいました。
先ほど二股に分かれた沢の西側を登ってきたんですが、引き返して東側を行きます。

楽しんで歩いていたのはここらまで。
後は蜘蛛の巣で全身ベトベトになりながら薮と斜面とを行ったり来たり・・・。
予定では2，3時間でドライブウェイに出るはずがなんと7時間も彷徨ってしまいました。
最悪スタート地点まで下ればいいか、と腹を括ってイバラで傷だらけになりながらなんとかみよし観音に出た時は正直「助かったぁ〜」と本気で思いました。

そこからは一気に気力が萎えて、迷うことなく下りはロープウェイで有馬温泉まで！
今日はかんぽの宿で入浴（700円）し、久しぶりに金の湯横のバーで生ビールを飲んで今日の山歩きを終えました。