ヒルだらけの半原高取山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 413m
- 下り
- 408m
コースタイム
天候 | くもり。山頂はガス。。。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仏果山登山口までは歩いて1分! 下記の地図のルートはいい加減ですが、実際は看板があるので迷うことは無いと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありませんが山ビルだらけでした! 特に宮ヶ瀬越までは数が多く、登山口に置いてある山ビルファイターは気休め程度の効果でした。。。 登山ポストは山ビルファイターと一緒に登山口にあります。 |
写真
感想
丹沢の夏と言えばヒルですよね。噂には聞いていたものの、初めて遭遇してしまいました。。。もう秋なのに。
ここんとこ座ってることが多く、運動したいなーと思い、お手軽な高取山へ行ってきました。
直前まで高尾に行くつもりだったので完全ヒルの存在を忘れていました。
登り始めて10分ほど。キノコを観察していると見つけてしまいました。ヒル。
しかも、よく見ると靴の上にも一匹!
足のまわりに5〜6匹!!
塩を持って無いので仕方なくデコピンで飛ばします。
ポテトチップスのうす塩味を持っていたので、これで退治できるかなぁーと、くだらない事を考えている間にもあっという間に寄ってきます。
奴らの動物察知能力はハンパじゃないです。目が無いのに本当にたいしたもんです。
試しに息を吹きかけると「うおぉぉぉぉ!!!」って感じで頭をブンブン振り回して軟体動物らしからぬ速さで近づいてきます。
7分丈のズボンを履いていた男の子とすれ違ったけど大丈夫だったかな。。。
下山後、駐車場で確認するとストックのバスケット裏に一匹、ふくらはぎに吸血中が一匹。。。
ほんと、吸われていても気が付かないもんですね。
すぐに退治したものの、一時間以上出血が止まりませんでした。
踏んだくらいじゃ死なないと聞いていましたが、本当に丈夫な生き物のようです。
コンクリの上で何回か踏んでも元気いっぱいでした。
調べてみると、一回の産卵で5〜6匹増えるそうです。案外少ない。
性成熟までに一年。案外長いです。
飼育下で最長寿命は5年。案外長いです。
生涯の吸血回数は多くて8回程度。案外少ないです。
成体は満腹になると一年の絶食に耐えるそうです。すごいです。
見た目はあんな貧弱なのに、察知能力や吸血、頑強さなど、嫌われ者ですがスッゲー生物だなぁと感心。
なかなか見どころのある生き物です。ヒル研究に打ち込む人の気持ちがちょっとわかった気がします。
帰りの車の中でヒルについてあれこれ考えながら運転中、ひょいと隣りを見ると助手席にヒルが乗ってました(笑)
脱いだ靴下を助手席足元に置いたのですが、そこに付いていたようです。
人間にとっては本当にやっかいな生き物です。
初のヒル遭遇ということもあり、大変勉強になった山行でした!
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