北海道遠征3日目(6/19(日)虎杖浜温泉→登別地獄谷→日高様似)
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コースタイム
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 4:20
- 合計
- 9:30
天候 | 曇りのち雷雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
第3日目の予定は、初め、お天気よかったら、朝活で樽前山へ上り、ご来光を仰ぎつつ、外輪山からお花畑を回る計画だったが、天気予報で明日が朝から雨模様となり、朝活はあきらめ、登別地獄谷を少し回ることに置き換えることにした。その代わりに午後には早めに様似地区に入り、今日中にアポイビジターと新富地区のジオサイトを回ってしまおうという計画。
朝は予報通り雨が降ったりやんだりだったが、朝食を食べたころには雨も上がって、思ったよりお天気よさそう。午後も様似エリアは晴れてくる予報になっており、今日もまずまずのお天気になってほしい。朝食後登別に向けて出発し、10分ほどで登別温泉到着。国際基準の温泉らしく、近代的なホテルが立ち並ぶ、温泉街であった。駐車場はもちろん有料で500円/回なり。地獄谷下の駐車場に止めて、地獄谷を散策することに!このころには青空が広がり始め、お天気は回復傾向だ。
駐車場の下、地獄谷の入り口にトイレあり。ここから散策路が始まる。また9時前だったので、それほど観光の人は多くない。あまり密にならないうちに回ってきたい。正面に地獄谷の噴気孔が見えてくる。谷全体に、ものすごい噴気、蒸気が吹き上がっている。百聞は一見に如かず、なるほど鬼気迫る光景が続く。これが地獄を表わす様なのか?その規模感はやはり本土と違い、スケール感が違う。活きた火山の感じがよく見て取れた。ここにもエゾイソツツジの群生があるが、もうお終いでほぼ枯れていた。折角なので大湯沼まで行程を延ばす。その途中キビタキを至近で見ることができた。多分巣が近くにあり、そこから遠ざけようと、誘導のポーズをとってコチラの気を引く行動だったようだ。なので近づいても逃げ出さず、うまく撮影ができた。ここから少し登りだが、車道まで出ればあと少しだ。車道を越すと展望が開け、大湯沼が見渡せる展望台に出る。白っぽい色の沼から蒸気が昇り、特異な光景が広がっている。この辺りは終盤ながらエゾイソツツジがぎりぎり見れる状態で、最盛期は真っ白に彩られるのだろう。またギンリョウソウもいっぱい咲いており、てんこ盛りのギンリョウソウをみつけた時にはびっくり。50以上は花をつけてた大株だった。しばらく下ると広い大湯沼の駐車場。その左に大湯沼、右の奥に、奥の湯がある。大湯沼は斜面にいくつも噴気孔があり、お湯を噴出してる穴も多数見て取れる。ここもまさに活動中だ。時間も押してきて往路を車道まで戻り、駐車場までショートカットする道を選んで、駐車場へ10時前に帰還する。
ここからは高速で一気に日高へと入っていく。高速がおしまいになり、道の駅新冠で休憩。ここでガソリン入れようとしたら、日曜日はスタンドがほとんど営業しておらず、参ってしまった。道の駅で開いてるスタンドないのか確認すると、隣町の静内にセルフのスタンドが開いてる情報を得て、一安心。ガソリンはいつでも給油できると思ったら北海道ではおお間違えみたいだ。特に地方は休日このような状況になるので、早めに給油が必要。ひとつ学習したね。
静内で無事給油後、道の駅みついしで遅い昼食。奮発して海鮮丼と海鮮中華焼きそばを食べた。ここから浦河を経由していよいよ様似へ。最初アポイビジターセンターへゆき、ジオ情報を収集したのち、新富エリアのジオサイトをめぐる。最初のポイントに行く途中で雷雨となり、着いた時が一番の土砂降り状態に、しばらく待ったら小降りになったので良かった。次のポイント採石場跡の露頭に着くと、すっかり雨も上がってこちらはゆっくり観察することができた。アポイジオパークは橄欖岩の地層が売りなのだが、それを証明するかのように、どこに行っても橄欖岩が普通に道端や海岸に転がってるので、なるほどなあと納得してしまう。他ではなかなか見られない橄欖岩だが、ここ様似では普通の石ころなんですね。
今日のポイントはすべて回って、最後旧国鉄様似駅へ寄って今日のお宿エンルム岬のたもとに位置する旅館関白に向かった。ここはごく普通の民宿ですが1泊2食付きで11000円/2人と格安でした。夕ご飯はてんぷらとお刺身メインで松風という幻のおさかなの刺身を食べさせてもらった。カレイの仲間のようだが、なかなか市場に上がってこない魚のようだ。コリコリと歯触り良い触感と淡白な味わいは美味。おかあさんとお父さんの二人で切り盛りしてるみたいで、ザ・民宿でした。でもトイレはウォシュレットだったんで、良かったです。
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