浮島ヶ原自然公園 一面の葦の間に小さな花

2022年09月17日(土) [日帰り]

天候

曇(南方海上に台風14号)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3連休初日の浮島ヶ原自然公園。アメリカザリガニ釣りに興じる親子連れが数組。賑わっていました。

今日は管理棟が開いていたので「浮島ヶ原自然公園ガイドブック」を買うことができました。とても読み応えのあるガイドブックです。

「アシ」「ヨシ」の両方の名前が使われていますが、古事記などの表記からみてアシが本来の名前。伸び始めたアシを「葭」、穂が出る前のものを「蘆」、花が咲いたものを「葦」、枯れたものを「芦」と書くそうです。(浮島ヶ原自然公園ガイドブック)

台風前で天気は下り坂。富士山は雲の中でしたが愛鷹山はよく見えました。一面のアシの間にはよく見ると小さな花が咲いています。

シロバナサクラタデ。清楚な白い花です。

アシの間にいっぱい。湿原中に咲いていました。

シロバナサクラタデに巻き付いたツルマメ。

ツルマメは大豆の原種と考えられている。(浮島ヶ原自然公園ガイドブック)

ヤブツルアズキはアズキの原種とされており種子は食用になる。(浮島ヶ原自然公園ガイドブック)

ミゾソバ。

アシの根元にかわいいピンク。

コバノカモメヅル。まだ咲いていました。

花が白いものは、アズマカモメヅルと呼ぶことがあります。(浮島ヶ原自然公園ガイドブック)

メドハギ。

アレチヌスビトハギ。

ノブドウの実はまだ色付く前。

エゾミソハギはもう終盤。

アレチハナガサ。

駐車場のクズ。甘い香りが漂います。

感想

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シルバーウィークは台風14号が日本接近上陸の予報。雨が降る前に富士市での用事を済ませ、浮島ヶ原自然公園に寄りました。アシ（ヨシ)の間にシロバナサクラタデやミゾソバなど、小さな花があちこちにいっぱい咲いていました。

管理棟が開いていて念願の「浮島ヶ原自然公園ガイドブック」を購入することができました。また、散策中に「富士自然観察の会」のスタッフの方とお会いし、湿原の植物について興味深いお話を色々していただきました。「富士自然観察の会」の方々の御世話のおかげで、季節ごとに咲く貴重な植物を観察できていることに改めて感謝です。