記録ID: 475608
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沢登り
札幌近郊
大滝高巻き中に転落 定山渓天狗岳〜岩魚沢右股〜
2014年06月28日(土) [日帰り]
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
|
写真
撮影機器:
感想
定山渓天狗岳の岩魚沢右股で大滝を高巻き中に、手をかけてホールドにした1m角ぐらいの大岩がぐらりと動いたかと思うと滑り出し、岩もろとも高低差10mほどを転落してしまった。
GPSの液晶とコンパスは割れ、時計はどこかに吹き飛び、両膝・腿や左手首、股関節、下腹部など、全身打撲のような状態だったが、幸い頭部は無傷で、両足も折れておらず、なんとか歩けたので、2時間で登ってきた沢を3時間かけて下り、ヒッチハイクとバスとタクシーで帰宅した。
下の方から浮石・“浮き木”が多く、気をつけねばと思っており、ここの登りでも、岩が安定しているようには見えず、これが落ちたらヤバいなとわかっていたのに、突っ込んでしまった。
後から考えると、そもそもこの左岸側の浅いルンゼ状の高巻きには無理があった。最初に行けるなと思ってしまったのが間違いで、途中から、かなり傾斜がきついと感じた時点で戻っていればよかったのだ。それを「木のところまで行けば何とかなる」と無理をしてしまい、行き詰まるという、ありがちだが、してはいけないミスを犯してしまった。正解は、もっと手前から右岸側を大きく高巻くルートだったようだが、体調不良・寝不足で遠回りは避けたいという意志が働いてしまった。
技術や判断能力のなさを反省するとともに、歩けたからいいようなものの、頭部や足をやられていたら...、と改めて沢登り単独行のリスクを痛感した。それに、もし石の下敷きになったり、下に誰かいたらと思うとぞっとする。
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