鳥海山・象潟口（SEA TO SUMMIT見学からの鳥海湖周遊）
nmgaro
- GPS
- --:--
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,220m
- 下り
- 1,202m
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| 天候 | 薄曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
大会参加者の分、人が多かった |
| その他周辺情報 | 十六羅漢のラーメンは評判が良い |
写真
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1位の選手（多分）が颯爽と登っていく。海岸で4�劵�ヤック漕ぎ、自転車で21�凖个辰晋紊覆里法�1時間半後には御室まで到達してたそうだ
STS参加者は新山まで行かないのか、大会ルールで行っちゃいけないのか・・・山頂まで到達してこそ、本当の「SEA TO SUMMIT」だとは思うが（笑）
装備
| 備考 | ホットドリンクの粉を忘れた |
|---|
感想
連休は泊まりで万助小屋に行こうかとも思っていたが、モンベルが「SEA TO SUMMIT鳥海山」なる大会（以下、STS）をやるみたいで、どういったものなのか見学がてら象潟口から登る事にした。
STSは大会といってもコースがコースだけに割と地味で、スタッフと選手、それとサポーターが散らばっているような状態だった。観客として色々見に行ってたのは私だけかもしれない。とは言っても、ハッキリ言って観ていて面白いものではなかった（笑）。もう人が増えすぎて、鉾立〜千蛇谷〜御室の道のり自体が下界のような雰囲気、というか非日常感が削がれているというか・・・正直、STSに全く興味の無い登山者達にとっては困る事の方が多かったんじゃないかな。なんか、STS自体がロードレーサーの為のイベントみたいになっていて、御室で食事している選手に声をかけたら「自転車はずっと乗っているけど、カヤックとハイクはほとんどやっていない」と言っていた。失礼だが、「ああ、やっぱり」と思った。
実を言うと私は夏道の鉾立〜千蛇谷コースがそんなに好きではない。コース自体は歩きやすいが、ハイカーの客層が良くないと思う。
私の考えだが、いくら速く登れても百名山完登してもエベレスト登頂した人だとしても、マナーを知らない人はバカだと思うしマナーに感心の無い人は最低。偶然だと思うが、トレランまがいの軽装人間が登り優先なのも知らないで譲りもせずドカドカ挨拶も無しに下っていくのを千蛇谷あたりでは毎回見かける。譲らない、挨拶をしないというのは視野が無いという事で、私自身が視野の狭さによって結構失敗している為、歩くのが遅い人なんかよりずっと情けない。
普段、私は他の人よりちょっとばかり歩くのが速いので道を譲ってもらってばかりだが（もちろん、下りの時は譲る様にします）、今回はSTSの選手はもちろんそれ以外のハイカーでもやたら速いのが混ざってたりしていた。だから、今回はなるべく譲る事に慣れようとゆっくり歩いた。しかし途中、STSの参加者で「厚意で譲ってんのかただ休んでるだけなのかわかんねーよ〜。」と談笑しながら下山していたのがいた。・・・それをハッキリさせる為の挨拶なんじゃないのかな？ちょっと黙っていられなかったので、「あ、どうぞ。私は厚意で止まってますので。」と言った。相方の人は「あ、スイマセン！聞かれてましたか〜（笑）。」と、サラッと受け流せてたが、本人は無言だった。こういう人がいるとせっかくの山登りだって楽しくなくなると思う。
帰りは混雑を嫌って外輪コース〜鳥海湖という風に行こうと決めた。普段はもうちょっと速く歩いているはずなのだが、STSの様子を見て認識が変わった。アホくさくなったというわけじゃないが、つまらない登り方はしたくないと思ったので、人の少ない道をのんびり歩く事にした。
賽の河原からまた人の多い所を歩く事になるが、そこは割と早足で下りていった。その頃にはSTS参加者でも急いでいる人はいなくて後ろから抜かれる事も無かった。
今回、STSを見学してみて思ったのが、「大会やってる時は同じコース登らない方がいいな！」という事だった（笑）。まあ、そうでなくとも、無雪期の鉾立コースはひとまず卒業ですな。
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