東鳳翩山 - 星を求め再び
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
コースタイム
- 山行
- 0:52
- 休憩
- 5:18
- 合計
- 6:10
降りは眠たくて(0:29)
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先週に引き続き、星を撮りに東鳳翩山へ。
20日夕方〜21日早朝まで晴れマークだったので、零時過ぎから登る準備。
真っ暗の県道64号を嫌がる嫁を説得し、地蔵峠近くまで。
見上げると満天の星。
これは期待できるぞ!
意気揚々と登り始めるが、5分後(登山口から300m歩いた辺り)で驚愕の事実!
今回は結露防止用レンズヒーターのモバイルバッテリーを忘れた...orz
前回はレリーズを忘れ、今回も...
せっかく満天の星空が広がっているというのに、結露してはどうにもならないじゃないか!
家まで戻るか?
いや、嫁をまた呼び戻すことは不可能に近い。
しかも、戻っているうちに曇るかもしれない。
ここは結露を警戒しつつ、レンズ枠を手などで温めてながら少しづつ撮ろう。
そう決めて、山頂を目指す。
途中、登山道の上に枝の無い、空に開け放たれた場所で足元の草に目をやると、夜露は付いておらず、葉は乾いていた。
これは...イケるかも!
結露の心配なく撮れるかもしれない。
山頂に到着すると、急いで準備してレンズを空に向ける。
まずは、ぐるぐる写真を押さえておかねば!
で、8分開放しっぱなしで撮ってみると...(≧▽≦)ヤッチマッター
空が白くなった。
失敗、失敗。
それならば、コンポジットしてやる!と、20秒露光で連続撮影セット。
ノイズリダクションをオフにしてるので、次のシャッターまでインターバルをおかなくても良い。
カメラをほったらかし、夜食のおでん&熱燗を準備してしばらく。
そろそろ25枚くらい撮ったかなというあたり(約8分経過)で人の気配を感じた気がした。
それから少し経ち、遠くから声が聞こえる...。
数分後、二ツ堂コースから登ってくるヘッデンの明かり二つ。
(※駄洒落ではないです)
マジですか!?
まさか、2時に登ってくる人が自分の他にもいるなんて!
これはマズい...まだぐるぐる写真も充分な枚数は撮っていない。
ここでライト照らされたら(汗
おでんを頬張り、熱燗で流し込みながら考える。
ポクポクポク...チーン(゜∀゜)!!
あの位置から山頂に到着するまで、あと5分は掛かりそうだ。
それならなんとか十分な枚数は撮れるかも。
むしろ、問題は広がって来た薄雲のほうかもしれない...
で、5分後に登って来られたのは、同じく「今日なら星が綺麗に撮れそうだ」と登って来られた山口市の親子でした。
お子さんは小学5年生(男)くらいでしょうか。
私の撮影の方はセーフ。
さっきまで輝いていた星も懸念していた薄雲により隠されてしまいました。
親子は山頂にテントを張って朝まで仮眠するそうです。
設営が終わるまで、私は独り冷えた熱燗を飲みながら雲の切れ間を見付けてはシャッターを切る。
しばらくして、設営が終わったお父さんと話をする。
黒霧島と柿の種、ベビースターを分けて頂いた。
お子さんは既にテントの中で夢を見ている。
「お子さんと山でテン泊なんて羨ましいですね」
「私もテント欲しいんですけど、なかなか手が出なくて...」
なんて世間話をお父さんと1時間ほど。
4時を迎える頃、気温も下がって眠たくもなって来た。
「冷えてきましたし、どうぞ、お休みになって下さい」と、それぞれの場所へ。
私はそのまましばらく空を見ていたが、あまりの眠気にベンチに横になってみた。
いつの間にか夢の中へ、20分ほど眠ったのだろうか。
目を開けると黒く上に広がっていた空は、水色を帯びた青色へと変わっていた。
陽が昇る頃、朝食にチキンラーメンを作って食べた。
ハイカーもポツリポツリ登って来はじめた。
最初は老夫婦。
次は単独の青年?
その次は年配女性2人組
山頂のテントからは時々、小さくイビキが聞こえてくる。
いいなぁ、心地良い眠りなんだろうなぁ。
テント欲しいなぁ。
06:55、テント内で夢見中の親子に向け、外から静かに挨拶をして下山する。
私の眠気もピークに近い。
酒というより、眠気で階段を踏み外さないように、注意しながら降りる。
帰宅した私も夢の中へ。
夜遊び楽しそう!&とてもキレイです。
Hans-R1さんのような知識も技術もないので、星空だけでも撮れるようになりたいなーと思うのですが、財布的にもなかなか・・・
やっぱ気持ちが焦ると忘れ物しますよね〜。ニヤリしてしまいました。。
毎回持っていくようなものじゃなければ余計に。
東鳳翩山にしても右田ヶ岳にしても、
今回こちらへ来なければ知りえなかった名峰を味わえて良かったです。
僕もいつか子供と星空見ながらテント泊したいな。。
おはようございます。
山の夜遊び楽しいですよね(ちょっと怖いですが
私も昨年夏に星景写真に目覚めて始めたばかりで技術も知識もヘッポコですよ。
当然、自分が思い描くようには撮れないのですが、
それでも普段肉眼で見れないような写真が写ってると、満足しちゃいますね。
最近はコンデジにも星空撮影モードが付いた機種があるみたいですし、ぜひチャレンジを。
忘れ物、気を付けるようにしているんですが、やはり、ウキウキ気分で焦ってしまうのか、
最近は多くなってる気がします...
はっ!もしや、これは老化現象というやつでしょうか(汗
撮影に必要ってだけの物なら、いいですが、山で必要な物を忘れるともしもの時に怖いですね。
気を付けねば。
Mahitoさんのレコを読んで私も有名無名に限らず、他県の山に登って、その魅力を感じたいなと思いました。
初めまして。所用で山口に来たので、どこか山に登ろうと思い検索してHans-R1さんのレコに行き着きました。お蔭様で楽しく東鳳翩山に登れました。ありがとうございました
wakatakeyaさま
(こちらのコメントより先に)レコ拝見致しました。
山行記録一覧に「東鳳翩山」の文字を見付けて、どんな人がどのコースを登ったのかなとワクワクしながら見たのですが、感想を読み進めると自分の名前があってびっくり。
参考になるようなレコだったら良かったのですが、お恥ずかしい限りです
でも、天気も良く山頂からの景色もまずますだったようで何よりでした
この度はありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する