追悼・・・寒水沢

2006年07月23日(日) [日帰り]

コース状況／危険箇所等

第1の大滝で、滑落事故は起こった。
山友達で、仲間だった奈良岡さんは、帰らぬ人となってしまった。
奈良岡さんのご冥福をお祈りいたします。

写真

7/23 7:47

楽しい沢登りだった
奈良岡さん、奥中央

7/23 8:40

最後の奈良岡さんの姿です

撮影機器：

FinePix F710 富士フイルム

感想

citrus

友の死が風化しない様、あえて載せていただきました。

この事故から、私の山登りの傾向が変わりました。
「人を助けるためには、自分が強くならなければいけない」私はそう考えました。

その為に安全登山を遂行できる技術を身につけなければいけない。
そこで・・・今の会にいる限りそれは不可能と判断しました。
そして・・・有志で新しい山岳会をつくり、山の技術アップを学びました。

それは、あえて自分を危ないところに身を置いて体験することが一番の近道と考えます。
危ないと感じる範囲は人それぞれですが、山で死なない為の最低技術、つまり、己の体力の限界、危険の洞察力、危険回避は、普段のハイキングでは養うことはできなかったと思います。


2016年。
一度大病をし、登山再開は難しいと思いましたが、日々のトレーニングで岩木山は登れるようになりました。
しかし、60歳になった今でも、残念な亡くなり方をした奈良岡さんの死が悲しいです。