花見山そして三春・滝桜
- GPS
- 03:25
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 199m
- 下り
- 180m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 3:25
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・JR三春駅⇔滝桜(福島交通、臨時バス17分、往復1000円観桜料込) |
コース状況/ 危険箇所等 |
花見山公園バス停から公園までは徒歩約15分、花見山公園内は30分、45分、60分の3コースが設定されている。60分は花見山頂上を経る1周コースで30分と45分はその途中でショートカットされる。 そのほか、花見山周辺の景観を眺めるコースとして花の谷コース(50分)がある。 花見山60分コースと花の谷コース、さらに物産広場横の高台までゆっくり廻って3時間ほどだった。 滝桜はバス停から徒歩5分ほどの所にあリ、途中のお店に寄る時間も含めて往復1時間ほどだった。 |
写真
感想
写真家の故、秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」として広まったとされる花見山にでかけた。
山梨塩山の桃源郷は文字通りのモモの花主体だが、こちらはサクラ以下様々な花が咲き競う桃源郷だ。
これが一般農家が育ててきたとあるので2年前に行った神奈川の城山カタクリの里に似てはいるが、ひと山全体となると随分とスケールが大きい。
さて、臨時バス「花見山号」を降りると、菜の花や桜などが目にとびこみ何やら非日常的な桃源郷に来た気分にさせてくれる。
朝一番のバスだが花見山まで人の列が続き、久しぶりの天候良化のせいか賑わっている。
頂上までゆっくりとした道を、サクラ、モミジ、レンギョウ、ボケ、ハナモモ、ユキヤナギなど色とりどりの華麗な花々を眺めながら、同時にカメラのシャッターを切りながら登って行く。
道脇の花だけでなく眼下の周辺地域の景観や福島の町並みが展望できるポイントもあって楽しい。
さらに頂上からは吾妻連峰が遠望できるが、白い空に白い峰で少々見難いのが難点だ。
60分コースを歩いて花見山入口に戻って時計を見ると2時間近くかかっていて、そんなにと驚いてしまう。
ここから花の谷コースを歩く。ここまで足を伸ばす人が少ないようで人影は少ない。要所にビューポイントの標識があり、間近で花見山の全体を眺めるポイント、そしてバックに吾妻山を眺めるポイントがある。ここから見る吾妻山にかすかにではあるが雪うさぎが見れるのが嬉しい。
花見山周辺地域も花見山本体に負けず花々が美しく、地域全体でよい調和を保っているようだ。
最後に物産ひろば横の高台に登り、花見山の反対側の別の角度から花見山周辺や福島の町の展望を楽しんだあとに、次の目的地、滝桜に向かった。
福島県のもう一つの花の名所である滝桜へは福島から郡山経由で三春に行く。現地に着くと驚いたことに混雑は花見山の比ではなく、マイカーで道路は大渋滞、駐車場には10台ほどの大型観光バスが止まっていた。
バス停から滝桜まで長い列をなしていて一体どうなることかと思っていたが、現場での桜見物には思ったほどの支障はなかった。
さて、天然記念物の樹齢千年のシダレザクラ、豪快で繊細な美、ぐるりを一周、下から、上から、横から十分舐めるように鑑賞する。なるほど苦労してここまで来て見る価値のあるものだと思う。
今回は山歩きではなく、福島の二大観光地を巡る花の旅だったが、満足できるものだったと思う。
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