(下尾崎)→秋山二十六夜山→朝日山(赤鞍ヶ岳)→(竹之本)
- GPS
- 05:44
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 971m
- 下り
- 888m
コースタイム
↓(ツアーバス)
下尾崎 0947 0957
↓
二十六夜山下 1104 1118
↓
二十六夜山 09:13 1124
↓
棚ノ入山(タンノイリヤマ) 1230 1245
↓
サンショ平 1252
↓
朝日山(赤鞍ヶ岳) 1334
↓
朝日山下 1342 1402
↓
竹之本 14:13 1531
↓(ツアーバス)
新宿 1845
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
棚ノ入山と朝日山の間の尾根で、一部(5mぐらい)崩壊しているが、特に危険な感じはしなかった。 |
写真
感想
今回は、アミューズトラベルのツアーを利用して楽をする・・・というか、道志山塊は公共バスが無いので、ツアーかTAXIを利用するしかしょうがないのだが、TAXIは高すぎるのでツアー(\8000)を利用することにした。
朝、いきなり調布での事故渋滞に巻き込まれ、一般道で国立府中まで、相当時間をかけて行き、どうなることかと懸念する。それでも、九時半頃には、下尾崎に到着する。バスは、下尾崎の二十三夜の碑があるところで曲がり、川に沿って少し登って行き、最後の民家前にある橋のところで下車する。橋の向こうが登山口になっている。広葉樹林と針葉樹林が交互に現れる登山道をゆっくり登って行く。落ち葉が多く、滑りやすい。かなり急なのだが、一昨日の山歩きで体が慣れているのか、快調であった。
1時間半ほど登り、二十六夜の碑があるところで小休止して、おにぎりを食べる。この場所は、江戸時代、陰暦正月と7月の26日の夜、二十六夜(夜半に上る下弦の三日月)待ちした場所とのこと。こびろく開けていて、今では雑木が育っているが、江戸時代には見晴らしが良かったものと想像できる場所で、月を待ちながら酒盛りをした光景が目に浮かぶ。他にも、都留と伊豆半島に、二十六夜山がある。二十六夜待ちは、江戸でも盛んで、三日月の地球照の所に阿弥陀仏・観音・勢至の三尊の姿が見えることから信仰されたらしい。碑から少し登ったところが二十六夜山頂で、残念ながら樹林に囲まれ、展望はあまり無い。ガイドさんによると、江戸時代には、隅田川の帆掛け船まで見えたらしい。また、元の名前は、タカネヤマだったとのこと。
二十六夜山から、道を少し戻り、棚ノ入山(タンノイリヤマ)へ向かう。しばらくは、針葉樹林や広葉樹林の中を緩やかに下って行くが、最後に150m程のかなり急な直登が待っている。落ち葉が多く滑るのでちょっと歩きにくい。左手には、二十六夜山が低い。遠くに都心(八王子という意見もあった)も見える。登り切った少し先が棚ノ入山山頂で、谷を挟んで、朝日山が見える。富士山も、頭だけ見える。ここで、再び休憩し、パンを食べるが、風がかなり冷たく強いので、早々に出発となる。
棚ノ入山から、緩やかに下った所が、ひなづる峠への道を分けるサンショ平で、南へ針路を変え、U字型に回り込んだ痩せ尾根を行く。朝日山への登りにかかる手前が、少し崩壊しているが、危険というほどではない。しばらく雑木林の中を行く。遠く、雲取、大菩薩、三つ峠につながる山々が見える。南アルプスには、雲がかかっている。朝日山への最後の登りは、またまた、150mぐらいの直登になっている。朝日山山頂も、木々に囲まれ展望は無い。山頂から少し下った先が、すすきの広場で、富士山や丹沢方面の眺めが良い。ここで、最後の小休止となる。風もなく、天気は良く、眺めも素晴らしい。
朝日山からの下りは、かなり急で、落ち葉で地面が見えないので、ゆっくり注意して下りる。一時間半ほどで、林道に出て、少し歩くと村内に出た。待っていたツアーバスで、藤野のやまなみ温泉へ行く。帰りも、調布での事故渋滞に巻き込まれるが、思ったほどの事は無く、19時前に新宿に着く。
まったく他の登山者と会うことが無かった。とても気持ちの良い山道だったので、やはり、公共交通機関が無いことが影響しているのだろう。
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