佐渡山 雪庇崩落で冷汗
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コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
佐渡山の稜線は雪庇が発達していますので、踏み抜きには十分気をつけてください。 今回、稜線の内側を歩いていたつもりでしたが、足元からスパっと切れ落ち冷汗ものでした。 |
写真
感想
黒姫山、佐渡山、乙妻山のスタート地点である大橋に着くと駐車スペースに工事現場事務所が建っていたので路駐することに。
既に何組か入っているようで、林道はトレースができているが、今日はラッセルを強いられるのは間違いなさそうです。先行していたご夫婦も佐渡山へ行くようですが、手前の尾根から取り付くようです。こちらは奥の尾根から佐渡山を目指します。
膝上のラッセルで早くも汗がだらだらです。交代しながら進みますが、Wさんは相変わらずパワフルで、どんどん先へ行ってしまいます。稜線に出ると東側に黒姫山、西側に高妻山がお出迎えで、ラッセルした甲斐がありました。
稜線に出れば佐渡山はもうじきです。所々雪庇が張り出しているので、踏み抜かないよう稜線の内側を意識しながら進みます。その時です。足元からズズズっと音が聞こえてきました。とっさに稜線の内側へ移動した瞬間にドドドっと鈍い音ともに雪庇が崩れ落ちました。何とか難は逃れましたが、足がブルブルガクガクです。本当に雪庇は本来の稜線と区別がつきにくいことが身を持って感じました。
佐渡山山頂からは高妻、金山、頚城三山、黒姫、志賀高原の山々、四阿、浅間そして富士山も望め最高の景色です。風も無くのんびり景色を楽しみながらお昼を取りました。
滑りは当初、西側の斜面を滑ったあと、山頂まで登り返してから北東の斜面へ行く予定でしたが、ラッセルが厳しいので来た方へ素直に滑ることにしました。
西側の斜面を少し楽しんだ後、標高を落とさないよう水平移動しながら東側の尾根の日陰の東面を滑りました。Wさんは革ブーツですが、深雪のなか華麗なテレマークターンをきめながら滑っていきます。自分はセミファットの板を履いているくせに転んでは雪のなかでもがきまくりでした。
下山後、戸隠中社ゲレンデ駐車場にある神告げ温泉で温まってから帰りました。
teruzo-さん、佐渡山お疲れ様でした。
それにしても佐渡山の稜線の雪庇崩れの写真には、本当にひやっとしてしまいました
雪庇の踏み抜きに注意したいですね
佐渡山の稜線の雪庇の踏み抜きには十分注意していたのですが、相方の通過後、私が歩いていたら、切れ落ちてしまいました
11枚目の写真で分かると思いますが、足元から音がした瞬間に木のある方へ必死で逃げました
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