MERU(試写会)

標高5,000m付近
日が落ちれば氷点下29度の冷え込み
岩壁に吊るしたテント内…
「普通の人には地獄だろう。俺達には天国だ」
上方からの雪崩が音を立ててテントの脇を滑り落ちる…

過酷で人を寄せ付けない難峰へ挑む3人。
内、メンバー2人がカメラマンとして撮影したドキュメンタリー『MERU』試写会へ行ってきました。

挨拶に立ったジミー・チン氏は「普段山に行かない人達にも『山は良い』と共感して貰えるような作品にしたかった」と語っていました。
サンダンス映画祭 観客賞受賞作品

常に 安全とリスクを考えた冷静な状況判断、的確なクライミングスキル、メンバー間の信頼・葛藤、天候…少しでも歯車が狂えば…登頂は断念することに。

先に逝った師・仲間への思い、各自が抱える問題…。全てを乗り越えた末に立つ山頂。
その場に初めて立った人しか味わえない絶景を彼らは私達にも見せてくれています。

山は…楽じゃない。。
でも、心から求め、楽しむ3人の姿は必見。