こんにちは。
岳沢小屋へ聞いてみました。
実は小屋の支配人氏は南岳小屋支配人時代からの知人です。

テント場について、
張れない事はありうるのか？
何時頃に一杯になるのか？

やはり小屋としても具体的な時間には答えかねるようでしたが、8月の平日（8日9日辺り）であれば一杯になる事はないでしょうとの事です。
ただし一杯にならない保証はなく、一杯で上高地へ下りて頂く可能性もゼロではないとの事で（これらは可能性の話です）、心配なら早めに到着されて下さいとの返答でした。

・岳沢小屋の公表テント場数は３０。
・受付順に指定地の好きな場所へ張る、予約は不要（予約しての事前確保も不可）。
・テント泊で食事を小屋へお願いする事は小屋の宿泊者が定員に達していない限り可能。その場合は事前予約が必要。

以下は個人的な見解です。
穂高登山者で岳沢テント場を利用する登山者は、徳沢・横尾方面と比べて少なく、基本的には朝一で入山できない方が午後に到着して張るケースが多い。

テントが多くなるのは、好天の週末。あるいは残雪のバリエーション期、紅葉の時期。
指定の３０は実際にはおおよその数字で、槍の肩のように数が指定一致している訳ではありません。
それ以上張られる事や、快適度を度外視すればスペース自体はなくはないです（岳沢で幕しようと前穂から下りてきた登山者が、一杯で良さそうな場所がないので上高地まで頑張ると言うケースはあっても、穂高岳登山を目的とした登山者が上高地から登ってきて一杯だから再び戻るケース及び小屋が戻るよう進言するケースは荒天か途中中止を除けば恐らく過去にもないと思います）。

ただ、読めないのは岳沢目当ての登山者あるいはハイカー。岳沢小屋支配人氏は南岳時代よりファンが多く、また営業努力によって岳沢および岳沢小屋のみを目的とした客が意外に多いと言う点です（割合としては小屋泊まりの方が多いと思いますが、中には早めにテント張ってまったりしている方もいます）。
もちろん、岳沢自体が良い場所だからでもありますが。

何れにしてもmiccyanさんの計画の日程ですと、到着が遅くなったとしてもテント場が一杯で張れない事はまずないと思います。
お昼か午後の早い時間であれば、小屋から遠すぎず、地面も良好な場所を確保出来ると思います。

長文失礼しました。
快晴の穂高を楽しめるよう願っております！