finetrackのドライレイヤー上にはウールを着ます。しかし、肌に戻らない汗はどうなりますか？冷たく感じ着心地が合いません。冬のレイヤリングでは薄いウールの上に化繊のベースレイヤーを着ます。理由は汗は乾く際に体温を奪うので、ウールで保温、温度調整、化繊で吸湿発散の仕事をさせます。夏は逆です。でも、日本の山では、キャプリーン2のような化繊で十分です。ちなみにキャプリーン2は前期のモデルのほうがていいですよ（笑）

2,000メートル程度の冬山に限定してお話すると、ドライレイヤーは使用していませんが、ベースレイヤーはパタゴニアのキャプリーン2を使用しています。色々試しましたが、汗をかいても冷たくならず、良好です。参考までにミドルにはキャプリーン3かR1フーディ、アウターはソフトシェルジャケットかニュウモラップフーディを着用しています。あと停滞時の防寒用にナノパフを携帯しております。
冬山は汗が大敵なので、頻繁にレイヤリング、ファスナー上げ下げ等で温度調節するのが基本です。