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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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甲斐駒ヶ岳
質問2015年01月26日 11:06 (2015年02月06日 20:50更新)
よく質問をしてすみません。こないだ、南アルプスの本を読んでいたのですが、そこに「甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根」と書いてあり、とても興味を持ったので、皆さんの山行記録を拝見させていただいたのですが、いまいち、標高差が大きいことが問題視していなかったので、もし登られた方がいらっしゃいましたら、教えていただきたいと思います。また、北沢峠から上るルートとどちらのほうが、より南アルプスを楽しめますか?どうぞ返答をよろしくお願いします。
また、可能でしたら、途中の七丈小屋の様子や、夏季の混雑状況につきましても教えていただけると幸いです。
回答2015年01月28日 03:56 (2015年02月06日 20:50更新)
初めての甲斐駒なら北沢峠からが良いと思います。
2000mまでバスで行けて楽です。
仙水峠手前にある仙水小屋は、数ある山小屋の中でも特に食事が美味しい山小屋です。
去年の8月20日に、黒戸尾根の七丈小屋でテント泊しましたが、この時は自分一人の貸し切りでした。
小屋の前に美味しい水が流れています。
お礼 
ありがとうございます。北沢峠からのルートは短距離でいいと思いますが、私としては、それでは甲斐駒の魅力をあまり感じられないのではないかと思っています。なので、意見を参考にして黒戸尾根に登りたいと思います。
回答2015年01月27日 20:54 (2015年02月06日 20:48更新)
1月中旬に日帰りで行きました。10時間30分もかかりましたが、とても面白いルートだと思います。小屋泊の予定だったのですが、小屋の主人のアドバイスに従い、日帰りで行きました。次の日が大荒れでしたので、適切な判断に感服しました。景色にせよ、道程にせよ山の醍醐味を満喫できると思います。
お礼 
七丈小屋がそんなにいい小屋だとは知りませんでした。ぜひ泊まってみたいです。ありがとうございます。
回答2015年01月27日 19:47 (2015年02月06日 20:47更新)
黒戸尾根おすすめします。
甲斐駒ケ岳の歴史を感じられ、登頂したときの喜びは素晴らしいと思いますよ!
標高差と距離は尋常ではないですが、他の方も書かれているように、とても整備されて歩きやすいルートです。
大変なルートなため、ちゃらちゃらした若者は少なく、ベテランでマナーのある方が多い気がします。。七丈小屋やテント場も他の山域ほどの混雑はないのではないでしょうか。
私は登山を始めて毎年訪れていますが(登山口のある北杜市在住ということもありますが)、何度登っても素晴らしいルートです。
お礼 
ありがとうございます。私も若者がちゃらちゃらしているのはとても気になります。落ち着いて登山できそうです。
回答2015年01月27日 14:23 (2015年02月06日 20:46更新)
黒戸尾根は夏でも人影まばらです。七丈小屋もキャンプ場もひっそりとしてます。ここで水は補給できます。日の出の2時間半まえから登りだし刃渡りで夜明けになるように登るのがコツです。単調な樹林帯は暗い内に涼しい内に抜けちゃいます。

北沢峠から登るなら北沢峠で1泊して甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳と登ると良いと思います。ただ、どちらも北沢峠から登ると楽すぎて時間を余してしまうので山小屋ではなくキャンプ場が楽しいです。バス停から近いので食べ物に飲み物に山ほど持ち込んでキャンプが楽しめます。

ちなみに、黒戸尾根は五号目で心が折れて下山する人も居るくらいハードなコースです。5合目まで3時間半、そこから山頂まで3時間と普通のコース2個分は軽くあります。

黒戸尾根と早月尾根は押さえておきたいコースですね。
お礼 
ありがとうございます。私も早月尾根には興味を持っています。ぜひ一度ご一緒したいです。
回答2015年01月27日 11:01 (2015年02月06日 20:45更新)
こんにちは。
南アルプスは大好きな場所なので何度も何度も歩いています。
甲斐駒ケ岳へのルートはいくつかありますが、多くの方が登られるのは北沢峠からのルートかと思います。北沢峠までバスで行き、大抵の方は日帰りが出来る感じです。こちらからのルートは樹林帯からゴーロ、ちょっとした岩場と短いコースながらも変化がありきちんと整備されて歩きやすく面白いルートだと思います。双子山経由のルートや、駒津峰からのルートと周回するようにも歩けます。
夏は北アルプスのようにたくさんの登山者で賑わっていると思います。

一方黒戸尾根は日本三大急登の一つ。
標高差2200m以上。距離も往復で20キロ以上の長大な尾根です。
歴史ある甲斐駒ケ岳の表参道。
伝統的にはこちらが“正規”のルートと言ったところでしょうか。
いつになったら終わるの?っていう急で深い大きな大きな森を歩き、多くの梯子や鎖のかかる道を抜け七丈小屋へ、ようやく眺望が開け八合目を通り、岩場を越えれば山頂です。
登山道には多くの石碑や石仏などがあり、歴史を感じます。最近は一昔前に比べ人が増えてきたように思いますが、体力は必要としますが技術的には難しいところは無く北沢峠からのルートに比べれば静かに歩けるでしょう。

七丈小屋には農鳥小屋のご主人と並び、南アルプスの名物オヤジがいます。
イロイロとルールやマナーには厳しいですが、一年中ほぼ一人で甲斐駒の登山道を守り続けている本物の山男です。小さな小屋ですので最盛期は混雑もあったり一人で切り盛りしているので過度なサービスは期待できないかと思います。

北沢峠からのルートも、黒戸尾根もどちらもそれぞれ魅力のあるルートだと思いますがどちらが南アルプス、甲斐駒ケ岳をより楽しめるか?というご質問でしたら文句なしに黒戸尾根からのルートでしょう。日程や体力にに余裕があるのならば黒戸尾根を登って北沢峠に下るなんていう両方楽しめる歩き方も面白いですよ(^_^)/
お礼 
ありがとうございます。私も黒戸尾根にチャレンジしてみたいと思います。