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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:山の情報

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峰の茶屋方面からの浅間山登山について
質問2015年01月28日 09:22 (2015年01月30日 20:31更新)
お世話になります。週末に浅間山登山を計画しているのですが、昭文社の地図などでは、峰の茶屋方面からの登山については小浅間より先は進入禁止と書かれています。しかし、この時期は小浅間を超えて東前掛あたりまで登るレコをよく見かけます。

実際のところ、峰の茶屋方面からの登山はどこまで許容されているのでしょうか?また、噴火警戒レベルでは山頂付近500m圏内が立ち入り禁止となっていますが、小浅間より先の規制は火山とは別の理由によるのでしょうか?

ご教示いただければ幸いです。
回答2015年01月30日 08:57
こんにちは。
full_nobuさんが書かれているように、該当エリアは災害対策基本法により立ち入りが禁止され、許可なく立ち入ることは「違法行為」になります。
自己責任における登山ではなく『犯罪』です。
ちなみに災害対策基本法の違反者は10万円以下の罰金又は拘留と記されています。

ヤマレコ等でこのエリアへの山行をアップすることは自らの違法行為を披見していることになります。
回答2015年01月29日 13:45 (2015年01月29日 15:40更新)
こんにちは。

軽井沢町のHPに「軽井沢町では、災害対策基本法第63条第1項の規定により、火口から4キロメートル以内を警戒区域に設定し、立ち入りを禁止しています。よって軽井沢町側から浅間山への登山はできません。小浅間山と石尊山への登山道2コースに限り入山できます。」とあります。
http://www.town.karuizawa.nagano.jp/ctg/01808200/01808200.html
お礼 
full_nobuさま
ご回答ありがとうございました。軽井沢町のページに記載があったのですね。調査不足でした。

周辺市町村の防災関連情報を洗ってみましたところ、どうやら鬼押出を含む北斜面全域にまたがる嬬恋村、西部第一外輪山を擁する小諸市、剣ヶ峰を含む南西斜面にまたがる御代田町、石尊山および小浅間を含む南東斜面にまたがる軽井沢町のすべての市町村において、基本的には火口から4km圏内は立ち入り禁止になっており、一部登山道のみが噴火警戒レベルに合わせて例外的に入山が許可されているということが分かりました。

したがって、噴火警戒レベルごとの規制範囲は実質的に登山道を対象としたもので、それ以外は周辺市町村すべて原則として4km圏内は立ち入り禁止ということのようです。

おかげさまで浅間山の現状が大変よく分かりました。ありがとうございました。
回答2015年01月29日 09:13 (2015年01月29日 13:43更新)
峰の茶屋からの登山は禁止なので、本当は禁止です。笑
でも夏冬問わず登っている人はいますね。自己責任です。

小浅間より先の規制が火山の規制とは別か・・・と言うと、現在だと火口から500m以内が規制なので、もちろん東前掛付近までは規制の対象ではないです。
おそらく植生がなく、風・落雷や、特に冬場だとトレースを見失うと遭難の可能性があるから、公式な登山道ではないのだと思います。
まあ熟練されていて地図・コンパスも駆使できる方なら大丈夫かと思いますが(^^)
私はまだ冬は怖くて登れません(笑)
ここは登山道というより、工事用のブルドーザー道みたいなもんです。
(実際にたまーにブルドーザーが登っていくのが麓から見えます。)
お礼 
futohibさま
ご回答ありがとうございます。なるほど、やはり自己責任で、ということなのですね。入山規制というのはそもそもどの組織(市町村なのか気象庁なのかなど)が決めているのかよく分からないので、難しいですね。ありがとうございました。
回答2015年01月28日 15:42 (2015年01月29日 13:56更新)
浅間山への登山コースとして正規のルートは天狗温泉からだと思います。浅間山は活火山で、たえず噴煙が出ています。風下側は硫化水素などの気体が流れてくるので、息苦しいこともあります。峰の茶屋からのコースは、ちょうど風下側になりますので、要注意です。そういう意味で小浅間から先は禁止されているのでしょう。

ここからは私個人の勝手な考えですので、責任は持てません。
実は、浅間山は自宅から行きやすい山でもあり、40年以上前から数年に一度登っています。そのほとんどが峰の茶屋からです。以前は登山制限もなく、多数の方が峰の茶屋から登っていました。今で言う警戒レベルは1でした。
浅間山は観測がしっかりできており、噴火は予想できることが多いです。火山観測所の職員も、非公式にですが、「レベル1のときは噴火の心配はありませんよ」と話してくれました。
それですので、私は今も時々火口のわきまで登っています。夏期には他の登山者と一緒になることもあります。
でも、禁止されていることは間違いありません。他人に薦めることはしません。
答えにはなりませんが。
お礼 
seiyajinさま
ご回答ありがとうございます。あれだけ風の強い斜面でも、やはり斜面途中で硫化水素の影響を感じることがあるのですね。驚きました。参考にさせていただきます。ありがとうございました。