bottiさん、はじめまして。

http://www.forest-akita.jp/data/sansai/kuma-taisaku/kuma.html
下のほうの「クマと出会った事例２」がよく似てるような。

自分の場合、違った低音を２度ほど。表現すると
ブォブォブォブォブォブォブォ、ブォブォブォブォブォブォブォ、ブォブォブォブォブォブォブォ
５月の白山で、
ひとつは早朝別当出合〜中飯場、もうひとつは釈迦新道登山口の少し上で行きと帰りに。
正体不明ですが、恐いですよね。

初めましてmasaike55と申します。
仰る重低音は伊吹山の五合目スキー場跡付近でもよく耳にします。
どうやら送電線からのコロナ放電に伴う振動音だったようです。
鈴鹿には三重県尾鷲の三田火力発電所からの基幹送電線が多数走っているようです。
発電所から一次変電所までは数10ｋｍ〜数100kmの長大な送電をするために25万ボルトもの超高電圧が掛かっていて湿度の高い大気中では送電線から放電現象が発生します。１秒間に60回の空気振動が起きますので地鳴りのような重低音になるわけでしょう。藤原岳では白瀬峠上空を走っていますね。恐らく風下におられたのではないでしょうか。また重低音は共振を伴うので樹木や建造物も条件が合えば音源からかなり離れていても共振して音を出します。面白い現象ですね。

なぜそんな高電圧が必要なのかと思われるでしょうが、送電のための電線の太さには限界があり同じ太さの電線に流すことの出来る電流（アンペア=川の広さ）　は決まっており電力需要を満たすためには電圧（ボルト=川の早さ）を上げることで電力（川の広さ×川の早さ）をまかなうようになっています。関東では電力需要の多さから関西よりも更に高電圧の50万ボルトを送電しているようです。発電所から変電所を経て電圧を下げながらどんどん枝分かれして行き最終的に各家庭に電気が配られるわけですね。

でもあの音はいいしれない恐怖感を伴うイヤな音ですね。重低音や高音域は感じ方にかなりの個人差があるので気にならない方も大勢おられるようです。