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ヤマレコ質問箱 カテゴリ:たずね人

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緊急度 5たずね人
6/9大普賢岳で遭難
質問2021年06月13日 14:17 (2021年10月03日 22:49更新)
わたしの父は、6月9日(水)奈良県大普賢岳に日帰り単独登山に車で出かけ消息不明となりました。
吉野署の捜索で警察や消防団消防ヘリ犬などさまざまな方法で捜索をして下さいましたが見当たらず、12日(土)捜索打ち切りとなりました。

登山計画(母にLINEで前日送っていた)
大普賢岳 → 七曜岳 周回
参考ヤマレコ 🆔 3179977

自宅→和佐又ヒュッテ5:00 7:00
和佐又ヒュッテ→大普賢岳 3時間7:00 10:00
大普賢岳→七曜岳 2.5時間(昼食含む)10:00 12:30
七曜岳→和佐又ヒュッテ 4時間12:30 16:30
和佐又→自宅16:30 18:30
※父はヤマレコを使用していたのだと思いますが、IDの情報などが分かりません。恐らく、こちらの日記を参考に計画したのかと推測しております。

遭難者:田村輝雄(たむらてるお)71才
身長:170cm
体重:65kg
体型:細身
髪:短髪白髪
服装:
上→黒のアンダーシャツの上にグレーのポロシャツを重ね着
下→ダークグレーの長ズボン
靴→コールマンのダークグリーンのトレッキングシューズ
ザック→ケシュアの黒ベースにラインテープなどは赤(恐らく20リットル)軽装備のため、見た目は小さく見えると思います。
ハット→紺色のつば付きハット
所持品→サーモマグ(ブルー)、iPhone7(ケース黒)、財布
(二つ折り黒)

国見岳で11:30に会話をした方がおられ、父は「携帯の充電が切れてしまった」と話したとのことでしたので、
恐らく国見岳以降、地図もなくGPSも使えない状態でゴールに向け歩いていたんだと思います。
この山にお詳しい方、また、同日同じルートで歩いていた方など、どんな些細な情報でも構いません。
お心当たりがございましたら、ご連絡下さい。よろしくお願い致します。
回答2021年10月03日 22:49
いつもヤマレコとYAMAPを利用して、主に単独行をしております。昨日、大普賢岳を登り、同じルートで遭難しかけました。登山口にはお父様の情報も掲示されておりました。

かなり日数が経っており、状況は絶望的だと思います。もしかしたら、お気持ちをかき乱すだけかもしれませんが、私は遭難しても、家族の元に返りたいと思っておりますので、私の感じたことを記します。

七曜岳を過ぎ、大峯奥駈道と分かれると、かなり険しく、かつわかりにくい道となります。慎重にテープを辿らねばなりません。私は、これが和佐又山ヒュッテまで一本道のルートだと思っておりました。

ところが無双洞を過ぎたところで、2つに分かれるのです。GPSも地図もないのであれば、テープに導かれるまま、そちらに進んだ可能性があります。一本道だと信じ、テープに導かれるので、自分が道に迷ったとは思いもよりません。でも、そのうちに何だか変であることに気づき、信じているだけにわけがわからなくなってしまうと思います。体力的、精神的に消耗し、思わぬ転落や滑落をなさったのではないかと思います。

20年の登山歴があるとのこと。GPSも地図もなく、緊張を強いられたとは思いますが、それでも慎重にテープを辿られたと思います。辿ったが故に、誤った方向に導かれてしまったのではないかと思います。私と同じように無双洞の東側に入り込んでしまったのではないかと思います。
回答2021年09月22日 10:12
随分と月日は経ってしまいましたが、6月9日に大普賢岳に登山、下山中に該当されるお父さんに会ったように思います。警察からは連絡がありましたが、大まかな範囲でピンポイントでは申告出来てません。此処は初めてな場所な為但、おられた場所の映像は残ってます。何かが有って滑落したかもしれません。最近に戻られて無いことを知りました。
回答2021年06月20日 19:51 (2021年06月20日 22:48更新)
本日(6/20)大普賢岳ピストンの際友人の南元さんに会い事情をお聞きしました。
また、下山時笙の窟で捜索されている方にもお会いし話を聞きました。
微力ではありますが小生所属の山岳会(奈良山岳会)と奈良県山岳連盟に情報共有しますのでご了承願います。
一日でも早い発見をお祈りいたします。
お礼 
kaguyamaさま
山岳会さまと奈良県山岳連盟さまに情報共有していただけるとのことで、感謝致します。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
回答2021年06月15日 19:01 (2021年06月15日 19:30更新)
おそらく七曜岳から無双洞へ下って水簾の滝を渡渉して垂直クサリ場から和佐又へ戻るルートを行かれたのだと思いますが、七曜岳から無双洞へ下りるルートはかなり荒れており、斜面はダダッ広く似たような景色が広がっており踏み跡も目印のテープもわかりづらく、地図やGPSなしで突入するのは道迷いのリスクが非常に高い場所です。その上地面がグザグザにやわらかい粘土状の急坂で、油断をすると足を取られて転倒します。和佐又から薩摩転げなどの難所を長時間歩いて来た身にはかなり堪えます。
急斜面を下りきったところにある沢はかなり急峻な谷で、正しいルートなら水簾の滝の上部を渡渉できますが、道迷いした状態で沢を無理に渡渉すると滑落の危険性が増大します。
無双洞・水簾の滝を通過できれば、垂直クサリ場などの難所はあるもののルートミスや滑落などのリスクは比較的低減します。日が暮れて暗い中をヘッデンなしで進むのでなければ、時間はかかっても和佐又まで戻れると思います。

お父様のご無事と早期発見をお祈りしております。
お礼 
claryさま
ご連絡ありがとうございます。
「無双洞・水簾の滝を通過できれば、垂直クサリ場などの難所はあるもののルートミスや滑落などのリスクは比較的低減します。」
なるほどですね。道迷いであったとしたら、七曜岳から無双洞の間が濃厚ってことですね。
貴重な情報、ありがとうございます。
もし、また何か気付くことなどございましたら、連絡いただきたく存じます。
回答2021年06月13日 18:10
民間の山岳救助捜索組織です。メッセージをお送り致しましたのでご確認ください。