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釈迦岳(正面谷出発 ダケ道・比良リフト道経由)

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日程 日帰り   8 時間    往復/周回ルート
エリア比良山系
ジャンル雪山ハイキング
技術レベル 2/5 ※技術レベルの目安
体力レベル 3/5 ※体力レベルの目安
距離/時間
[注意]
水平移動距離: 9.94km
最高点の標高: 1063m
最低点の標高: 247m
累積標高(登り): 909m
累積標高(下り): 931m
アクセス 車・バイク   
湖西道路・志賀バイパスの比良ランプを降り、北西に「県-322号 比良山線」を登り、橋を渡ると、イン谷です。三叉路を左に、レスキュー事務所前を通り、行き止まり迄、行くと、右側に駐車場があります。登山届は、レスキュー事務所前にボックスがあります。
コースタイム Start 正面谷 ---(30分)--- 大山口 ---(50分)--- カモシカ台 ---(70分)--- 北比良峠 ---(75分)--- カラ岳 ---(10分)--- 下山ルートへの近道 ---(30分)--- 釈迦岳 ---(7分)--- 大津ワンゲル道分岐 ---(30分)--- 比良リフト・比良ロープウェイシャカ岳駅跡 ---(65分)--- 神璽谷・釈迦岳分岐 ---(25分)--- 登山ポスト(神璽谷道) ---(15分)--- イン谷口

ルート説明:

 正面谷駐車場から、北西に登って行くと、30分位で、大山口のダケ道入口です。右に入り、丸太橋を渡ると、ひたすら、北比良峠を目指して登ります。2時間半位で、北比良峠に着きます。(冬季の重装備の所要時間です。)空気の澄んでいる時ならば、伊吹山・鈴鹿山系の白く輝く山々が、見渡せます。季節の良い時には、休憩に最適の場所です。積雪量の多い時は、ここで、アイゼンからスノーシュー又は、カンジキに履き替えます。ここから、2時間位で、釈迦岳山頂に着きます。途中、2017年の台風の影響の崩落や倒木のある所が、何箇所もありますので、注意を要します。釈迦岳山頂は、ブナ等が多く、眺望は、あまり無いと言った方が良い状態です。
 帰路は、山頂から、南に木々の間を抜けて下って行きます。積雪が多い時、踏み跡が確認出来ない時は、GPS等を使って、自分がルート上にいるか?入念な確認が必要です。(この下山ルートの両側は、断崖になっています。冬季は、ルートを外さない様に、細心の注意が必要です。)途中、大津ワンゲル道に入る標識があります。この標識が進行方向の左側にあれば、正確な下山ルートを進んでいる証明です。大津ワンゲル道は、途中、崖っぽい箇所がありますので、装備等を考えて、自信が無ければ、避けた方が賢明です。この後は、ルートを外さない様に、下って行けば、ルートなりに、カラ岳への分岐点に着くと思います。(大津ワンゲル道分岐を過ぎて、暫くすると、急坂に入ります。この辺りで、スノーシューは、アイゼンに履き替えた方が、良い様です。)更に、道なりに下れば、神爾の谷分岐を経て、比良ロープウェイの旧駅舎跡に着きます。これからは、舗装路を歩いて、イン谷から、正面谷の駐車場に戻ります。
 

ルート詳細

1. Start 正面谷 (315m)
荒れていますが、広い旧作業道です。
2. 大山口 (400m) [詳細]
右に標識があります。入ると、直ぐに、丸太橋があります。
ダケ道と言って、比良山系に登る方なら、良く知っている歩き易い、登山道です。
3. カモシカ台 (690m) [詳細]
少し、眺望があり、びわ湖が見えます。
ダケ道の続きです。同じ状態の登山道が続きます。冬季は、積雪量が増え、凍結状態が厳しくなります。
4. 神璽谷道下降点 (970m) [詳細]
錆びて、文字の読めない標識があります。ここから、右側に、崩落個所が続きます。
神爾谷道下降点より、北比良峠まで、僅かですが、アイゼン等の滑り止めを装着する事をお勧めします。崩落個所に付けた狭いステップを通ります。安全確保用のトラロープ等もありません。ストックで、重心が右側に傾かない様に、支える事も必要です。
5. 北比良峠 (970m) [詳細]
以前は、比良ロープウェイの観光施設があった場所です。広々とした真砂土の広場になっています。八雲ヶ原・武奈ヶ岳への分岐点です。この場所は、強風の為、雪は飛ばされて少ないので、ここから進むルートの積雪量の判断の基準にはなりません。要注意です。
途中、2017年の台風の影響で、崩落個所・倒木があります。迂回する為には、カンジキ・スノーシューが無いと、腰まで埋まって、ラッセルになると思われます。
6. カラ岳 (1030m) [詳細]
電波塔があり、遠くからも、確認出来る場所です。
比較的傾斜の少ない積雪量の多い場所です。スノーシューならば、雪上ウォーキングが楽しめるルートです。
7. 下山ルートへの近道 (1000m)
旧比良ロープウェイの途中駅へのルートが残っていて、今も登山道として使われています。その分岐点です。一応、修正はされていますが標識も残っています。
比較なだらかなルートが山頂まで、続いています。
8. 釈迦岳 (1060m) [詳細]
ブナ等の木々に囲まれていて、眺望は、あまり良くありません。北側の斜面に出ると、木々の間から、ガリバー村が見下ろせます。蛇谷ヶ峰も見えます。
冬季は、積雪の為、ルートが明確に分からず、下山ルートに入り難い場所です。木々の間にルートがあります。必ず、「GPS」や「25000分の1の地図と磁石(コンパス)」で、南に伸びる下山ルートを確認して下さい。
9. 大津ワンゲル道分岐 (1010m)
「大津ワンゲル道」と云う標識が左側にある筈です。左側にあれば、正確な下山ルートを下っている証明です。「大津ワンゲル道」は、25000分の1の地図には無いルートです。無雪期ならば、少し山慣れしている方ならば、通れるルートですが、冬季は、途中の崖っぽい箇所が、積雪と凍結で危険な場合がある可能性があります。装備と技術に自信のある方ならば、通れると思います。
大津ワンゲル道分岐から、少し進むと、岩の間を通る様な状態が始まります。そろそろ急坂の多い場所に入りますので、アイゼンに履き替えて、踏み跡を外さない様に下ります。25000分の1の地図を見ると、良く分かりますが、左右には、特に左側には、断崖があります。コースを外れて、雪庇を踏み抜か無い様に、注意が必要です。
10. 比良リフト・比良ロープウェイシャカ岳駅跡 [詳細]
ここに、降りるには、両側の木や木の根を持ちます。カラ岳と釈迦岳の途中からの、近道との合流点です。標識があります。少し休憩し、アイゼンを装着し直しました。
ここからは、通常、冬季でも、積雪量が少なくなって来ます。道なりに、下って行きます。旧比良リフトのルートの名残りがあちこちに、あります。
11. 神璽谷・釈迦岳分岐 (460m) [詳細]
神爾の滝への入口です。この辺りで、アイゼンを外せる事が多いと思います。
ここも、道なり下って行きます。途中、左側に、水場があります。勢い良く、流れています。夏場は、ホッと出来る場所です。
12. 登山ポスト(神璽谷道) (335m) [詳細]
旧比良リフトの駅舎が残っています。
舗装された駐車場の中を進みます。
13. 大津ワンゲル道登山口 (270m) [詳細]
下って行きますと、左側の谷川に掛かる丸太橋があります。前出の大津ワンゲル道への入口です。
舗装された駐車場の中を進みます。
14. イン谷口 (253m) [詳細]
比良ランプより、車等で登って来た「県-322」に出ました。左に大きい橋があり、正面に小さい橋があります。小さい橋からは、堂満岳に登るルートに行けます。
大きい橋を左に見て、右に曲がり、レスキュー事務所の前を通過して、正面谷の駐車場に戻ります。
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