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Yamareco

記録ID: 1140959
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

大池地獄谷〜ダイヤモンドポイント〜前ヶ辻〜アイスロード

2017年05月17日(水) [日帰り]
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rxk00250 その他1人

コースタイム

日帰り
山行
4:22
休憩
0:51
合計
5:13
8:43
17
神戸電鉄・大池駅
9:00
2
石楠花谷分岐
9:02
9:03
6
地獄谷分岐(案内道標)
9:09
9:10
2
地獄谷登山口
9:12
0
地獄谷西尾根分岐(1)
9:12
9
大池地獄谷道
9:21
9
地獄谷西尾根分岐(2)
9:30
0
滑滝
9:30
26
水晶山第四砂防ダム
9:56
10:01
4
地獄大滝
10:05
7
岩壁ロープ場
10:12
3
地獄谷テーブルロック(私称)
10:15
10:19
37
堰堤の水場
10:56
15
無銘ダム
11:11
11:12
14
ノースロード(合流地点)
11:26
11:50
18
ダイヤモンドポイント
12:08
6
シュラインロード分岐
12:14
4
記念碑台分岐
12:18
1
六甲阪神稲荷神社
12:19
12:21
5
アイスロード分岐
12:26
12:27
18
保塁岩展望ポイント
12:45
11
前ヶ辻第二堰堤
12:56
13:00
1
休憩ベンチ
13:01
13:02
4
真水茶屋跡
13:06
11
真水谷第四砂防ダム
13:17
5
ドライブウェイ下トンネル
13:22
5
アイスロード登山口
13:27
3
新六甲大橋
13:30
13:33
3
弁天滝
13:36
2
大月大橋
13:38
13:42
14
六甲ケーブル下駅
13:56
JR六甲道駅
天候 晴れ時々くもり
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)神戸市営地下鉄・北神急行・神戸電鉄で大池駅まで
(帰り)六甲ケーブル下駅から神戸市バスでJR六甲道駅まで
コース状況/
危険箇所等
詳細は4月20日単独山行の際の記録を参照。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1110151.html

大池地獄谷に関して
(1)大池地獄谷は水量の多い谷で、沢の岩には苔もついており大変滑りやすい
(2)水量の多い日は特に渡渉時の転倒に注意し、靴の水濡れは覚悟する
(3)水晶山第四砂防ダムの巻き道の上流側は水没しているので急峻な迂回路を通る
(4)その迂回路の下りが相当急なので要注意、ロープや木を頼り慎重に下りる
(6)迂回路の先も水没している場合は崖のトラバースになるが危険を意識する
(7)岩壁のロープ場ではロープに頼りつつ、しっかりと足場を確認する
(8)道中は道標や踏み跡を頼りに沢沿いを進み、ルートをはずれないようにする
(9)最後のダムの上流側の道が水没している場合にはダム上を慎重に渡る

その他には特に危険な箇所はなし
神鉄「大池」駅から南へ徒歩約20分程度で「地獄谷・地獄谷西尾根」の入口近くの河原に到着、これを渉って先にある階段を進む
2017年05月17日 09:08撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 9:08
神鉄「大池」駅から南へ徒歩約20分程度で「地獄谷・地獄谷西尾根」の入口近くの河原に到着、これを渉って先にある階段を進む
いつもの登山口。ここはいつ来てもきれいに整備されている印象があって、期待感が高まる
2017年05月17日 09:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 9:09
いつもの登山口。ここはいつ来てもきれいに整備されている印象があって、期待感が高まる
途中で右手にある西尾根への分岐地点をやりすごしてさらに奥へと進むと、次第に水の流れる音が聞こえてくる。倒木がまるで入場門のように構えている(くぐる)
2017年05月17日 09:19撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 9:19
途中で右手にある西尾根への分岐地点をやりすごしてさらに奥へと進むと、次第に水の流れる音が聞こえてくる。倒木がまるで入場門のように構えている(くぐる)
左手が谷筋で、滝がはっきりと見えるが、前回4月20日に訪れた時よりも水の量が少なくなっているのに気づいた最初の滝だ
2017年05月17日 09:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 9:28
左手が谷筋で、滝がはっきりと見えるが、前回4月20日に訪れた時よりも水の量が少なくなっているのに気づいた最初の滝だ
「水晶山第四砂防ダム」がそびえる。流れ落ちてくる水の量が相変わらず少な目だ
2017年05月17日 09:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 9:32
「水晶山第四砂防ダム」がそびえる。流れ落ちてくる水の量が相変わらず少な目だ
ダム左側(右岸)の巻き道からダムを下ろうとするが、今もまだ大量の水が溜まっていて深い池のような状態のまま。完全に進めない状況は今なお続いている
2017年05月17日 09:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/17 9:35
ダム左側(右岸)の巻き道からダムを下ろうとするが、今もまだ大量の水が溜まっていて深い池のような状態のまま。完全に進めない状況は今なお続いている
いつも通り、左手の斜面に切り拓いてある「急斜面の迂回道」を登り、ピーク地点から下りの砂ザレ道を見下ろす。やっぱり相当な急峻なので、ロープと木の幹を頼りながら慎重に一歩一歩下る
2017年05月17日 09:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/17 9:38
いつも通り、左手の斜面に切り拓いてある「急斜面の迂回道」を登り、ピーク地点から下りの砂ザレ道を見下ろす。やっぱり相当な急峻なので、ロープと木の幹を頼りながら慎重に一歩一歩下る
下りの途中の最初の分岐は右へ下るのだが、誰か歩くのが下手な人が滑って土砂を削ってしまったのだろうか、前回よりも道が不明瞭になってしまっていた
2017年05月17日 09:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 9:41
下りの途中の最初の分岐は右へ下るのだが、誰か歩くのが下手な人が滑って土砂を削ってしまったのだろうか、前回よりも道が不明瞭になってしまっていた
さらに進んだ先にある二つ目の分岐には太めの木が立っているが、ここでは左の踏み跡へ進む。ここは歩きやすい箇所なので道はしっかりしている
2017年05月17日 09:43撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 9:43
さらに進んだ先にある二つ目の分岐には太めの木が立っているが、ここでは左の踏み跡へ進む。ここは歩きやすい箇所なので道はしっかりしている
迂回道を慎重に下っていくと、その先は幸運にも水没していなかった。先週末の大雨で水没を心配していたのだが、無事だった!これで最大の難所はクリアし、俄然やる気と元気が出た
2017年05月17日 09:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/17 9:46
迂回道を慎重に下っていくと、その先は幸運にも水没していなかった。先週末の大雨で水没を心配していたのだが、無事だった!これで最大の難所はクリアし、俄然やる気と元気が出た
本来の登山道に復帰して最初にあらわれる滝は、前回の時よりも水の量がだいぶ少なくなっていた。この調子なら、今日は沢もかなり渉りやすいに違いないと思い始めた
2017年05月17日 09:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 9:47
本来の登山道に復帰して最初にあらわれる滝は、前回の時よりも水の量がだいぶ少なくなっていた。この調子なら、今日は沢もかなり渉りやすいに違いないと思い始めた
階段状になった滝も水が少なめで良く分からず、さらにここの滝も水量がかなり減っているように見えた
2017年05月17日 09:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 9:52
階段状になった滝も水が少なめで良く分からず、さらにここの滝も水量がかなり減っているように見えた
階段道を登らずに避けて、そのすぐ左の踏み跡を進んでいくと「地獄大滝」の真正面に到達。「地獄大滝」の流れも水量が少なくなっており、その滝壺下流の沢も大変歩きやすくて良かった
2017年05月17日 09:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 9:56
階段道を登らずに避けて、そのすぐ左の踏み跡を進んでいくと「地獄大滝」の真正面に到達。「地獄大滝」の流れも水量が少なくなっており、その滝壺下流の沢も大変歩きやすくて良かった
「地獄大滝」を堪能した後は、すぐ右側の斜面に取り付いて階段道へ登るが、その途中で斜め上から見る「地獄大滝」。水量の減っている様子が(前回のものと見比べると)良く分かる
2017年05月17日 09:58撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/17 9:58
「地獄大滝」を堪能した後は、すぐ右側の斜面に取り付いて階段道へ登るが、その途中で斜め上から見る「地獄大滝」。水量の減っている様子が(前回のものと見比べると)良く分かる
難所の「崖ロープ場」付近は滑滝のような滝が多いが、絵になる光景がご褒美だ。歩きやすい、渉りやすい状態が続いていた
2017年05月17日 10:07撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:07
難所の「崖ロープ場」付近は滑滝のような滝が多いが、絵になる光景がご褒美だ。歩きやすい、渉りやすい状態が続いていた
いつもの私称「地獄谷のテーブルロック」は今日も健在。陽の光が当たっていい感じ
2017年05月17日 10:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:12
いつもの私称「地獄谷のテーブルロック」は今日も健在。陽の光が当たっていい感じ
今日は、本来のルートから右に少しはずれて奥のほうにある堰堤の先にある「水場」に立ち寄ってみた。水場を示すプレートが風雨と水にさらされて剥げていたが、兵庫登山会のプレートは健在。この先は道が無いので元の道に引き返すこと
2017年05月17日 10:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:17
今日は、本来のルートから右に少しはずれて奥のほうにある堰堤の先にある「水場」に立ち寄ってみた。水場を示すプレートが風雨と水にさらされて剥げていたが、兵庫登山会のプレートは健在。この先は道が無いので元の道に引き返すこと
水場への分岐地点のすぐ先にある段差の滝の様子が、今日は良く分かった。水量の多い時に良く見える滝と、少ない時に良く見える滝があるが、毎回滝の見え方が違うので楽しい
2017年05月17日 10:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:20
水場への分岐地点のすぐ先にある段差の滝の様子が、今日は良く分かった。水量の多い時に良く見える滝と、少ない時に良く見える滝があるが、毎回滝の見え方が違うので楽しい
かなり落差のある滝は、今日はこんな風に見えている(水量が少なめ)
2017年05月17日 10:23撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:23
かなり落差のある滝は、今日はこんな風に見えている(水量が少なめ)
春先の花はほとんど終わっていたが、赤いツツジだけは遅咲きの品種なのだろうか、今の時期にきれいな花を咲かせてくれていた
2017年05月17日 10:50撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:50
春先の花はほとんど終わっていたが、赤いツツジだけは遅咲きの品種なのだろうか、今の時期にきれいな花を咲かせてくれていた
さて、これが最後のダムで、本日最大の懸念の箇所。この先の道は今日は大丈夫だろうか、水没したままになっていないだろうか・・・
2017年05月17日 10:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:56
さて、これが最後のダムで、本日最大の懸念の箇所。この先の道は今日は大丈夫だろうか、水没したままになっていないだろうか・・・
かなり心配しながら先へ進んでみると、前回と違って、渉る箇所だけが、かろうじて水が引いていた。ルートのすぐ隣はまだ水が溜まったままなので、まさに「ギリギリ」の状態だ
2017年05月17日 10:56撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:56
かなり心配しながら先へ進んでみると、前回と違って、渉る箇所だけが、かろうじて水が引いていた。ルートのすぐ隣はまだ水が溜まったままなので、まさに「ギリギリ」の状態だ
これがその状態。手前の道から下って堰堤の中に入り、奥のほうに見える階段道へ進むのだが、渉れそうなのは右端の黒い泥の場所だけ。底なし沼のように見えるが、慎重に足場を探して、沈み込まないように、ゆっくりと進む。
2017年05月17日 10:57撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:57
これがその状態。手前の道から下って堰堤の中に入り、奥のほうに見える階段道へ進むのだが、渉れそうなのは右端の黒い泥の場所だけ。底なし沼のように見えるが、慎重に足場を探して、沈み込まないように、ゆっくりと進む。
渉り終えるあたりの地点から、堰堤の下流側を見ると、今日もまだ水が流れきらずに深い池の状態のままになっているのが良く分かる。水が深くて万一渉れない場合は、前回同様に堰堤の上を直接歩いて行くしかないので常に覚悟は必要
2017年05月17日 10:59撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 10:59
渉り終えるあたりの地点から、堰堤の下流側を見ると、今日もまだ水が流れきらずに深い池の状態のままになっているのが良く分かる。水が深くて万一渉れない場合は、前回同様に堰堤の上を直接歩いて行くしかないので常に覚悟は必要
堰堤の先にあるキツい階段道を登り終えた地点では、道標の手前を左に折れて下っていく(吸い込まれるように直進しないように)
2017年05月17日 11:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 11:03
堰堤の先にあるキツい階段道を登り終えた地点では、道標の手前を左に折れて下っていく(吸い込まれるように直進しないように)
少し下って、また登って、小さな沢を渉って、平行道を歩いて、ここで「ノースロード」に合流
2017年05月17日 11:11撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 11:11
少し下って、また登って、小さな沢を渉って、平行道を歩いて、ここで「ノースロード」に合流
「ダイヤモンドポイント」に寄って休憩がてらお昼ご飯にした。今日は晴れて霞も少なく、遠くまではっきり見渡せて、今迄で一番きれいな眺めが見られたので感激
2017年05月17日 11:30撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 11:30
「ダイヤモンドポイント」に寄って休憩がてらお昼ご飯にした。今日は晴れて霞も少なく、遠くまではっきり見渡せて、今迄で一番きれいな眺めが見られたので感激
「地獄谷西尾根」の下り口地点から「大池」方面を望む風景も、くっきり美しい。中央左の山が「水晶山」だ。一旦かなり下ってからまたそのぶん登り返すというのが良く分かる
2017年05月17日 11:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/17 11:27
「地獄谷西尾根」の下り口地点から「大池」方面を望む風景も、くっきり美しい。中央左の山が「水晶山」だ。一旦かなり下ってからまたそのぶん登り返すというのが良く分かる
休憩後は「ノースロード」を戻って「前が辻」へ向かい、「アイスロード」を下るルートを選んだ
2017年05月17日 12:25撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 12:25
休憩後は「ノースロード」を戻って「前が辻」へ向かい、「アイスロード」を下るルートを選んだ
ノースロード途中の階段道は、前回よりも若い緑が一気に増えていて、階段をおおうように茂ってきていた。なんだかもう初夏が近づいてきているような感じだ。自然の移り変わりは意外に早い
2017年05月17日 12:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 12:36
ノースロード途中の階段道は、前回よりも若い緑が一気に増えていて、階段をおおうように茂ってきていた。なんだかもう初夏が近づいてきているような感じだ。自然の移り変わりは意外に早い
私の大好きな花がきれいに咲いていて、満開だ
2017年05月17日 12:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 12:38
私の大好きな花がきれいに咲いていて、満開だ
休憩ベンチが眼下に見えてきた。アイスロードは歩くたびに距離が短く感じるようなる道で、歩きやすいし短時間で下界に戻れる貴重な道だ
2017年05月17日 12:55撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 12:55
休憩ベンチが眼下に見えてきた。アイスロードは歩くたびに距離が短く感じるようなる道で、歩きやすいし短時間で下界に戻れる貴重な道だ
ベンチからはすぐに「真水茶屋跡」に到着。説明板がもうかなり古くなっていて崩れそうなので、そろそろ更新が必要だなあ
2017年05月17日 13:01撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 13:01
ベンチからはすぐに「真水茶屋跡」に到着。説明板がもうかなり古くなっていて崩れそうなので、そろそろ更新が必要だなあ
だいぶ下ってきてドライブウェイの車の音が聞こえ始めてくる、その地点からは西の山並みが実にきれいに見える
2017年05月17日 13:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 13:09
だいぶ下ってきてドライブウェイの車の音が聞こえ始めてくる、その地点からは西の山並みが実にきれいに見える
今の時期は本当に緑が鮮やかで、目の保養になるというのはこういうのを言うんだろうな(中央に垣間見えるのはドライブウェイ)
2017年05月17日 13:12撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 13:12
今の時期は本当に緑が鮮やかで、目の保養になるというのはこういうのを言うんだろうな(中央に垣間見えるのはドライブウェイ)
ドライブウェイの直下をくぐる長いトンネルの先から見える風景は、まるでタイムスリップした先の出口のようだ
2017年05月17日 13:18撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 13:18
ドライブウェイの直下をくぐる長いトンネルの先から見える風景は、まるでタイムスリップした先の出口のようだ
アイスロードの登山口である六甲ドライブウェイ旧道に到着、ここからは舗装の車道の端っこを注意しながら歩かなきゃ
2017年05月17日 13:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 13:22
アイスロードの登山口である六甲ドライブウェイ旧道に到着、ここからは舗装の車道の端っこを注意しながら歩かなきゃ
新六甲大橋の見える大きな交差点まで下ってくる。緑の山々に囲まれて鎮座する赤い橋は、なぜだか絵になるなあ
2017年05月17日 13:24撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 13:24
新六甲大橋の見える大きな交差点まで下ってくる。緑の山々に囲まれて鎮座する赤い橋は、なぜだか絵になるなあ
結構な落差のある「弁天滝」は、おおいかぶさる新緑で全体像が少し見えづらくなってきている
2017年05月17日 13:32撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/17 13:32
結構な落差のある「弁天滝」は、おおいかぶさる新緑で全体像が少し見えづらくなってきている
ドライブウェイ旧道沿いに歩いて左カーブすると「六甲ケーブル下駅」に到着。時間はまだあったが、同行者の希望もあって後は神戸市バスでJR六甲道駅まで出た
2017年05月17日 13:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/17 13:38
ドライブウェイ旧道沿いに歩いて左カーブすると「六甲ケーブル下駅」に到着。時間はまだあったが、同行者の希望もあって後は神戸市バスでJR六甲道駅まで出た
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

今回は、以前より同行者と予定していた「大池地獄谷」の遡上歩きを実現した。
同行者を安全に案内するため、4月20日に単独行で入念な下見をし(その記録は本ヤマレコにも既に登録した)、今回はその際とほぼ同じルートを歩いた。(神社参拝はカットし、代わりに地獄谷の「堰堤の水場」を探索した点が相違点)

【前回の単独行下見の記録はコチラ】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1110151.html
(ルートに関する詳細な情報は、上記をご参照)

今回も感じたが、やはり「大池地獄谷」は六甲山系の谷道の中でもトップクラスで素晴らしいと思う。歩いていた午前中はおおむね晴れていて、陽射しも明るく柔らかく、若い緑の葉が茂って、たまにそよ風も吹き、水の流れによる涼しさも相俟って、心地良い谷歩きとなって、同行者のテンションも高くなっていたのを感じた。

最大の懸念事項であった、ルートの「水没」問題だが(直前の土曜日に大雨が降って、谷にも相当な影響が出ている可能性を懸念した)、端的な結論としてはどちらも「全く大丈夫」だった。

「水晶山第四砂防ダム」の通常の巻き道ルートは相変わらず完全水没しているが、さてその「迂回道」を下った先の堰堤内の様子が心配だった。最悪、迂回道の先が水没していたら、急斜面の崖を強行トラバースしなければならないので危険度増。が、結果的にはまったく水没しておらず、乾いた道になっており、迂回道を滑り落ちることにさえ気を付けていれば問題はなかった。むしろ谷は全体的に水の量が前回単独行の時よりも少なくなっていたので、この箇所に限らず、今回は沢渉りも含めて歩きやすかった。

かなり奥にある「最後の無銘ダム」の上流部については、前回は広範囲に深い溜め池状態になって通行不能だったが、今回はかなり水が引いていて、ルート上にもまだ水が残ってはいたものの、辛うじて黒い泥のぬかるみ部分を歩いて向こう岸へ渉ることができる状態にまで回復していた。但し、乾ききっていないため、泥に足を取られると、すぶすぶと足が潜っていきかねないので、足の置き場については一歩ずつ慎重に見極めていく必要がある。(こういう状態がまだ続くのであれば、晴れていてダムの上が乾いていればという大前提で、むしろダムそのものの上を歩くほうが歩きやすいかもしれないか・・・)

「ダイヤモンドポイント」からの景観は、今回は素晴らしかった。
晴れていたことと、温度上昇や黄砂やPMなどによる霞・もやがほとんどかかっていなかったので、かなり遠くまでくっきりと山並みが見えた。180度近い展望が望めるのだが、くっきりと見えた経験があまりなかったので、感激だった。こうなるとお昼ご飯もさらに美味しいよね。

「アイスロード」は開通再開後、もう何度も歩いているが、数を重ねるごとに距離が短く感じるようになってきた。慣れることで、先々の道の状況が頭に入っていることもあるのだろう、歩きやすくなってきているような印象。

ちなみにこの日は全行程で他のハイカーに会うことがほとんどなかった。(シュラインロード分岐近くで1人、アイスロードで1人だけ)それもまた珍しいなあ。同行者とは「今が一番気候の良い時期の歩きだよねえ」と話しあっていた。

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コメント

このままずっと水没????
こんにちは、rxk00250さん!
4月20日の大池地獄谷の詳細なレコにコメントを書かせていただいた
ものです。
あれからひと月、水晶谷第四砂防ダム奥の登山道はやっぱりこのままず
っと水没したままなのでしょうかねえ?貯水ダムと違い、放水を機械的
に調整はできないことはわかっているのですが・・・・。
このままだと当日は地獄谷西尾根に変更になりそうです。
でもまだひと月あります。
今回のレコも大変参考になりました。ありがとうございました。
おつかれさまでした。
2017/5/19 16:23
Re: このままずっと水没????
katatumuri さん、有難うございます。

水晶谷第四砂防ダムの本来の登山道である巻き道の先(ダム上流側)は、
今も水没したままの状態で、その池の大きさにもほとんど変化がありませんでした。
当分の間、はけそうな感じがなさそうな印象です。(個人的な印象)
ダムの水の出口を一度掃除すれば良いと思うのですが、登山者以外の一般の人には
無関係な話なので、行政もコストをかけて対応することはなさそうですね。

巻き道の「迂回道」は2〜3人程度の、山歩きに慣れた少人数だと何とかなるので
しょうが、20人くらいで歩行技術に差がある団体が一斉に行動するとなると、危険
が伴う感じはありますね。
最近はこの谷を歩く人も少なくなってきているのでしょうか。
多くの人が「迂回道」を踏み固めることで多少歩きやすくはなってくるのだろうと
思いますが、それでも急斜面であることは人の手では変えようがないですし、
万一滑ると危ない点にも変わりはないので、状況としては今のままがしばらく続く
のではないかな、と思っています。

梅雨の時期も乗り越えて、早く水が全部はけて、本来の登山道が現れてくれること
を願っています。「道」は「文化」ですから先々迄残ってほしいものですね。
2017/5/19 19:58
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