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Yamareco

記録ID: 1144395
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

大池地獄谷〜ダイヤモンドポイント〜シュラインロード

2017年05月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
rxk00250 その他1人

コースタイム

日帰り
山行
4:27
休憩
0:41
合計
5:08
9:12
16
神戸電鉄・大池駅
9:28
9:38
2
石楠花谷分岐
9:40
7
地獄谷分岐(案内道標)
9:47
2
地獄谷登山口
9:49
0
地獄谷西尾根分岐(1)
9:49
8
大池地獄谷道
9:57
8
地獄谷西尾根分岐(2)
10:05
0
滑滝
10:05
23
水晶山第四砂防ダム
10:28
10:33
5
地獄大滝
10:38
6
岩壁ロープ場
10:44
42
地獄谷テーブルロック(私称)
11:26
16
無銘ダム
11:42
11:43
14
ノースロード(合流地点)
11:57
12:17
18
ダイヤモンドポイント
12:35
13
シュラインロード分岐
12:48
12:50
20
行者小屋
13:10
13:13
6
九体仏
13:19
24
石鳥居
13:43
3
茶園谷分岐
13:46
14
逢山峡・猪ノ鼻滝
14:00
20
東山橋
14:20
唐櫃台駅
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)神戸市営地下鉄・北神急行・神戸電鉄で大池駅まで
(帰り)神鉄唐櫃台駅から阪急バスで三宮駅バスターミナルまで
コース状況/
危険箇所等
大池地獄谷に関して
(1)大池地獄谷は水量の多い谷で、沢の岩には苔もついており大変滑りやすい
(2)水量の多い日は特に渡渉時の転倒に注意し、靴の水濡れは覚悟する
(3)水晶山第四砂防ダムの巻き道の上流側は水没しているので急峻な迂回路を通る
(4)その迂回路の下りが相当急なので要注意、ロープや木を頼り慎重に下りる
(6)迂回路の先も水没している場合は崖のトラバースになるが危険を意識する
(7)岩壁のロープ場ではロープに頼りつつ、しっかりと足場を確認する
(8)道中は道標や踏み跡を頼りに沢沿いを進み、ルートをはずれないようにする
(9)最後のダムの上流側の道が水没している場合にはダム上を慎重に渡る

その他には特に危険な箇所はなし
地獄谷におりて、連続する滝が本格的に始まる地点でまず目を引くのがこの滝。水晶山第四砂防ダムの直前に控える美しい滝だ
2017年05月20日 10:04撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:04
地獄谷におりて、連続する滝が本格的に始まる地点でまず目を引くのがこの滝。水晶山第四砂防ダムの直前に控える美しい滝だ
いつもの滑滝と水晶山第四砂防ダム。まるで初夏を思わせるような陽気だったこの日、朝の光が差し込んで良い雰囲気だ
2017年05月20日 10:06撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:06
いつもの滑滝と水晶山第四砂防ダム。まるで初夏を思わせるような陽気だったこの日、朝の光が差し込んで良い雰囲気だ
水晶山第四砂防ダムの上流部の山道は依然として水没。引く気配は皆無で、いつも通りに迂回道を進む
2017年05月20日 10:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/20 10:09
水晶山第四砂防ダムの上流部の山道は依然として水没。引く気配は皆無で、いつも通りに迂回道を進む
迂回後の最初の滝は周囲の風景とあいまって、幽玄な雰囲気すら漂う
2017年05月20日 10:22撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:22
迂回後の最初の滝は周囲の風景とあいまって、幽玄な雰囲気すら漂う
階段の山道をはずれて沢と滝に沿って進んで「地獄大滝」へ
2017年05月20日 10:28撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:28
階段の山道をはずれて沢と滝に沿って進んで「地獄大滝」へ
左の岩壁に太いロープが見えたら、涼しげで楽しい「崖ロープ場」が始まる
2017年05月20日 10:39撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:39
左の岩壁に太いロープが見えたら、涼しげで楽しい「崖ロープ場」が始まる
何本ものロープ(太いロープや虎ロープが連続して組み合わさっている)を頼りに、崖にへばりつくように進んでいくのが、ちょっとした冒険気分で楽しい
2017年05月20日 10:40撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:40
何本ものロープ(太いロープや虎ロープが連続して組み合わさっている)を頼りに、崖にへばりつくように進んでいくのが、ちょっとした冒険気分で楽しい
かなり上流から段々に流れてくる大きな滝は、その造形の美しさでもこの谷の中では屈指だ
2017年05月20日 10:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:47
かなり上流から段々に流れてくる大きな滝は、その造形の美しさでもこの谷の中では屈指だ
落差のある滝のすぐ上流からの景観もまた素晴らしい絵になっている
2017年05月20日 10:53撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 10:53
落差のある滝のすぐ上流からの景観もまた素晴らしい絵になっている
奥深い谷と木々の緑と、光による陰影による自然の演出は、実に素晴らしい
2017年05月20日 11:09撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:09
奥深い谷と木々の緑と、光による陰影による自然の演出は、実に素晴らしい
勢いのある滝のすぐそばを登っていくと、気分も高揚してくる
2017年05月20日 11:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:10
勢いのある滝のすぐそばを登っていくと、気分も高揚してくる
次第にいかにも奥深い谷の様相になってくるが、それが実に良い
2017年05月20日 11:13撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:13
次第にいかにも奥深い谷の様相になってくるが、それが実に良い
いくつも連なる多くの滝、そのどれもが確実に絵になる風景だ
2017年05月20日 11:17撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:17
いくつも連なる多くの滝、そのどれもが確実に絵になる風景だ
さていよいよ最後の大きなダムの箇所へ。無事に通れるのかどうか・・・
2017年05月20日 11:26撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:26
さていよいよ最後の大きなダムの箇所へ。無事に通れるのかどうか・・・
なんと!前回5月17日時点よりもわずかながら水没範囲が増えていて、そのまま直進するのは泥沼で厳しい感じ
2017年05月20日 11:27撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:27
なんと!前回5月17日時点よりもわずかながら水没範囲が増えていて、そのまま直進するのは泥沼で厳しい感じ
右側の岩壁(崖)にへばりついて、わずかな足場を探しながら無理矢理先へ少し進んでから下に降り、そこから泥地の上を向こう岸へ渡る(岩壁を越してから振り返って撮影)
2017年05月20日 11:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/20 11:29
右側の岩壁(崖)にへばりついて、わずかな足場を探しながら無理矢理先へ少し進んでから下に降り、そこから泥地の上を向こう岸へ渡る(岩壁を越してから振り返って撮影)
その泥地を渡る途中で、水がたまっている様子を撮影。中央奥に見えている階段道がこの先歩いていくルートだ
2017年05月20日 11:29撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 11:29
その泥地を渡る途中で、水がたまっている様子を撮影。中央奥に見えている階段道がこの先歩いていくルートだ
ノースロード合流後はお決まりの「ダイヤモンドポイント」へ向かい、そこからの景観を眺めつつ、木陰を探してお昼ご飯・休憩にした
2017年05月20日 12:15撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/20 12:15
ノースロード合流後はお決まりの「ダイヤモンドポイント」へ向かい、そこからの景観を眺めつつ、木陰を探してお昼ご飯・休憩にした
休憩後はノースロードを元に戻り、今日はシュラインロードから下ることにした
2017年05月20日 12:35撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 12:35
休憩後はノースロードを元に戻り、今日はシュラインロードから下ることにした
シュラインロードを行く途中、大池地獄谷東尾根ルートへの分岐点を見つける。ここに繋がっていたのか・・・
2017年05月20日 12:41撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 12:41
シュラインロードを行く途中、大池地獄谷東尾根ルートへの分岐点を見つける。ここに繋がっていたのか・・・
行者堂に到着、ひっそり静まり返っていた。下りはまだまだ続く
2017年05月20日 12:48撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 12:48
行者堂に到着、ひっそり静まり返っていた。下りはまだまだ続く
シュラインロードを下りきって自動車道に出たら、そこから数分の「九体仏」を久しぶりに見に行ってみることにした
2017年05月20日 13:10撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 13:10
シュラインロードを下りきって自動車道に出たら、そこから数分の「九体仏」を久しぶりに見に行ってみることにした
周辺の「三体仏」を探すもすぐには見つけられず、時間も過ぎてきたので、そのまま「石鳥居」をくぐって逢山峡方面へ下る
2017年05月20日 13:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 13:20
周辺の「三体仏」を探すもすぐには見つけられず、時間も過ぎてきたので、そのまま「石鳥居」をくぐって逢山峡方面へ下る
途中、ツツジとは異なるこのような美しい花が咲いていたが、季節はもう初夏の陽気みたいだ
2017年05月20日 13:38撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 13:38
途中、ツツジとは異なるこのような美しい花が咲いていたが、季節はもう初夏の陽気みたいだ
逢山峡の名所「猪の鼻滝」もいつもながら、なかなかのものだ
2017年05月20日 13:46撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 13:46
逢山峡の名所「猪の鼻滝」もいつもながら、なかなかのものだ
「猪の鼻滝」は山道からは正面の姿が拝めないのが残念。木々の枝葉の合間からのぞくのがやっとだ
2017年05月20日 13:47撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 13:47
「猪の鼻滝」は山道からは正面の姿が拝めないのが残念。木々の枝葉の合間からのぞくのがやっとだ
六甲山系のあちこちに可憐に咲いている白い花、ここにも
2017年05月20日 13:52撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/20 13:52
六甲山系のあちこちに可憐に咲いている白い花、ここにも
「東山橋」まで来た。東山橋から見る川の上流の風景は、今は茂り始めた緑の葉で隠されつつある。こういった木々の緑を目の当たりにすると夏は近いなと感じる
2017年05月20日 14:00撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 14:00
「東山橋」まで来た。東山橋から見る川の上流の風景は、今は茂り始めた緑の葉で隠されつつある。こういった木々の緑を目の当たりにすると夏は近いなと感じる
東山橋から東山小橋を経由して進んでいくと、自動道に出る。ここは右折して緩やかに下る
2017年05月20日 14:03撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 14:03
東山橋から東山小橋を経由して進んでいくと、自動道に出る。ここは右折して緩やかに下る
下っていくと高架下の交差点っぽい場所に出るが、ここは左折して緩やかに上る
2017年05月20日 14:05撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 14:05
下っていくと高架下の交差点っぽい場所に出るが、ここは左折して緩やかに上る
そのまま道なりに歩いていくと唐櫃台団地・住宅地に入り、そのままさらに下っていくと、神鉄「唐櫃台」駅に着く(駅横のぶたまんは一度食べてみようかな)
2017年05月20日 14:20撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
5/20 14:20
そのまま道なりに歩いていくと唐櫃台団地・住宅地に入り、そのままさらに下っていくと、神鉄「唐櫃台」駅に着く(駅横のぶたまんは一度食べてみようかな)
唐櫃台駅の向こう側の車道沿いにバス停がある。神姫バスまたは阪急バスで三宮駅まで出られる(小一時間を要するが)ので、今日はこれを利用して帰路に着いた
2017年05月20日 17:36撮影 by  TG-870 , OLYMPUS CORPORATION
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5/20 17:36
唐櫃台駅の向こう側の車道沿いにバス停がある。神姫バスまたは阪急バスで三宮駅まで出られる(小一時間を要するが)ので、今日はこれを利用して帰路に着いた
撮影機器:

装備

個人装備
通常のトレッキング靴のみ

感想

天気が良いので、前回とは別の同行者と、再び「大池地獄谷」を歩きに行った。
今回は下りに「シュラインロード」を選んで、逢山峡から唐櫃台方面へと向かったのがこれ迄との相違点だ。

【前々回の単独行下見の記録はコチラ】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1110151.html
(ルートに関する詳細な情報は、上記をご参照)
【前回の記録はコチラ】
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1140959.html

やはり「大池地獄谷」はトップクラスで素晴らしい谷道だという想いを再確認した。当日は朝からずっと晴れていて、水の流れによって多少は和らぐものの、まるで夏日のような暑さを感じた。汗ばむのを通り越してポタポタ。とはいうものの、明るい陽射しと水量のある滝の連続がかもしだす景観が心地良く、同行者も喜んでくれていたので良かった。「大池地獄谷」は今の季節がもしかして一番良いのかな?

いつもの懸念事項である、ルートの「水没」箇所だが、「水晶山第四砂防ダム」の通常の巻き道ルートは相変わらず完全水没、当面はあきらめるべし。迂回道のほうは大丈夫なので慎重に歩かれたし。
奥にある「最後の無銘ダム」の上流部は、この時点ではまだ水が引ききっておらず、ドブのような黒い泥土のぬかるみを対岸へ渡っていく必要があった。個人的にはダムの上を歩いたほうが気が楽だが、これは各個人の技量に基づいて各自、自己責任で判断されたし。

「シュラインロード」はやや久しぶり。比較的楽な下りなので、刺激は少ないが、危険もなく、迷うことなく歩けるのは良い。今回は相当久しぶりに「九体仏」を見て帰ることにして立ち寄った。同様に「三体仏」という標識があったのでちょっと探してみたが、すぐにはそれらしいのを見つけられなかったので、時間の関係で今回は深入りせず、次回の山行に持ち越しとして、早めに逢山峡へと下ることにした。というのも今回「からとの湯」でゆっくりと長い時間、温泉と露天を楽しんで、日頃の心身の疲れを癒すのを優先したかったということで。山や遺跡は逃げないしね。

ちなみにこの日は、大池地獄谷には珍しく、多くのハイカーが入っていた。20名近い大集団にも遭遇したので、これは大変なことになるなと思い、出来るだけ先に歩くように頑張った。(集団の方々は皆が楽しみたい景観の良い場所を占領して休憩したりするので、運悪く一緒になってしまうと本当に悲しい目に・・・)
最初にちょっと頑張って歩いたおかげで、その先の道中はずっと同行者と二人で静かに落ち着いて谷歩きをすることができたので、良かった。

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