立山 国立登山研修所でクライミング初体験

コースタイム
9:00開講
9:30室内人工壁にて講習(ロープの結び方)
10:20屋外人工壁にて講習(トップロープでクライミングの基本)
13:00懸垂下降、墜落確保講習
7/10
7:30雑穀谷ゲレンデにて講習(トップロープ)
13:00研修所内人工壁にてクライミング大会もどき
天候 | 7/9 晴れ 午後夕立ち(富山県地方梅雨明け) 7/10 晴れ(梅雨明け後の快晴) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雑穀谷ゲレンデはマムシ出没、ブヨがうようよで虫よけは必須です |
ファイル |
ステップアップ講習会開催案内
(更新時刻:2011/07/11 08:42) |
写真
感想
以前からバリエーションルートにはチャレンジしてみたいものの、
ロープワークとか岩登りの技術を本格的に身につけていなかったので断念せざる
をえませんでした。
そんなある日、石川県勤労者山岳連盟主催のステップアップ講習会なるものが開
催されることを知り、coral_leefさんともども申し込み。
http://www.geocities.jp/ishikawa_rouzan/
クライミング経験のある人には、こんな記録や感想はつまらないし、なに分かっ
たようなこといってんだ!と思われるかもしれませんが、なにしろ初体験尽くしで
したので多少文章が踊ってるかもしれません。お許しください。
この年になって合宿みたいなものに参加するのも初めてだし、クライミングもも
ちろん初体験でかなり緊張しながらのぞみました。
ロッククライミングコースは全部で20名の参加、このうち経験の有無で2班に分け
られましたが、私たちはもちろん初心者クラス。クライミングギアもまったく持
っていませんでしたがさすが国立の登山研修所、ギア類はすべてそろっています。
もちろんウォールも室内と屋外に専用の施設があり、また近くには雑穀谷のゲレ
ンデもあって本当に恵まれているんだろうと思います。
講師陣も経験豊かな方たちがほぼマンツーマンに近いようなかたちで親切に教え
てくださいました。基本的な8の字結びやクローブヒッチも分かるまで、身につく
まで教えていただけます。
ベテランの方たちにとってみれば私みたいな初心者は相当ドンくさいんだろう
なぁと思いますが、粘り強くまたほめてもくださりそれでなんとかついていくこ
とができました。
基本中の基本の研修ですので、クライミングはトップロープ、懸垂下降を繰り返
し繰り返し習得します。偉そうなこと言ってますが「トップロープ」という言葉
も恥ずかしながら初めて知りました。
初日は研修所内の室内、屋外の人工壁で繰り返し練習ですが、2日目は雑穀谷のゲ
レンデで自然の岩壁登攀です(といっても優しいほうの壁です。雑穀谷には富山県
山岳警備隊も練習する岩場だそうですが、そこのゲレンデは目もくらむほどのオ
ーバーハングの壁でした)。
2日目の午後は場所を研修所に戻してクライミング大会もどきの余興です。講師の
方が人工壁のホールドに印をつけて、初心者班が順番に登るもの。制限時間5分で
難易度的には10aとのことで脱初心者?クラス
結構厳しくて私は1回目は2分そこそこで行き詰まり「テンション〜」と情けなく
叫んでいました。2回目にようやく成功。とはいっても他人のトレースを十分目に
焼き付けたうえでのクライミングなので偉そうなことは言えませんが...
実は今回の研修を終えたら、源次郎尾根や北鎌尾根に行こうと考えていました
が、まだまだ修行をつまないとダメだということを思い知らされました。
特に単独では限界があります。
今回の研修に最近の山岳事故についての講義がありましたが、重大事故に至る要
因として
1)単独行
2)中高年
3)登山の成果にこだわる
というのがありました。特に「登山の成果にこだわる」については登山ブームや
登山記録をこうしてwebなどで紹介できることもあり、誤解を恐れずに言えば、無
意味に他人と競っているような風潮があるようにも思います(自分自身も知らずの
うちに追及していたかも...思い知らされました)。
私は競技としての登山をしているわけではないし、ましてや他人に見せびらかし
たり自慢するための登山をしているわけではない...というようなことを今回の
研修で再認識しました。
この講習で間違いなく技術的には登山の幅は広がったと思います。しかし、それ
以上に、別の意味で登山の幅が広がる、登山をもう一度見つめなおすよい機会に
なりました。講師のみなさん、スタッフのみなさん本当にありがとうございま
した。
さて梅雨も明けたし夏山本番!さあ山登るゾ〜
以前から、クライミング技術、ロープワーク、ギアの使い方等を習ってみたいと思いつつ、
山岳会等に所属してない身としては、なかなかそんな機会に恵まれず。
そんなおり、好日山荘でみつけたチラシの講習会に参加。
一般登山道しか行きませんが、万が一を考えた場合、
ロープワークを知っているのと知らないとでは、リスクの大きさが違う。
いろんな解説本も出ていますが、これらはやはりちゃんと技術を学ばないと。
そんな意味では今回の研修は貴重な経験。
用具も用語も全く知らず、完全初心者の身にはありがたい講習会でした。
初日、屋外の人口壁を見て、最初から完全にビビりモード。(笑)
あんなところ、本当に登れるのか?
最初はトップロープによるクライミング。
覚悟決めて取り付き、最後登りきった時は「チョー気持ちいい!」。
懸垂下降の練習では、最初の振り出しが怖かったですが、一度やってみると面白いのなんの!
何回も練習し、最後は空中懸垂まで教えてもらえました。
二日目は雑穀谷での実施練習。
自然の岩壁、さらにテンションアップ!
ベテランの方はリードにてすいすい登って行く。
すごいなぁ。
最後は室内人口壁にて、プチコンペ。
sakuraさんかクリアした5.10aクラスを最後までクリア出来ず悔しい!
ロープの結び方から、各器具の使い方、セルフビレイの取り方など、
講師の方々は本当に丁寧に、大事なことは何度でも繰り返し教えてくださいました。
また、スタッフの方々のサポートも細かいところまで行き届いており、非常に充実した二日間。
講師の皆様、講習会を企画して下さった石川県勤労者山岳連盟の皆様に、改めてお礼申し上げます。
また、当日一緒に受講した皆様、もしどこかの山で会った時はよろしくお願いします!
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