【滝尾神社から唐沢避難小屋】テン泊装備トレーニング

2017年07月28日(金) 〜 2017年07月29日(土)

• GPS: 24:30
• 距離: 19.3km
• 登り: 1,878m
• 下り: 1,881m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 1:30
• 合計: 6:46

8:59 行者堂
9:31 9:31 殺生禁断境石
9:57 10:10 稚児ヶ墓
10:39 10:52 水場分岐
11:13 11:13 水呑の石標
11:25 11:35 白樺金剛
12:49 12:50 八風
13:01 13:18 遥拝石
14:05 14:10 雨宿り一回目
14:24 14:24 箱石金剛
14:48 14:53 雨宿り二回目
14:57 15:15 唐沢避難小屋
15:25 15:33 女峰山の冷水
15:45 唐沢避難小屋

2日目

• 山行: 3:38
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:48

5:35 唐沢避難小屋
6:42 6:48 遥拝石
6:57 6:57 八風
7:36 7:37 白樺金剛
7:44 7:44 水呑の石標
7:57 7:57 水場分岐
8:15 8:16 稚児ヶ墓
8:42 8:42 殺生禁断境石
9:08 9:09 行者堂
9:21 9:22 滝尾神社 駐車場
9:23 ゴール地点

天候

7月28日　曇り時々晴れ　のち　雨（避難小屋手前で本降り）
7月29日　歩き出しは小雨　白樺金剛付近から本降り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

日光東照宮の滝尾神社駐車場にクルマを駐車しました。水場・トイレなし。

コース状況／危険箇所等

　夏のテント装備縦走のトレーニングとして、このルートを歩いてみました。
　特に危険なところはありませんが、この時期はヒルの攻撃に要注意です。
　滝尾神社から水場手前までの区間は、夏の時期、ヒルが大量発生しているようです。
　下山後、大谷川公園にて昼食後、スパッツや登山靴にヒルが4匹くっ付いているのを確認し、処分しました。さらに、運転途中に違和感を感じ、後頭部を触ると、ヒルが1匹指にくっつきました。緊急停止しましたが、慌てました。対向車がいなくてラッキーでした。
　極めつけは、自宅に戻った後、入浴後にタオルで体を拭いていたところ、血が付着。よく見てみると、右手の肘近くから2か所、出血していました。ヒルに血を吸われたようで、止血まで5分ほどかかりました。
　そのあと、雨具やスパッツ、登山靴などを丁寧に水洗いしたところ、さらに5匹ほどヒルが見つかりました。

写真

7/28 8:51

行者堂からスタート

殺生禁断境石

足元がぬかるんでいます。スパッツ必須。

7/28 10:04

稚児ヶ墓。蒸し暑くて、ここまでですでに汗びっしょり。ここで水分補給。

7/28 10:39

開放的な笹原の登り

7/28 10:55

水場標識に到着。ここでオニギリ休憩。

腰ほどの高さの笹ヤブの中を登る

水呑の石標

7/28 11:15

女峰山への指導標。周囲はカラマツ林。

白樺金剛に到着。ここで水分補給の休憩。

傾斜がきつくなってきた。

尾根に出て、右折。

7/28 12:10

ギボウシ

7/28 12:42

岩場に出ました。

7/28 12:43

マルバシモツケ

7/28 12:44

八風に到着。ガスで展望はありません。

7/28 12:45

キンレイカ

7/28 12:59

岩場をトラバース。

7/28 13:01

遥拝石に到着。ここでオニギリ休憩。

7/28 13:33

苦しけり　されど　登りたし

良い感じのダケカンバ

クサリ場を通過

7/28 13:43

気持ちの良い笹原の斜面

7/28 13:45

あの先が、またきつい登りになる

7/28 13:59

コメツガに打ち付けられた指導標

コケが良い感じです。

7/28 14:06

雨が降りだしたので、ここで5分ほど雨宿り。

苔むしたコメツガ林の中を歩きます。

7/28 14:24

箱石金剛を通過。

美しい森に感動。

7/28 14:52

ガレに到着したところで本降りになりました。ここで雨具を装着。

7/28 14:57

本日の目的地、唐沢避難小屋に到着。誰もいません。

小屋に荷物をおいて、水場に向かいました。小屋からは下り10分ほど。
ここで水を6リットル補給。とても冷たくておいしい水です。なお、6リットルのうち2リットルは小屋にあった空のペットボトルに水を汲んで、テーブルの上に置いておきました。実際に使用したのは、2リットル弱。残った2リットルは、自宅に持ち帰りました。

7/28 15:49

一人宴会開始です。プリン体＆カロリーゼロの発泡酒ロング缶2本を、冷凍アクエリアスと共にクーラーバッグに入れて持参。とっても冷えていておいしく頂きました。

7/28 16:11

つまみを少々。

7/28 16:43

発泡酒のあとは、バーボンです。

7/28 17:50

飲み終えたあとは、締めの中華丼。オニオンスープと一緒に。

7/29 3:48

午前3時過ぎに起床。昨晩は、ラジオを聞きながら横になったら、いつの間にか眠ってしまいました。8時間も熟睡。小屋内の朝の気温は16度。

7/29 5:28

朝食は、アルファ米の残りをお茶漬けで食べ、そのあとドリップコーヒーを飲んでしばしマッタリ。

7/29 5:35

外はシトシトと小雨が降り続いていました。今回の山行目的は、テン泊装備で標高差1,400m超を登ることだったので、女峰山には登らずに下山開始です。

7/29 5:39

不思議な枯れ木

コケが美しい

急坂を下る

7/29 6:18

霧に煙る登山道。良い雰囲気です。

ウスユキソウが咲いていました。このあたりでは珍しい。

7/29 6:27

クサリ場を通過。

良い感じの森が続きます。

7/29 6:43

遥拝石が見えてきました。

7/29 6:59

八方の岩場に咲いていたシャジン。

7/29 7:02

雨に濡れたマルバシモツケ

このあたりはカラマツとダケカンバの混成林です。

カラマツ。秋の紅葉の時期は、綺麗でしょうね。

7/29 7:24

笹原に出ました。

7/29 7:56

水場を通過。

7/29 9:08

行者堂に戻ってきました。

撮影機器：

PowerShot G5 X CANON

LUMIX DMC-GX8 ボディ パナソニック

感想

りきまる

・　今年は一度もテント山行をしておらず、夏のテント縦走に備えたトレーニングをしておかねばと考えていました。そこで、自宅から割と近くて、十分な標高差や歩行距離があり、美味しい水場もある、女峰山に、滝尾神社からテント泊装備で登り、唐沢避難小屋に泊まることにしました。
・　避難小屋泊なのでテントは使用しませんが、それでもテント装備とし、さらに水やアルコール類を多めに持って、ザック重量は約20キロ。これなら、トレーニングにはバッチリです。
・　相変わらず梅雨空が続き、晴天は望めませんが、たとえ雨に降られてもトレーニングと考えればこれもまた良し。
・　結果的に初日も2日目も雨に降られましたが、良いトレーニングとなりました。シトシトと降る雨のもと、美しい森の中をたった一人で歩くのは乙なものでした。
・　避難小屋は貸し切りで、すれ違った登山者は初日・2日目にそれぞれ一人づつ。静かな山行を楽しむことができました。
・　ただ、想定外だったのがヒルの存在。このエリアにこんなにヒルが生息しているとは知りませんでした。このルート、次にトレーニングに歩くとしても、夏は避けたいです。カラマツが黄金色に輝く、紅葉シーズンが狙いめですね。