一切経山
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 375m
- 下り
- 361m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山前日に雪がちらついたせいで、日陰路面で滑りやすい箇所があったが、全体的に安全で登りやすい。 |
写真
感想
裏磐梯でのキャンプを絡めた週末登山を計画していたため、金曜深夜、キレイな月と星空の下、浄土平駐車場に向かっていたが、駐車場手前より路面に雪。さらに相当強めな風に吹き付けられながらなんとか到着。
深夜細かい雪と強風の中、車中泊して夜明け前に目覚め、雲が切れた空を見てほっとしたが、山にはガスがかかり、依然として強風。とは言え回復傾向だったので、様子見を決め込んだのが幸い。絶好の登山日和となってくれた。
紅葉もすっかり落ち着いた山は混雑することもなく、景色を目一杯堪能しながら東北の山を満喫。
2週間前、夜が開けてもやむことがなかった雨の栗駒山とはうってかわり、暖かな日差しがうれしい。
酸ヶ平避難小屋を越えて頂上手前600m程度まで来ると霜をたっぷりつけた植物が目立ち始め、頂上手前では、小さいながらも海老の尻尾を見ることができ、嫁さん大満足。
右手後方に大きな口を開けた吾妻小富士の絶景にもすっかり見とれつつ登頂。
会津の山々を眺めたところで、目的の"魔女の瞳"五色沼を覗き込むと、青空のおかげもあって、何とも言えない青い水色に、思わず見とれてしまった。
違う季節に来たらまた違う色に見えるのかな〜、何て思いながら、いつまでも見ていたかったが、キャンプの時間もあるので切り上げて、今度は鎌沼へ。
当初は吾妻小富士のお鉢巡りをして帰ろうと思っていたが、下山しながら眺めた湿原と鎌沼が、あんまりにもいい雰囲気なので、予定変更。
この選択がまたよかった。
鎌沼手前の湿原から眺める景色が、どこか外国っぽく見えて、夫婦二人で景色にうっとり。
避難小屋さえその雰囲気を演出して見えたわよ。
子供の頃から、なぜか沼は濁ってるって、失礼きわまりない固定観念が僕にはある。
登山をはじめてたくさんの透明でキレイな沼にであったけど、今日も相変わらず嫁さんと、沼と池と湖の違い談義を繰り広げるのであった。
ともかく。
一切経山は火山噴気と噴気音、2つの大きく性質の異なる沼と湿原。ぽっかり空いた火口など見所満載。
次は初夏に、高山植物と絶景を楽しみに来るのだ。
追記
鎌沼からの下山路から眺める吾妻小富士の姿がまた素晴らしい。
そう思いながらカメラのファインダーをのぞくと、ものすごい数の人人人。
駐車場に降りたって見上げると、アリの行進のような大行列に、つくづく鎌沼を選んでよかった。
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