盃山

2008年10月25日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.3km
• 登り: 114m
• 下り: 111m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/26 21:36

登山口の鳥居

9/26 21:36

途中の展望台

9/26 21:37

暮れなずむ県都

9/26 21:38

岩が露出する登山道

9/26 21:38

最後の石段

9/26 21:39

「古峰神社」

9/26 21:39

「千歳山」

9/26 21:40

県都と「馬見ヶ崎川」

撮影機器：

D60 ニコン

感想

montedio

　県都の象徴的な里山を向かいの「千歳山」に譲っているとはいえ、「松の山」の「千歳山」に対して、「雑木の山」である「盃山」はむしろ本当の自然を愛する人たちには格好の山かもしれません。
　私も「いつか秋の日に」と狙っていましたが、「いつでも登れる」と舐めていたのか、あるいは「たいした山ではない」と下げていたふしもあります。今日はたっての秋晴れに恵まれたのでついにその頂きを踏むことにしました。
　「馬見ヶ崎川」側からも道はついていますが、芋煮会で混んでいたので「北登山口」から登ること。「盃山ゴルフ練習場」近くの墓地に入口があって少々わかりにくいかもしれません。道自体はきちんと整備されていますが、岩肌が露出していて、雨の日は注意すべきです。
　紅葉が遅れている今年はまだまだ色付きが浅かったのですが、気持ちよい雑木の森はとても心地よく、また、下では芋煮会で賑わっているというのにまったく静かでした。15分で山頂着。りっぱな「古峰神社」に驚きながらも、我家の無火災を祈願しました。
　山頂からの展望は申し分なく、聞きしに勝る絶景でした。以前「千歳山は眺めが悪いけど盃山は最高だよ」と聞いたとおりです。山形市街地はもちろん、我家までその彼方にありました。
　一年を通して毎朝欠かさずにこの山に登ることで知られる「盃山早朝会」。山頂の神社には「登頂記録簿」なるものがあって、ほとんどの会員の方に毎日○がついていました。
　こんなに手軽に深い森の息吹に触れられるならば、これからは山形に行ったらチョイチョイ登りたいものです。少し傾きかけた早い秋の陽に県都が照らされ、「大朝日岳」が逆光の中に高く佇んでいました。