東望洋山(ギア・ヒル、マカオ半島最高峰)
- GPS
- 01:33
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 73m
- 下り
- 60m
コースタイム
1610マーガレッツ・カフェ・エ・ナタ1620
1635聖ポール天主堂跡
1700ギアホテル(東望洋酒店)
1710東望洋山(ギア・ヒル、ギア要塞)
1730松山ロープウェイ山頂駅(片道MOP2)
1735松山ロープウェイ山麗駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
out二龍喉公園バス停(澳巴12番、MOP3.2)ホテル・リスボア ホテル・リスボアまでは外港碼頭(香港行きフェリー乗り場)から公共バス多数。 また、ホテル・リスボアの無料送迎バスも利用できます。 |
写真
感想
■マカオ半島最高峰
東望洋山(ギア・ヒル)はマカオ半島で最も高い丘で、標高は92m。
マカオ・タワー(338m)を始めとして、グランド・リスボア(258m)などの高層ホテルやマンションが立ち並んでいるマカオですが、ちょっとした山塊なので存在感があります。
香港からのフェリーが到着する外港碼頭は、この丘の麓の先の埋め立て地にあります。
マカオに到着する前のフェリーからは、この丘を見上げる感じで目立ちます。
地図は簡単なものでもいいので、道路名が入ったものを持参した方がいいと思います。
東望洋山(ギア・ヒル)では特に必要ありませんが、マカオの市街地は迷いやすいので、前後の街歩きで利用します。外港碼頭の観光案内所でもらえる地図で十分です。
■世界遺産を巡る
ホテル・リスボアからスタートします。
まっすぐ東望洋山(ギア・ヒル)に向かうと、あっさり到着してしまうので、西側の世界遺産が集まっているエリアを経由して向かうこととします。
まずは、マーガレッツ・カフェ・エ・ナタ(Margaret’s Café e Nata)に立ち寄って、エッグ・タルト(8マカオ・パタカ(MOP)、約100円)をアイスティー(MOP12)と一緒にいただきます。焼き立てで暖かく、焦げ目が美味しいです。
マカオのエッグ・タルトは、ロード・ストーズ・ベーカリー(Lord Stoe’s Bakery)が発祥の店ですが、マカオのコロアネ島にあるので、アクセスがちょっと大変です。
ストーさんの奥さんのマーガレットさんがオープンしたこちらのお店は、マカオの中心部にあって行きやすいです。
新馬路を北西に進むと、郵便局の先が民政総署とセナド広場です。
世界遺産には「マカオ歴史地区」として登録されていますが、22の歴史的・宗教的建築物と、8つの広場が含まれていて、そのうちの2つです。
セナド広場から聖ポール天主堂跡(世界遺産)までは、観光客が溢れるエリアです。
団体客も多いので、歩きにくいのですが、パステルカラーの建物が並んでいて、素晴らしい景観です。
途中の聖ドミンゴ教会も世界遺産です。
■東望洋山(ギア・ヒル)
聖ポール天主堂跡の北側にある高麗街を東に進んで、東望洋山(ギア・ヒル)を目指します。
まっすぐ進めば着くはずですが、道が微妙にカーブしていたり、ロータリーでも角度がちょっと曲がっていたり、途中に階段があったりして、方向感覚が掴みにくいです。
マカオには、アズレージョというポルトガルのきれいなタイルを使った道路の看板がたくさんあります。
地図を確認しながら歩けば簡単に目的地に着きますが、漠然と歩いていると迷ってしまうかと思います。
ギア・ホテル(東望洋酒店)の先の交差点で左に入り、松山馬路を登ります。
この辺りでは登りが続き、夕方なのですが、陽射しが強くて汗をかきます。
東望洋山(ギア・ヒル)に向かう地元の人も多く、犬連れで散歩している方と途中から一緒になって、道を教えてもらいながら進みました。
地図では、松山馬路から右に180度Uターンしてギア要塞に向かいますが、この右への分岐道が2本あります。
1本目は山の中腹を一周するコースで、山頂にはたどり着けません。
私たちはここかと思って歩き始めたら、先ほどの犬連れの方から呼び止められ、もっと先に進むように教えてもらいました。この分岐をやり過ごすと、2分ほどで案内看板のある分岐になります。
ここで右折して、東望洋斜路を歩くと、ギア要塞の城壁に至ります。
要塞の中の階段を上がって、ギア教会と灯台のある高台に到着します。
この高台からは、高層ビルをはじめ、マカオ市街を一望することができます。
ギア教会の中には入ることができ、石版やフレスコ画を見ることができます。ただし、撮影はできません。
■下山
ギア要塞のある山頂部一帯は、松山市政公園として遊歩道が整備されています。
道標に従って歩いていくと、松山ロープウェイの山頂駅に至ります。
地元の方はケーブルカーと呼んでいましたが、4人乗りの小型ゴンドラ・リフトでした。
片道MOP2(往復MOP3)。乗り込んで2分ほどで到着します。
歩いても大した距離ではないかと思います。
山麗駅からすぐ右手に二龍喉公園バス停があり、12番バス(MOP3.2)でホテル・リスボアに5分ほどで帰ることができます。なお、バスは香港ドルでも払うことができますが、お釣りがでません。
■まとめ
東望洋山(ギア・ヒル)は、観光コースになっているので容易に歩くことができます。
アクセスも簡単なので、短時間で気軽に出かけることができます。
今日の行程は1時間30分。うち休憩10分。12,000歩でした。
なお、マカオSAR(特別自治区)は、マカオ半島、タイパ島、コロアネ島(さらにこれらの埋立地)で構成されていますが、東望洋山(ギア・ヒル)は、このうち、マカオ半島の最高峰です。
マカオSARとしての最高峰は、コロアネ島の疊石塘山(172m)です。
■時間について
コースタイムは、マカオ時間で表示をしています。
写真とGPSの時刻は、機器の設定を変えなかったので、日本時間です。
マカオ時間は日本時間よりも1時間マイナスです。
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