暴風の草津白根山でのフードの有効性

2013年10月13日(日) [日帰り]

• GPS: 02:20
• 距離: 7.7km
• 登り: 271m
• 下り: 265m

コースタイム

草津白根山レストハウス駐車場10:30
白根探勝歩道最高地点11:30/11:40
ロープウェイ山頂駅12:30/12:40
草津白根山レストハウス12:50

天候

快晴なのに暴風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険なところのないハイキングルート。
だが、暴風時はやはり高山だということを痛感させられた。

写真

10/13 11:06

先月満開だったオヤマノリンドウも真っ茶色

10/13 11:09

ダケカンバも既に散ってしまっていた

10/13 11:11

空釜に到着

10/13 11:14

快晴だが風が強い

10/13 11:14

空釜の火口展望台方面

10/13 11:18

今回は探勝歩道最高地点を目指す

10/13 11:23

探勝歩道最高地点への道からは南側の展望が開ける。

10/13 11:24

強風に時折突風が混ざってきた

10/13 11:31

探勝歩道最高地点

10/13 11:31

探勝歩道最高地点から空釜

10/13 11:32

探勝歩道最高地点から見ると確かに火口展望台の方が低い

10/13 11:46

草津の街が見えている

10/13 11:55

火口展望台で突風に吹き飛ばされそうになりながら浅間山を眺める

10/13 12:01

ハイマツ帯までようやく逃げ込み暴風が吹き荒れる火口展望台を振り返る

10/13 12:10

鏡池

10/13 12:11

凍結融解作用でできた亀甲紋も見えている

10/13 12:12

ナナカマドの赤い実が青空に映える

10/13 12:15

ダケカンバ帯はもう冬枯れのようだ

10/13 12:16

湯釜も見える

10/13 12:18

草津の街が近い

10/13 12:19

ダケカンバの白い幹とナナカマドの赤い実

10/13 12:24

渋滞の列が見える

10/13 12:27

渋滞は草津まで連なっているのだろうか

10/13 12:58

弓池と湯釜展望台。湯釜観光に来た人もこの暴風には驚いたことだろう

撮影機器：

LUMIX DMC-LX5 パナソニック

感想

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今年3回目となる草津白根山。

今回は紅葉に間に合うかなと思っていたのだが、結果的に紅葉はもう終わっていた。
しかも7月の富士山以来となる暴風にあって吹き飛ばされそうだった。

前日に軽井沢に泊まって浅間白根火山ルート経由で草津白根レストハウス駐車場へ向かう。
なんとなく予感はしていたが、万座道路から国道292号に曲がるところから渋滞。
草津方面から来るよりはましだったが、それでも駐車するまでに30分以上かかった。
マイカー規制される前の乗鞍岳の乗鞍エコーラインで渋滞に巻き込まれ、
途中でUターンして帰ったことを思い出した。

今回は先月行けなかった探勝歩道最高地点まで行くのが目的。
時期的に紅葉も期待していたが、既に終わっていた。
葉の散ったダケカンバの白い幹の間のナナカマドの実の赤さだけが際立っていた。

空釜から探勝歩道最高地点へ向かうと、南側の展望が開け迫力のある浅間山の向こうに
富士山まで見えていた。

そのころから徐々に強風に突風が混じり始めた。
そして空釜の火口展望台に着くころには7月の富士山以来の暴風に見舞われた。
時折歩けないどころか吹き飛ばされそうになる位だったから、風速20m/sは超えていただろう。
登山道でしゃがみこむ人も多く、転倒者なども出たんじゃないかと思う。
そんな感じでしゃがみこんだりして、樹林帯にようやく逃げ込んだという感じだった。
復路を鏡池経由にしていたので、運よく丁度西からの暴風を防ぐことができた。
渋滞の影響か昼前でも続々と登ってくる人がいて、これからあの暴風の山頂で大丈夫かなぁと思った。
今回は移動性高気圧に覆われていたのでこんな暴風にあうとは思っていなかったので、
山の天気は難しい。

7月の富士山で帽子を飛ばされた後、ウィンドブレーカーにはフードが必須ということを痛感し
買っておいてよかった。
フードを被っていなかったらまた帽子を飛ばされただけではなく体力も消耗していたと思う。
帽子の紛失防止だけではなく、暴風時の体温低下防止など体力消耗を防ぐにもフードは有効だった。

ダケカンバの幹の間から見えた草津からの国道292号は渋滞の列が続いていた。
こんなに渋滞するなら観光シーズンの草津白根山も乗鞍岳と同じようにマイカー規制にしてほしいなと思った。
特に今日は強風で草津と草津白根山を結ぶ白根火山ロープウェイも運休になっていたので、
自家用車ではない人はいつ来るか分からないバスを永遠と待ち続けることになっただろう。
自家用車で来る人にとっても渋滞すると時間が全然読めなくなるので、山麓の駐車場に停めて
そこからシャトルバスに乗るという方式の方がありがたい。