記録ID: 378305
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ハイキング
中国山地西部
右ヶ谷から県境稜線へ【残された原生林を歩く�◆�
2013年12月02日(月) [日帰り]
limited
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 482m
- 下り
- 472m
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9：05 右ヶ谷キャンプ場 -9：32 二股の徒渉点 -12：18 P983（県境尾根）13：00
14：21 二股の徒渉点 -14：50右ヶ谷キャンプ場
14：21 二股の徒渉点 -14：50右ヶ谷キャンプ場
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
中国道鹿野ICから国道315号線-県道3号線小峰峠を越え登山口の島根県柿木村右ヶ谷キャンプ場へ。 キャンプ場の駐車場は進入できないので手前の路肩スペースに駐車する。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
右ヶ谷キャンプ場から莇ヶ岳-弟見山縦走路の中間にある983mピークに至るルートは今世紀に入り開かれていますが現在藪が繁茂し荒廃中。 |
写真
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二股の徒渉点に到着しました。二つの沢に挟まれた尾根に取り付きます。正面の沢に張り出したかんじの木を目標に渡ります。
これが目印です。飛び石伝いに渡るのですが水量が多くルート選定に悩み5分を要しました。
トレイルは終始タフな笹藪に包まれたまま(-.-)
途中何度も帰りたくなりましたが
途中何度も帰りたくなりましたが
やっと稜線に這い上がった(^_^;)
目印は杉の枝に赤テープがぶらさがってます。
目印は杉の枝に赤テープがぶらさがってます。
983mピークにタッチ。登りに3時間要したので弟見山を諦め引き返します。
撮影機器：
感想
莇ヶ岳から弟見山へ至る稜線の山口県側は植林の爪痕が至る所に見られ自然な植生は限られた斜面に残る程度となっています。しかし東面（島根県側）にはかなり広大な原生林が残されてます。今回、その森を是非自分の目で確かめたくて右ヶ谷コースから入りました。このルートは比較的近年開拓され、ここの原生林の核心部を貫く絶好のコースになっているのですが現在利用する人がいないのか荒れ放題です。しっかりと藪こぎスタイルで行きますが密生したササをかなりの力でかきわけないと先に進みません(>_<)途中何度か帰りたくなりました。枝で目を突かれそうなのでゴーグルを持ってくるべきでした。しかしブナの巨人に話しかけられたりキツツキのドラミングにはしっかりと癒されたのでした(^^)
右ヶ谷の最初の二股でその間の尾根を登るルートですが特に右側（右股）の流域は深い原生林で完全に覆われているのを確認(^^)。左側は最後の稜線直下で植林が現れたのが少し残念でした。左股（右ヶ谷本流・踏み跡あり）はその先で多くの支流を分け複雑な流域を形成しており今回その全貌を確認できませんでしたが林道の侵入はない模様。沢筋には三段の滝も秘められているとのことです。
長〜い本州の北の白神山地から南端と思われるこのエリアまで伸びたブナ帯。特に山口県では寂地山系を除くと高岳山、飯ヶ岳、十種ヶ峰の一部に残るのみ。今回右ヶ谷で貴重な斜面を確認し幸せな気分になれたのでした。
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こちら側はブナの原生林が残ってていいですね！。尾根まで結構時間がかかるんですね・・・。
いつかこのコースを登ってみたいと思っていましたので参考になりました。
雪解けの季節にでも行ってみたいと思います。
登山口から原生林になったので驚きました。同時にくまもんもたくさん出てきそうで覚悟もしました
個性的なブナも多くたくさん樹皮に触れることができました。ブナフェチにはたまらないコースでしょう(^^)
ルートは目印もあり迷うことがないのですが笹藪が濃い区間がありその突破がポイントです。一年でここを歩くならこの時期しかないでしょう。
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