宮ノ上~袴ヶ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 494m
- 下り
- 476m
コースタイム
- 山行
- 2:12
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 2:33
歩行距離4km、歩行時間2時間10分、歩数8,080歩
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこから最初の林道分岐点前に車を停められるスペースがあります。 さらに左の林道を少しだけ進むと、また林道分岐点が出てきます。ここには「第一駐車場」という札が出ていますが、駐車場の体はなしておらず、路肩に停められるという程度です。 車はここまでが限界かと思いますが、軽自動車や小型車や車高の低い車は林道の石や木切れ等で傷つく恐れがありますので、注意が必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは大別すると、尾根沿いか谷沿いです。 登山道があるなしに関わらず、歩きやすい山です。 ただし、正確なルートファインディングが求められますので、地形図とコンパスは必携です。特に袴ヶ山からの南ルートは谷筋を一つ間違えると、まったく方角の異なる林道に出る憂き目にあいます。 メジャーなコースについては随所に道標がついているので、それを頼りに進むことができます。しかし、マイナーなコースにはほとんど道はありません。ただし、マイナーコースには道を切り開くという楽しみがあります。 |
その他周辺情報 | 東数キロの所に道の駅あわくらんどがあります。 温泉、食事、買い物など登山後の安らぎの場として利用できます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
着替え用衣類
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
ファスナー付クリアーファイル
コンパス
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
|
---|---|
備考 | 袴ヶ山はいろいろなルートが考えられるので、事前にもっと詳しく調べておけばよかったと思いました。 |
感想
袴ヶ山を中心とするこの辺りの山域は、標高が500m前後から900m前後の平凡な低山が多く、しかも東西南北どの方面から来てもアプローチが深いので、ここで登山をする人はほとんどいません。現に今回の登山では誰一人出遭うことはありませんでした。
しかし、そうした素朴で入山者があまりいない山だからこその魅力もあります。袴ヶ山は東西南北に林道(作業道)があり、どこからでもアプローチができます。ところが、林道が終わると、登山道らしき道につながっているのですが、すぐに道は自然と化し、自分で道を切り開くことになります。
幸い、ヤブコギはほとんどなく、直登が多いので、思ったより早くピークに到達することができます。
また、鹿が多く、尾根を上っている間、甲高い声で何度も何度も鳴くのが聞こえました。おそらく、我々の気配に気づき、仲間や子供たちに警告を発しているのかもしれません。それともこの山域に出没するクマと間違われているのかも・・・
さて、最初にこの山に来て迷うのが駐車する場所です。いくつか停められる場所が先に訪れた人たちによって情報提供されていますが、なかなか場所の特定ができず、結局は行ける所まで進んで、停められそうなスペースに停めるというのが実状だと思います。
カーナビに駐車候補地を登録しておいたのですが、途中近道をしようと車一台がぎりぎり通れる道を案内し、小型車なのにタイヤが脱輪寸前の状態となったので、死ぬ思いでバックし脱出しました。今回最大のアドベンチャーはこの瞬間でした。カーナビは「間もなく目的地周辺・・・」のコールがあれば消しましょう。
車を停めた場所(林道分岐点)から林道は三手に分かれていました。地図は二手に分かれていただけだったので、このポイントが最初の迷路でした。
ふと先を見ると、右の林道沿いの木にたくさんのテープが巻いているのに気付き、右の道を進むことにしました。
この道はやがて尾根道となり、沢沿いの道と交わることはありませんでした。そしてさらに進むと道はなくなりますが、尾根は非常に歩きやすいので、直登で上ることができます。その分、思ったよりコースタイムが速く、袴ヶ山ピークまでは迷うところもなく、約1時間ほどで到達しました。
下りはヤマレコユーザーの方たちが辿った岩めぐりや沢沿いのコースを進みました。
このコースは道標がついているところもいくつかあるのですが、どちらかというと登りのための道標で、下りでは見落としがちで、やはり迷路となります。それでも主要なポイント(写真参照)は何とか通過できました。
軌道修正もしやすく、どこでも歩けるので、最終的には谷を適当に下りていくと林道に行きあたるはずです。
情報がほとんどない山だっただけに、何か自分で切り開いたり発見したという妙な達成感もありました。自分で勝手にいろいろな名称をつけて楽しんだのも今までにない山の楽しみ方でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する