北八ヶ岳（高見石小屋〜白駒池〜にゅう〜稲子湯）その2

2014年10月11日(土) 〜 2014年10月12日(日)

コースタイム

1日目

• 山行: 3:06
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:06

11:50 渋の湯
13:50 13:50 賽ノ河原地蔵
14:56 高見石小屋

2日目

• 山行: 5:02
• 休憩: 1:18
• 合計: 6:20

8:10 高見石小屋
8:45 9:00 白駒池
10:30 11:00 ニュウ
13:47 14:20 みどり池入り口
14:30 稲子湯

渋の湯から高見石小屋までのCTは2時間ちょっとと思っていたのですが、途中お弁当を食べたり、写真を撮ったり、また荷物が重かったために3時間かかりました。
荷物の重さはCTにだいぶ影響することがいまさら良くわかりました。。

天候

秋晴れ！！

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

八王子→茅野（電車）
茅野→渋の湯（バス）

コース状況／危険箇所等

しゃくなげ尾根の途中、激しく崩れた沢付近で倒木により登山道がわかりにくくなっています。リボンの付いた倒木をくぐって進むのが正解です。

その他周辺情報

高見石小屋に宿泊。
→個室がありますので早めに予約してよかったです。
稲子湯。
→懐かしい雰囲気のお風呂で、いいお湯でした。
（立ち寄りの際、食事ができるかな、と思ったら私たちのときはできませんでした）

写真

渋の湯の登山口。ここのところ、登山届を出す人が増えたとか。

登山口を進んですぐに、分岐。右は黒百合平、私たちは左で高見石へ。

落ち葉を踏みしめて歩きます。先週の台風でだいぶ落ちたのかな？

紅葉がきれいな道。

巨大な鳥かと思いましたわ・・・

ここが増水したらどのくらいになるのやら。

いわいわしたところを登ってゆきます。鍋と食材（とワイン）を詰め込んだザックがペースをひっぱります。

登山道の合流地点ではにぎやかな声だけが聞こえてきた。

小屋に重たいザックを置いて、身体に羽が生えたよう。身軽に高見石を上ります。（1回目）

ちょっと！キマりすぎてますよ＾＾

仲良く白駒池を眺めてますよ、のポーズ。

いちばん奥のおっきな岩に影をうつして。

暮れてきた暮れてきた。てなわけで、2回目の高見石のぼり。

日没とともに雰囲気が変わる白駒池。

高見石からの夕焼けと高見石小屋。

翌朝、ご来光を見るために3回目の高見石のぼり。
さすがに朝イチは身体が動きにくいなぁ。

じわじわ明るくなってきています。

お天道様の姿が！！

ひとたび姿が見えると、その後は早い早い。

白駒池。
時間があったらボートに乗ってみたかった。

風のない湖面にうつる紅葉した木々。

湿原に敷かれた木道を進みます。

ニュウの手前のにゅうの森。

この辺り、ぜったい妖精とか住んでると思う。

ニュウからの眺め、すごい！
富士山って他の山とは別ステージの感動を与えてくれるのはナゼかしら。

もういっちょ、ズームで富士山。
雲海から浮き出ていてなんとも神々しいお姿。

こっちもいい眺め。

向こうに見えるのは、高見石小屋の屋根かしら？

槍！ですかね？？

ニュウのてっぺんからもう一度富士山。

登るはずだった天狗岳。また今度ね〜。

ニュウ（乳）。

ゆるやかな秋の陽がさしている気持ちの良い道。

稲子湯へ無事到着。お疲れさまでした！

感想

yokohama045

当初2泊を予定を、台風が来るのでテンション下がり気味で1泊にしたのですが、
二日間とも最高の秋晴れとなり、大満足の山行となりました。

高見石小屋は満室でしたが、個室を予約していたので女三人でゆったりのんびり。
自炊も暖炉のそばを使わせてくださり、ありがたかったです。
”山めし礼賛”ブログで仕入れたメニューでワイン片手に楽しく過ごしました。

月が出る前には天の川も肉眼ではっきり見え、その後は望遠鏡で月のクレーターを
見せていただきました。
夜中に外に出たら、満天の星空・・・星と私だけの静かな時間がもてました。

翌朝5時に起きて高見石に登り、日の出を待つこと約30分。
じわじわと変化する空や雲、雲海の向こうの山々が神々しく、
ついにまんまるのお天道様が現れました。
ご来光を浴びながらひそかにムーラバンダ（※）でエネルギーを充填いたしました。

高見石小屋を出発し白駒池で湖面にうつる景色をめでた後、ニュウにむかいました。
ニュウのこと、よく調べずに行ってみたら、雲海のむこうに富士山は見えるわ、
八ヶ岳連峰もまるっと見えるわ、槍・穂高も見えるわ、なんという絶景！
てっぺんにずーっとたたずんでいたい、素敵な場所でした。

下りは稲子湯へ。
懐かしい雰囲気の小さなお風呂は山の疲れをおとし、感動をひときわ温めてくれました。
山の神様、二日間、どうもありがとうございました。

※ムーラバンダとは肛門（骨盤底筋群）をしめるyogaのアーサナで、
からだの中に元気がみなぎっていくと言われています＾＾