ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 542749
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰 高塚山・三本栂・・名残の紅葉

2014年11月04日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:07
距離
9.9km
登り
1,011m
下り
937m

コースタイム

日帰り
山行
4:23
休憩
0:44
合計
5:07
7:38
47
R309 90番スポット
8:25
8:25
18
奥駈道
8:43
8:43
7
8:50
8:51
4
8:55
9:10
33
9:43
9:43
20
三本栂分岐
10:03
10:06
49
三本栂
10:55
11:20
27
11:47
11:47
58
廃道林道
12:45
トンネル東口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R309 行者トンネル東口に自転車デポ
上北山村側90番道路標識から登山開始
コース状況/
危険箇所等
90番標識〜奥駈・・道標は無いがルート明瞭。テープも多く問題なし。
奥駈〜小谷林道分岐〜三本栂山〜高塚山・・・道標有り、ルート明瞭。問題なし。


高塚山〜廃道林道・・・ルート不明瞭。テープなし。コンパスと地形図を見ながらルートファインディング必要。林道に下り立つ直前は斜面の激下り。
廃道林道・・・一か所完全に崩壊した箇所あり。4メートル程這いつくばりながら無理無理 通過。(通行困難)

今回の高塚山からの下山コースは、通行には不向きです。
一の垰に引き返すのがベター。
R309上北山側 90番ポストから登山開始。
1
R309上北山側 90番ポストから登山開始。
右に植林、左に自然林の尾根。
朽ちかけた階段も所々にあります。
以前は作業道として整備されていたのでしょうか?
1
右に植林、左に自然林の尾根。
朽ちかけた階段も所々にあります。
以前は作業道として整備されていたのでしょうか?
紅葉のピークは終わっていたようですが、所々ハッとするくらい鮮やかなカエデも見かけました。
6
紅葉のピークは終わっていたようですが、所々ハッとするくらい鮮やかなカエデも見かけました。
ブナの大木もあちこちに。
1
ブナの大木もあちこちに。
清明の尾に登りつくと、ネットでよく目にする大木が出迎えてくれました。
1
清明の尾に登りつくと、ネットでよく目にする大木が出迎えてくれました。
行者還岳から大普賢岳、和佐又山が見渡せます。
5
行者還岳から大普賢岳、和佐又山が見渡せます。
これも、無残なタイタン。
これも、無残なタイタン。
幅の広い登山道。
林道がここまで続いていたようですが、奥駈の手前までこんな道が続きます。
幅の広い登山道。
林道がここまで続いていたようですが、奥駈の手前までこんな道が続きます。
木の間隠れに大普賢を眺めながら・・。
木の間隠れに大普賢を眺めながら・・。
奥駈に出ました。
1
奥駈に出ました。
どっしりと横たわる弥山。
鉄山の三兄弟もここからはっきりと。
3
どっしりと横たわる弥山。
鉄山の三兄弟もここからはっきりと。
清明の尾と奥駈の出合。
目印に誰かが付けたのか、木にタオル。
清明の尾と奥駈の出合。
目印に誰かが付けたのか、木にタオル。
しなの木出合。
一の垰の避難小屋があったところです。
かなり傷んでいましたが、昨年だったか完全に崩壊。
今はその残骸も綺麗に撤去されていました。
一の垰の避難小屋があったところです。
かなり傷んでいましたが、昨年だったか完全に崩壊。
今はその残骸も綺麗に撤去されていました。
一の垰。(トンネル東口からの出合)
一の垰。(トンネル東口からの出合)
ここからも冬枯れの弥山が。
2
ここからも冬枯れの弥山が。
左には、高塚山への稜線。
左には、高塚山への稜線。
一の垰、小谷林道分岐。
左(南東)に明瞭な踏み跡。
一の垰、小谷林道分岐。
左(南東)に明瞭な踏み跡。
足元にも道標。
次第に尾根は広がります。
次第に尾根は広がります。
足元には落ち葉がうずたかく降り積もっています。
足元には落ち葉がうずたかく降り積もっています。
ほんの数本ですが、名残の紅葉が青空に鮮やかに映え、ため息の出るような美しさでした。
4
ほんの数本ですが、名残の紅葉が青空に鮮やかに映え、ため息の出るような美しさでした。
大らかに広がる尾根。
1
大らかに広がる尾根。
すっかり落葉したブナの枝ぶりもまた美しい。
2
すっかり落葉したブナの枝ぶりもまた美しい。
所々、こんな古い標識が。
所々、こんな古い標識が。
二つほど小さなコブを越え、小さなグラが見えてくると、三本栂(小谷林道)への分岐は間近です。
1
二つほど小さなコブを越え、小さなグラが見えてくると、三本栂(小谷林道)への分岐は間近です。
右に、樹間より奥駈稜線が見えています。
左から孔雀岳、仏生嶽、楊子ケ森 
右に、樹間より奥駈稜線が見えています。
左から孔雀岳、仏生嶽、楊子ケ森 
三本栂(小谷林道)分岐。
ここから、三本栂、更に大栂山を経て、小谷林道に通じている様子。
三本栂(小谷林道)分岐。
ここから、三本栂、更に大栂山を経て、小谷林道に通じている様子。
三本栂に向かう南斜面は、まだ色づいた木々が残っていました。。
三本栂に向かう南斜面は、まだ色づいた木々が残っていました。。
まだ葉を残したブナの大木もあちこちに。
美しい斜面でした。
その向こうには、やはり奥駈稜線。
1
まだ葉を残したブナの大木もあちこちに。
美しい斜面でした。
その向こうには、やはり奥駈稜線。
うずたかく降り積もった落ち葉。
1
うずたかく降り積もった落ち葉。
鮮やかに色付いたカエデも。
3
鮮やかに色付いたカエデも。
ブナとミズナラ(?)の大木が向かい合ってまるで大きな門のようです。
その門をくぐると、山頂はすぐ。
ブナとミズナラ(?)の大木が向かい合ってまるで大きな門のようです。
その門をくぐると、山頂はすぐ。
広々とした三本栂山頂。
1
広々とした三本栂山頂。
三本栂山頂。
同じく山頂の三本の大ブナ。
1
同じく山頂の三本の大ブナ。
三本栂(小谷林道)分岐から高塚山へ。
次第に尾根が痩せ、こんな岩が次々に現れます。
三本栂(小谷林道)分岐から高塚山へ。
次第に尾根が痩せ、こんな岩が次々に現れます。
木立を透かして大普賢。
1
木立を透かして大普賢。
この岩頭は南側に巻き道が。
この岩頭は南側に巻き道が。
またしても尾根は広がり、ブナ、ヒメシャラの大木が現れます。
1
またしても尾根は広がり、ブナ、ヒメシャラの大木が現れます。
右側(南側)が切れ落ちてくると、山頂は間近。
右側(南側)が切れ落ちてくると、山頂は間近。
高塚山山頂。
山頂からの展望。
南東に奥駈稜線。
孔雀岳から仏生嶽、楊子ケ森にかけて。
3
山頂からの展望。
南東に奥駈稜線。
孔雀岳から仏生嶽、楊子ケ森にかけて。
山頂からの展望。
北に大普賢岳。
3
山頂からの展望。
北に大普賢岳。
下山は北に派生する尾根を中腹の崩壊林道へ。
林道まで標高300メートル程下ります。
下山は北に派生する尾根を中腹の崩壊林道へ。
林道まで標高300メートル程下ります。
両側は植林帯、尾根筋のみ自然林。
1
両側は植林帯、尾根筋のみ自然林。
崩壊した林道に下ってきました。
下り立つ直前の50メートル程は、木に捕まりながらズルズルと。
崩壊した林道に下ってきました。
下り立つ直前の50メートル程は、木に捕まりながらズルズルと。
崩壊林道。
一番崩れていた所。
3,4メートル、斜面に手を付き慎重に慎重に、無理無理 通過しました。
4
崩壊林道。
一番崩れていた所。
3,4メートル、斜面に手を付き慎重に慎重に、無理無理 通過しました。
2008年11月撮影。
崩壊箇所(’前画像)の2分ほど先、作業道の名残らしき階段が。
ここに下りてくることもできるのかもしれません。
崩壊箇所(’前画像)の2分ほど先、作業道の名残らしき階段が。
ここに下りてくることもできるのかもしれません。
林道からの眺め。
大普賢岳から和佐又山への稜線。
その手前の尾根が清明の尾。
中腹にR309が見えます。
4
林道からの眺め。
大普賢岳から和佐又山への稜線。
その手前の尾根が清明の尾。
中腹にR309が見えます。
崩壊林道。
向こうには一の垰から高塚山への稜線が。
1
崩壊林道。
向こうには一の垰から高塚山への稜線が。
トンネル東口近くの林道。
数年前に修復されたはずなのに、またしてもこんな状態になっていました。
1
トンネル東口近くの林道。
数年前に修復されたはずなのに、またしてもこんな状態になっていました。
行者還トンネル東口に戻ってきました。
行者還トンネル東口に戻ってきました。
トンネル東口から高塚山を振り返ります。
山頂は、中葉右寄り、少し低く見えるところ。
2
トンネル東口から高塚山を振り返ります。
山頂は、中葉右寄り、少し低く見えるところ。
東口にデポしておいた自転車で駐車地に。
4
東口にデポしておいた自転車で駐車地に。
R309途中の展望台から高塚山。
早朝通過した時も帰途も、たくさんのカメラマンで賑わっていました。
1
R309途中の展望台から高塚山。
早朝通過した時も帰途も、たくさんのカメラマンで賑わっていました。
展望台付近の紅葉は真っ盛り。
展望台付近の紅葉は真っ盛り。

感想

地図のみアップしたのですが、それでは余りにも申し訳ないかと思い、追加編集しました。

・・・・
奥駈稜線の紅葉はすっかり終わり、紅葉前線は1000メートル付近まで下りてきているようだったのですが、今一度大峰の名残の紅葉に逢いたくて、高塚山を歩いてきました。

一の垰からぐぐっと下り次第に尾根が広がる辺り、短い距離ながらこの辺りのブナ林は秀逸です。
すっかり落葉していましたが、冬支度を終えたブナの白い梢と青空のコントラスト。
わざとルートを外し、窪みに降り積もった落ち葉に一足ごとに沈み込みながら晩秋の尾根歩きを楽しみました。

ほんの数本ですが、真っ赤に色付いたカエデも目に鮮やかでした。
三本栂へ向かう南斜面のブナ林も素敵でした。
標高を下げるにしたがって、まだまだ色鮮やかな木も多くみられました。

・・・
高塚山からの下山は、北側中腹1050メートル付近の林道(廃道)へ。
山頂からは三本の尾根が北に派生しているのですが、6年前と同じく一番西側の尾根を下りました。
前回は、友人の見極めで、林道の少し上から左の植林帯に逃げ、すんなりと着地できたのですが、今回は上から左(西)に振り過ぎてしまったのか、最後の数十メートルは木に捕まりながら急斜面をずるずる下ることになってしまいました。
この尾根がベストチョイスだったかどうかは分かりません。
(山行後、真ん中の尾根下山のレポを見つけました。すんなり林道に下られたようです)

・・・
ルートの状況の項でも書きましたが、
廃道となった林道は完全に崩壊している所が一か所。
6年前とほぼ同じ状態だったのですが、今回は全くと言い程踏み固められた痕がなく、3,4メートルは斜面にそっと足を置き、這いつくばりながら慎重に慎重に通過しました。

結果的に最短時間で東口に戻ってこれましたが、一の垰まで稜線を引き返した方が無難な選択だとは思います。



ブログレポ
http://luneoba3.blog137.fc2.com/blog-entry-236.html

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1041人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら