2014 Kepler Challenge 60km(ニュージーランド・南島 ケプラートラック)
- GPS
- --:--
- 距離
- 57.0km
- 登り
- 1,728m
- 下り
- 1,700m
コースタイム
距離:56.66km
累積標高:2014m
最大高度:1377m
平均心拍:171bpm
VO2:59ml/kg/min
EPOCピーク:636m/kg
消費カロリー:5086kcal
以上スント・アンビットデータ
※地図データはGPSが後半のコース上の木々で遮られたので、
直線につないで見えるルートは実際には湖岸沿いのルートでフィニッシュとなります。
天候 | うす曇り 18℃−11℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上は冷たい強風が吹き、体感温度が一気に下がります。 万が一雨や雪等のコンディションになればさらに厳しい状況になるでしょう。 |
写真
装備
個人装備 |
レギュレーション必携品内容です
長袖2枚・長タイツ・ビーニー・手袋・以上全てサーマル素材(スキンズ等不可)
シーム止加工の防水JKT・防水パンツ
エマージェンシーシート
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感想
ニュージーランド南島、フィヨルド国立公園の中にある
ケプラートラックという、
テ・アナウ湖とマナポウリ湖との間にそびえる山々の連なりを巡る
約60kmの 周回コースのレースです。
ニュージランドのハイシーズン、
人気ルートで開催されるということもあり、
ネットでエントリー受付後30分以内でクローズドになるという
レースだそうです。
今回参加した周回の60km「ケプラーチャレンジ」と
山頂まで行ったあと折り返す27km「ラクスモアグラント」
というレースが有ります。
60kmのレースは約500名受付のようです。
テ・アナウという小さな町が
受付会場、宿、ボランティアスタッフ、応援の人々等が
このレースのために盛り上がります。
早朝5時20分頃に宿が並ぶ町の中心地に送迎バスが到着し、
スタート会場に10分間程度で着き、
タイミングチップとゼッケンチェックの受付を
済ませ6時スタートとなります。
レース前半はフラットな森の中のトレイルを走り、
徐々に高度を上げて行き、ラクスモー小屋迄
約1400m上がり、稜線上を進みながらその後
一気に1000mほどを下り、
後は高低差約300m程度の比較的高低差が穏やかな
森の中のルートをアップダウンしながらスタート地点へ戻り、フィニッシュです。
エイドは5〜8kmごとぐらいに水、スポーツドリンク、フルーツ等
がちゃんと有りますのでボトルやハイドレーションを
持たずに走るランナーもいました。
私ぐらいのレベル近くで走ってるランナーを
見てると下りはそれ程速いとは思いませんでしたが、
登りとフラットな森のトレイルはコツコツと
粘り強く進むランナーが多かったように感じました。
冠にasicsケプラーチャレンジと
なってるだけありasicsシューズも多く、
ロード靴のランナーの方が多かったように感じました。
2013、2014優勝と連覇したランナーも
フルマラソンを2時間16分程度で走るオリンピアンです。
トレイルのテクニックより、
全体の距離の割合としては多いフラットなトレイルを
いかにスピードを維持しながら走れるかが
重要視されるレースだと感じました。
写真の通り稜線上からの景色、コースは
素晴らしいものでした。
それだけにレース後半の25km過ぎからの
森の中の小刻みなアップダウンを繰り返す
比較的単調な景色のルートが疲れた身体には辛く感じました。
ただ全体としては前半の素晴らしい景色とコース、
こじんまりとした町の雰囲気や人が多過ぎない規模のレース、
人々の温かさ含め満喫しました。
余談ですがレース後にバスが見当たらなかったので
宿まで約5kmの道程の寒空をトボトボ歩いてると車が止まり、
「乗ってけよ!」と子供連れの初老夫婦が笑顔で迎えてくれ、
カタコトのあまり咬み合わない会話で楽しいときを過ごしながら
宿まで送ってもらいました。
これがこの町、このレースを物語ってるような印象を個人的には感じ、
終えました。
リザルト:
総合 96位/445人
男性 81位/308人
年代別 27位/128人
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