坊がつる&くじゅうヒュッテ

コースタイム
11日 坊がつる5:00-7:00大船、御池7:45-9:00坊がつる(仮眠、食事)13:30-15:30雨が池経由長者原15:40-16:10くじゅうヒュッテ泊
12日 くじゅうヒュッテ8:30-9:10九州自然歩道経由牧ノ戸
天候 | 10日 晴れ 11日 曇り、強風 12日 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所はなし |
その他周辺情報 | くじゅうヒュッテ:長者原の山小屋民宿、一泊二食6300円、長者原から牧ノ戸方面へ30分ほど歩いた山の中にある家族経営の宿、温泉付き、クルマも10台ほどは駐車可、ただし側道になるので、冬場はチェーんかスタッドレスでないと危険。法華院山荘とは、また違った素朴な味わいのある宿です。私的には二重丸。ここにクルマを置いて、大曲から登ることもできるようです。 |
写真
感想
はじめて、くじゅうヒュッテに泊まる。
長者原から牧ノ戸方面へ向かうと、左手に「くじゅうヒュッテ」という大きな看板。
その立派な看板と「のぼろ5号」の特集に掲載されていた記事がマッチしなくて、しばらく迷った。
しかし、やはりかの看板から左手の側道を上り詰めた山中にくじゅうヒュッテはあった。
もともとは昭和38年に建てられた避難小屋を改装したものだそうだ。
今では御主人夫婦と息子さん、それにおばあさんとでやっている山小屋民宿風の宿。
利用するのはたぶんほとんどが登山客だろう。
普通の民宿と思って泊まったら驚くかもしれないが、山小屋と思って泊まったら、感激するだろう。
玄関を入ると受付があって、その横から入るとお手洗い、お風呂場になっている。
風呂はもちろん温泉。
木造りの浴槽が山宿らしい雰囲気のあるお風呂だ。
なんと一泊で三回も堪能してしまった。
玄関をあがって左に行くと、つきあたりが広い食堂になっている。
ここが「くじゅうヒュッテ」の心臓部。
かなりの広さのある畳敷きの部屋で、大きな薪ストーブも鎮座している。
二階の客室には、この食堂から狭い階段を登る。
二階には四室、一号室、二号室、三号室、そして五号室とあって、案内してくれた息子さん曰く「二号室以外だったらどれでもお好きな部屋にどうぞ」
どうやら今夜の客はわたしともう一組だけらしい。
しかし三連休の中日で、この宿泊状況は・・・ちょっとだけ心配になる。
そのもう一組のお客(天草から来たというご夫婦)とは、食事のときお話しをしたのだが、彼らもまた「のぼろ」に導かれてきたくじゅうファンだった。
満員でとても泊まれないだろうと思いつつ今朝電話したら、あっけなく泊まれました、とは奥さんの弁。
たしかに法華院山荘ほどに繁盛していないことは明らかだ。
しかし、夕食は法華院山荘をはるかにしのぐ密度の濃いもの。
けっしてぜいたくな食材が使われているわけではないが、
どの皿も小鉢も地場の食材を丁寧に造りつけた滋味あふれるものだった。
そのひとつひとつについて、いかにもやさしげな息子さんが、訥々と説明してくれた。
各客室にはパイプヒーターが設置されている。
温泉のお湯を暖房に利用したエコのすぐれもの。
坊がつるの冬の寒さを前夜体験した身には、これで十分だ。
食堂で見つけた浦松佐美太郎の本を抱えて、ふとんに潜り込む。
部屋には、ずいぶん古い電気スタンドがひとつあった。
ひょっとすると昭和38年当時の最新型のスタンドかもしれない。
佐美太郎は戦前に活躍した翻訳家でありジャーナリストであり登山家。
本の奥書を見ると昭和33年初版とあった。
翌朝はゆっくりと起きだして、牧ノ戸まで自然歩道を歩いた。
この道を歩くのは、はじめて。
意外に雪が深く、人間の足跡以上に、イノシシの足跡が交錯していた。
朝の9時過ぎ、牧ノ戸はこれから九重に向かおうとする登山客でごったがえしていた。
坊がつるに泊まって、くじゅうヒュッテに泊まるってのもなんか贅沢
みんな人それぞれ違う連休の山での過ごし方があって面白いなぁって思いました
私もくじゅうヒュッテは前々から牧ノ戸に行く時に気になってて、のぼろを見てますます気になってました
だからお写真じーっくり見させてもらいましたよ
古いけど古さ独特の良い雰囲気で、ごはんも美味しそうですね!
温泉を利用した暖房って面白い。
私もいつか泊まってみたいと思います
あ、そういやめっちゃニアミスだけど、2日目の大船の時にすれ違ってそうですね
くじゅうヒュッテ、良かったですよ!
ほんと二重丸です。
法華院とはまた違った良さがありました。
家族でやってる宿で、親父さんとは話しませんでしたが、おかみさんと息子さんが、なんともほのぼのとして良い人たちでした。
常連さんが多いというのもうなづけます。
食事はほとんど地の食材ばかりですし、お風呂はもちろん温泉。
ある意味、すごいぜいたくな宿だと思います。
大船には早朝登ったんですが、とにかくすごい寒風にやられました。
段原から大船山頂に向かう途中、ほとんど無風の場所とおそろしく強風の場所があるんですよね。
あの落差にやられます。
yukarinnkoさんとは、たぶん、これで二回すれちがってます。
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