高鳥屋山(栃木唐沢山稜)

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 05:05
• 距離: 6.0km
• 登り: 380m
• 下り: 371m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:05
• 休憩: 1:25
• 合計: 5:30

10:50 第１鳥居(ポケットP)
11:45 11:45 岡崎山
12:05 11:45 権現堂(見晴らし小屋)
12:40 12:45 天狗岩
13:35 14:40 高鳥屋山
15:10 15:15 唐沢山神社
15:45 15:55 露垂根神社(下山口)
16:00 第１鳥居(ポケットP)

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

コース整備良好(一部藪化区間あり)

写真

スタートは山麓鳥居前のポケットパーク(第1？駐車場)から。トイレも併設されている。

鳥居前から右手のハイキングコースに入る。コース横の田も秋の風情。

畦道に咲くノコンギク。

コシロノセンダングサ。

ノハラアザミ。

道標もしっかり整備。

人間樣への警告。(獣達は熟知済)

コースは竹薮に入っていく。

キバナアキギリ。

酷暑が過ぎてキノコも顔を出す。

ヤマハギ。

旬のコウヤボウキ。

獣達も見つめている。

第2駐車場に出た。

第2駐車場前の車道を左手に進んで間も無く「見晴らし小屋」方面へ雑木尾根に入る。

尾根は少し急な岩稜コースに変わる。(迂回路も有り)

岩稜帯最初のピークは「岡崎山」(地形図180m)。

西方樹間には袈裟丸・皇海山の稜線。

コウヤボウキに酷似するもオケラかな？

岩稜帯を進んで巨岩が現れれば「権現堂」(226m)に到着。ベンチも置かれているが、道標にある「見晴らし小屋」の標識や痕跡無し。

ベンチからの南西の眺望。

稜線に橋の架かるキレットが現れた。

県道(141号)出合に現れた伝説の奇岩。

県道を横切り急峻な崖道を這い上がる。遠方には優美な三毳山が横たわる。

崖道を這い上がると巨岩と松の巨木が立つピークが出現。巨岩は「天狗岩」と呼ばれる展望台のようだ。

唐沢山の山頂に位置する神社は人混みを避けスルー。北方に見える地形図 290.4mピーク(左側、通称高鳥屋山)を目指す。

稜線に咲くオクモミジハグマ。

セイタカアワダチソウに止るアサギマダラ。

そして「高鳥屋山」(地形図 290.4m)に到着。無人の山頂でゆっくりと遅い昼食。

タマゴ茸かな。

　帰路は神社本殿前の東方尾根を下ったが、一部藪化し余り歩かれてはいないのか、蜘蛛の巣を払いながら降りた。藪中のガマズミの実。

下山口は古い神社の横に出た。

神社は千年を超える古廟「露垂根(つゆしね)神社。

本殿の壁に飾られた壁画。中国晋時代の「竹林の七賢」所縁の云々とあり、別途見学の要ありそう。

帰路の薮道の土産「チヂミザサ」の種。逆爪が刺さって落ちず脱衣後取払いに30分も掛かった。
(スライドショー終わり)

装備

個人装備

熊鈴 ラジオ 長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス ストック カメラ

感想

tonkara

1.東北道佐野藤岡IC近くの唐沢山稜を歩いてきた。春の残雪登山以来7ヵ月振りの山歩きである。
2.ルートは唐沢山神社山麓の第1鳥居「ポケットパーク」(駐車場)から時計周りで県道(141号)西側の岩稜ハイキングコースに入り、唐沢山神社北方の通称「高鳥屋山」(2.5万地形図 P290.4m)迄足を延ばした。帰路は同神社から県道東側のやや藪化した尾根を下って周回した。
3.前半の眺望と一部急峻な岩稜尾根歩き、後半の一部不明瞭な藪道下り等上下趣の異なるルートを久しぶりに歩くことが出来た。
4.山花や季節のキノコ類は今年の猛暑の影響か、目立ったものはなかった。また紅葉は例年に比べかなり遅れていると感じられた。
5.今春以降通院の身ながら、体調に留意しつつ近場の低山で紅葉探勝等を楽しみたいと考えている。　　（完）