記録ID: 60899
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ハイキング
伊豆・愛鷹
西伊豆歩道今山コース（静岡県西伊豆町）
2010年04月04日(日) [日帰り]
yosi-yama
- GPS
- 04:45
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 625m
- 下り
- 607m
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09:50 旧田子中学校前⇒ 10:00 今山壱合目丑越⇒ 10:35 トンネル⇒ 10:40 今山四合目甲掻⇒ 10:50 今山伍合目正番⇒ 11:00 東屋⇒ 11:10 登り口(田子側)⇒ 11:30 今山⇒ 11:45 今山登山口 12:15⇒ 12:40 黄金崎展望台⇒ 13:00 網屋崎への分岐⇒ 13:15 網屋崎⇒14:15 網屋崎への分岐⇒ 14:35 登り口(今山側)
| 天候 | 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年04月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
西伊豆町大田子地区の旧田子中学校からグランド沿いに車道を北方向に進みました。切通し手前からは田子の集落と、半円を描いた田子湾がよく見えました。切通しを超えると海側に金網が張ってあり、今山壱合目丑越と標示してあり、満開の桜の花越しに今山と白いビニールハウスが、車道下の小さな入り江にはマリンスポーツ関係の茶色の倉庫が見えました。丑越から見えたビニールハウスのある地点は南向きの斜面を利用した、花卉栽培のビニールハウスが並んでいて、車道沿いにはたくさんのアロエが露地で栽培されていました。田子湾の展望も良く湾内の水深は約30m程あると地元の人から聞きました。そのためか海は群青色に見えました。 南風荘(ゼンリン指定保養地)への車道を過ぎると、トンネルがあり、通り抜けると海側にベンチがあり、今山四合目甲掻と標示されていました。灯台がある田子島が見えました。更に進むと車道は行き止まりとなり、今山伍合目正番と標示がありました。 車道から分かれて西伊豆歩道今山コース田子側登り口の山道に入りました。木の丸太の階段を登り水道タンクの横を通り抜けて登って行くと東屋があり、田子海岸の沖磯がよく見えましたが、田子方向の展望はここで見納めとなりました。 歩道脇のツワブキを見ながら林の中を登って行くと、勾配が緩やかになり、ベンチが見え今山への道標がありました。 昔開墾されたと思われるところには木が生い茂り、荒れた照葉樹林帯を東に尾根を登ると、所々にコンクリートの静岡県杭が打ってありました。小さなコブからはやや北へ進むと分岐があり、更に進んで標高302.8mの今山の山頂に着きました。山頂は狭く、三等三角点があり、木に覆われて展望はありませんでした。山頂から西伊豆歩道に戻り、ベンチで昼食を採ったのち、空模様が怪しくなってきたので休息もそこそこに出発しました。 50m程進み尾根を通過して下った所からは、風化した安山岩が黄褐色に変化した黄金崎や登頂してきた今山が見えました。 緩やかな道を過ぎると木製の階段の下りになり、階段を過ぎると崩れた岩や石がある山道となりました。平坦になると道標が見え、木製の階段を下がりベンチのある展望地に着きました。 北側部分の木を伐採してあり黄金崎方面がよく見え、斜面には畑を作るためか小さな石で積まれた石垣の跡がありました。 更に進んで大きな桜の木が並んだ横を下がり、海側が開けて網屋崎への分岐に着きました。大きなテレビアンテナがあり、道標に従って北へ進むと東屋がありました。大きなウバメガシ林の中の階段はクサリの手摺りが付いる急勾配で、安良里港の対岸になる網屋崎に降りました。 入江の湾内は波もなくとても静かで、たくさんのヨットが繋留されていました。林の中を抜けると浦守神社があり、鳥居をくぐって船着場に出ると網屋崎の網小屋が見えました。周辺を散策したのち分岐まで戻り、杉林のなかを進んで行くと展望が開け、安良里港に浮かぶ船と網屋崎の網小屋が見えました。更に進むと造船所の黄色の大きなクレーンが見え、今山側登り口の車道に出ました。 |
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西伊豆町大田子地区の旧田子中学校からグランド沿いに入ると歩道入り口
標高302.8mの今山の山頂
山頂は狭く、三等三角点があり、木に覆われて展望はありません
山頂は狭く、三等三角点があり、木に覆われて展望はありません
撮影機器：
感想
以前、学んでいた登山教室で今山へのハイキング計画がありましたが私用で参加を逃してしまいました。安良里港の対岸にはイルカ漁が盛んな頃の網小屋がある事を知りましたので、今山登頂と合わせて訪れてみることにしました。
伊豆西海岸から見る夕日は沖の磯のシルエットに赤とオレンジ色に染まった太陽が沈み、とてもきれいです。特に春秋の彼岸の時期には田子湾沖の田子島に太陽が沈み、大田子の浜にはたくさんのカメラマンが訪れます。今回は夕日も見ようと遅い時間に歩き始めましたが、残念ながら夕方には雨となり願いはかないませんでした。
大田子の集落を過ぎると山桜が海岸近くまで咲いて、青く澄んだ海には小さな舟で漁をしているのどかな風景が見られました。車道の行き止まりまでの間を散策しても十分のどかな田子の風景が味わえるかと思います。
西伊豆歩道から今山山頂の間は、踏み跡を頼っての往復となりました。今回の目的にしていた網屋崎の網小屋は時の進化を忘れた茅葺き屋根で昔のままのようなたたずまいでした。いっぽう安良里港には近代的なヨットが浮かび、陸上には自動車が走りまさに現代でした。移りゆく時代を長年網屋崎から見つめていた網小屋、これからも幾年かの時代を見つめていくでしょう。 このギャップがたまらなく旅愁をそそりました。
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kok555 さん
網屋崎の網小屋は地元人からの情報では漁師に頼んで舟で行くしかないということでした
遊歩道が確認できましたので行って見ます
西伊豆は暖かいので真冬でも楽しめます。造船所脇の歩道を登れば容易に網屋崎に行くことができます。ぜひ楽しんでみてください。
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