雄阿寒岳
コースタイム
天候 | 晴一時曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2010年02月の天気図 |
コース状況/ 危険箇所等 |
C650mまでは、樹間広い。 登りルートは、C700mからC1100mまで一部区間を除き樹林密度が濃い。 C1200mから上は、雪が氷結していた。クトーを付けて登ったが、無ければスキーでの登高は難しいだろう。 下りルートは、C1100mからC850mまで樹林密度が濃い。 C850mからC650mの谷は、狭く急な部分もあるが、スキー滑降が楽しめる。 |
写真
感想
知床方面の行き帰りに、よく阿寒湖周辺は通過する。その度に雄阿寒岳は気になっていたのだが、麓は樹林が濃い。冬季の山行は、できるだけスキーを使うことにしているので、躊躇していた。今まであれこれとルートを検討し、ようやく入山してみることにした。前夜は阿寒湖畔の花火大会を観賞。これもなかなか楽しいものだ。
入山は、国道241号ヒョウタン沼への林道分岐から弟子屈方面へ1km余り行ったところの沢形から。
沢に沿って進み、沢なりに北から北西へと向きを変えながら高度を上げる。この辺り、沢沿いは木も少なく、帰りはスキー滑降も楽しめるだろう。
C680m辺りで沢通しは傾斜がきつくなったので、北側の尾根へ逃げてみる。しかし、樹林が次第に濃くなってきた。西へ進み、c930mで南尾根(?)に乗る。ここで、古いスキーのトレールを認め、以後しばらく従う。
C1100mを越えた辺りでダケカンバ帯となり、少し樹間が空いたので、西へ巻きぎみに標高を上げる。
C1250m辺りで無木立の雪面となったが、雪が氷結していて、クトーを使いなんとか頂上台地の南寄りのピークに立つ。
ここからツボ足で頂上を往復したが、踏み抜きに苦労した。やや雲が湧いていたが、山頂からは、雌阿寒岳や釧路平野の先に太平洋の輝きも認められた。
下りは、まず西側の雪面から南へ向かい、樹間が広く滑り易いダケカンバ帯を東へ進む。
このままでは登りルートから離れてしまうので、適当なところで進路を南へ。途中で往路を横切り、P873mの北で谷へ入って、ようやく滑りが楽しめるようになってきた。
C680mで往路と合流。以後、入山地点まで往路に沿う。
スキーに適した山とは思えないが、精一杯スキーが活用できたかなと思う。
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