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記録ID: 65091
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ハイキング
中国山地西部

亀井谷〜ジョシのキビレ経由〜旧恐羅漢山〜恐羅漢山

2009年06月17日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:15
距離
9.4km
登り
877m
下り
858m

コースタイム

7:22亀井谷奥橋-7:40広見入口-9:50ジョシのキビレ-10:20ピーク1090m-12:02ピーク1155m-12:24カマのキビレ-12:30登山道合流-13:05旧恐羅漢山-13:30恐羅漢山-14:15台所原-14:50三十三曲取り付き-15:35亀井谷奥橋
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
亀井谷はわりとテープと踏み跡がしっかりあり、川を何度か(10回ぐらい)渡歩しますが、水につかることもなく、少し山慣れた人なら迷うことはないと思います。三十三曲りの上部から台所原、恐羅漢山にかけての道はブナ林の綺麗なところで私のお気に入りのコースです。ちなみに三十三曲りはジグザクに折り返しながら登るのですが、私の数えたところによると十六曲りか十八曲りしかありません。そもそもスイッチバックで奇数回数では方角的に戻ってしまいます。
広見入口からジョシ谷、ジョシのキビレにいたる道も意外とテープがあり、踏み跡もあったりしますのが、亀井谷に比べるとこちらの方が人通りはないようです。それでもある程度山慣れた人なら大丈夫だと思いますが、ジョシのキビレそばになるとかなり笹がウルサイと思います。数年前に広島山稜会の方々が刈られたそうですが、だいぶ伸びていて、途中で道を見失うことがあり、私も初めて行った時には見失ってしまい最後は鞍部めがけて直登しました。
今回は、ジョシのキビレから尾根を藪漕ぎしてカマのキビレ先の登山道を目指しましたが、この約1.7キロが約2時間半強と掛かってしまっています。地図にある破線の登山道は既に消失していて笹薮漕ぎで時間が掛かりますので、遠回りでもいったん広見林道に降りてそこから旧恐羅漢山に登る登山道を登った方が時間的に絶対早いと思います。
亀井谷奥橋のそばの広くなっている所を探すとテープでマークされた亀井谷の入り口があります。
2009年06月17日 08:00撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 8:00
亀井谷奥橋のそばの広くなっている所を探すとテープでマークされた亀井谷の入り口があります。
亀井谷に下りてから…
2009年06月17日 08:06撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 8:06
亀井谷に下りてから…
亀井谷奥橋から20分ぐらいで中州状の森の中に掘り込まれた広見入口の印がありますのでここからジョシ谷に向かいます。
2009年06月17日 08:16撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 8:16
亀井谷奥橋から20分ぐらいで中州状の森の中に掘り込まれた広見入口の印がありますのでここからジョシ谷に向かいます。
ジョシ谷入り口、この岩を越えるとジョシ谷です
2009年06月17日 08:17撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 8:17
ジョシ谷入り口、この岩を越えるとジョシ谷です
ジョシ谷
2009年06月17日 09:10撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 9:10
ジョシ谷
ジョシ谷
2009年06月17日 09:10撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 9:10
ジョシ谷
標高820mぐらいで木についたテープに導かれるようにジョシ谷から離れます。その後二度ばかしここを通りましたが、目印テープも次第に増えてきてここを見失うことはないと思います。
2009年06月17日 09:16撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 9:16
標高820mぐらいで木についたテープに導かれるようにジョシ谷から離れます。その後二度ばかしここを通りましたが、目印テープも次第に増えてきてここを見失うことはないと思います。
ジョシのキビレそばの大栃の木
2009年06月22日 07:13撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/22 7:13
ジョシのキビレそばの大栃の木
ジョシのキビレ
2009年06月17日 09:52撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 9:52
ジョシのキビレ
ジョシのキビレから2万5千分の1の地図にある破線ぞいに尾根を歩きますが、笹藪ばかりで地図上の道はありません。
2009年06月17日 10:35撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 10:35
ジョシのキビレから2万5千分の1の地図にある破線ぞいに尾根を歩きますが、笹藪ばかりで地図上の道はありません。
背丈ほどの笹藪の中、磁石を頼りに進みます…、たいして勾配のない尾根ですが、1.7キロを2時間40分というところでしょうか!?
2009年06月17日 11:51撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 11:51
背丈ほどの笹藪の中、磁石を頼りに進みます…、たいして勾配のない尾根ですが、1.7キロを2時間40分というところでしょうか!?
おっ!開けたと思った鞍部、ここがカマのキビレでしょうか???
2009年06月17日 12:53撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
1
6/17 12:53
おっ!開けたと思った鞍部、ここがカマのキビレでしょうか???
カマのキビレから少し進むと広見林道からの登山道と合流します。登山道が高速道路に見えます。
2009年06月17日 13:02撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 13:02
カマのキビレから少し進むと広見林道からの登山道と合流します。登山道が高速道路に見えます。
だいぶ山頂が近いようです。
2009年06月17日 13:14撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 13:14
だいぶ山頂が近いようです。
旧恐羅漢山山頂。ここから恐羅漢山に向かい台所原にむけて下山します。
2009年06月17日 13:48撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 13:48
旧恐羅漢山山頂。ここから恐羅漢山に向かい台所原にむけて下山します。
台所原に向かう道はブナ林のきれいな所です
2009年06月17日 14:49撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 14:49
台所原に向かう道はブナ林のきれいな所です
台所原、この笹の後ろの方に亀井谷に向かう道があります。
2009年06月17日 14:51撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 14:51
台所原、この笹の後ろの方に亀井谷に向かう道があります。
台所原から33曲がり上部に向かうトラバース道
2009年06月17日 14:54撮影 by  FE220,X785, OLYMPUS IMAGING CORP.
6/17 14:54
台所原から33曲がり上部に向かうトラバース道

感想

亀井谷を歩いた折、木に“広見入口”と掘り込んであるのを見かけました。
家に帰ってから早速ネットで調べてみますと、
“山歩きの履歴”さん、http://yama-aruki.sakura.ne.jp/index.html
“髭じじー”さん、http://www2.bbweb-arena.com/higejiji/index.html
“ヤブ山突撃隊”さん、http://homepage2.nifty.com/yamayama-yamaguchi/yabuyama_001.htm
などの記録があり、これに入ってジョシのキビレを越え、広見林道の方に抜けられることがわかりました。

当時の私には少しハードルが高いかな…!?と思いつつも、取りあえず諸先輩方の記録をプリントアウトして下見に行ってみました。すると途中から谷を離れて踏み跡がついていてどうやら私でもいけそうな雰囲気だということがわかりました。
そして梅雨入り前のこの日、いよいよジョシのキビレに挑んでみることにしました。
ジョシ谷はそれはそれは静かな所でした。ジョシのキビレそばになるとネットで見たとおりに踏み跡が分からなくなって道を見失いましたが、直登すると笹が刈り込まれたトラバース道に出くわしました。
これが広島山稜会の有志の皆さんが刈り込まれて作られたトラバース道だな! http://sanryokai.sakura.ne.jp/album/al1348.html
ここをありがたく通過させていただいて無事、ジョシのキビレに到着しました。

さて、ここからは単純に地図を見ただけで予定したジョシのキビレ→1090mピーク尾根伝い→カマのキビレ→旧恐羅漢山の登山道に合流という距離だけみると最短コース…、を歩く予定です。
広見林道まで下りて旧恐羅漢山登山道を登るよりは、こっちの方が絶対早いし楽勝だろう…、高低差も少ないし、な〜にっヤブだってたいしたもんじゃないかもしれないし…。
そんな安易な見通しで、ジョシのキビレから尾根沿いに笹薮の中に突っ込んで行きました。
ところが、この笹薮がハンパではなく大変でした。距離にして1.7キロぐらいですが、途中藪の中で休んだりしながらも2時間40分強ぐらいは掛かってしまいました。平均時速550mというところでしょうか!? カマにキビレそばにくるとパァ〜と視界が開けて、とうとうヤブを抜けきったという満足感だけはありましたが、決してお奨め出来るコースではありません。2万5千分の1地図にあるこの尾根を通る破線の道は、もはやどこにも見当りません。遠回りでも広見林道まで下りて登山道を歩いた方が楽だし早いと思います。

登山道に合流してしまえば、あとは迷うこともないでしょう…。台所原から33曲りへの取り付きは笹がボーボーで分かりにくいかもしれませんが、突っ込んで20mぐらい我慢して進むと踏み跡が現れます。この20mの笹藪が進めない人は亀井谷を歩くのは止めた方がよいと思います。

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