富士山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,398m
- 下り
- 1,387m
コースタイム
7/25 御来光山荘5:00…6:50八合目7:05…9:00頂上…10:05剣ヶ峰…15:20富士宮コース登山口=焼津のホテル(泊)
7/26 焼津のホテル=<貸切バス>東名・名神=17:10梅田解散
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備電池
1/25
000地形図
ガイド地図
コンパス
笛
筆記具
ライター
ナイフ
保険証
飲料
ティッシュ
三角巾
バンドエイド
タオル
携帯電話
計画書
雨具
防寒着
スパッツ
手袋
ストック
ビニール袋
替え衣類
入浴道具
ザックカバー
水筒
時計
日焼け止め
非常食
防寒用帽子
サングラス
新聞紙
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共同装備 |
ツェルト
コンロ
ガスカートリッジ
コンロ台
コッヘル(鍋)
ローソク
ファーストエイドキット
医薬品
ラジオ
トランシーバ(使用帯)
カメラ
テープスリング
ロープスリング
環付きカラビナ
カラビナ
|
感想
今年もミズノアウトドアスクールでは日本一高い山「富士山」の特別講習を行います。講習は関東発、関西発の計2回開講されますが、今回は7月24日〜26日にかけて行われた、関西発の富士宮ルートの模様をお伝えします。今回も多くの方にご参加いただき、誠にありがとうございました。
富士宮ルートは富士山にある4つの登山道のうち、最短距離で頂上までたどり着くルートですが、登り出しの標高が2,400mで頂上(3,776m)までおよそ1,400m標高差があり、最短といってもそれなりの距離があります。また、道中には気の抜けない岩場もあり、特に下山時は注意が必要です。
朝に梅田を出発したバスの中では、大蔵校長による水分・エネルギーの補給方法、低体温症のリスクなど、富士登山に必要な知識を中心に車中講義が行われました。これらは富士山を安全に登頂し、無事に戻ってくるためには欠かせない知識ばかりです。
さて、バスは富士宮市の富士山本宮浅間大社に到着し、まずは全員で安全登山を祈願して参拝しました。お参りの後は富士宮登山口(五合目)に進み、いよいよここから登山開始です。幸いなことに心配されていた台風12号の影響はなく、良いコンディションで登山を開始できました。
今回も大蔵校長をはじめ、サポートガイドとミズノスタッフが受講者の皆様の安全管理を徹底しました。
登山道では、ゆっくりとしたスピードで1時間に300mずつ高度を上げ、少しずつ頂上へ登って行きます。
この日は、新七合目にある御来光山荘にて一泊します。例年シーズン中は非常に混雑する富士山ですが、この日の宿泊客はそれほど多くなく、ゆったりと過ごすことができました。
翌日は午前4時に朝食を取り、4時半頃にご来光を拝みに外へ出ます。この日はあいにくの空模様ではっきりとご来光を見ることはできませんでしたが、富士山の上には青空が広がっていました。
元祖七合目、八合目、九合目、九合五勺とリズムよく登って行き、頂上へ到着しました。皆様、お疲れ様でした。
ひと休みした後は頂上の郵便局にて、皆様にお配りしたお茶入りハガキをポストに投函しました。その後、日本最高峰の場所、剣ヶ峰へと向かいます。
片道20分ほどかかる道中は幸運にも晴れていたため、遠目に見える天城連山を眺めながら歩いていきます。剣ヶ峰に到着すると、山頂を示す碑をバックに受講者の皆様一人一人の記念撮影を行いました。
さて、頂上を満喫した後は、1,400mの長い下山が始まります。登りの時よりも難しい岩場を慎重に通過し、火山礫で歩きにくい道を一歩一歩確実に下っていきます。標高が下がるにつれて、気温が高くなっていくため、温度に合わせて被服調整を行うのも、疲れを軽減するための大切な技術です。
15時20分頃、全員無事に登山口(五合目)に戻りました。皆様、大変お疲れ様でした。一行を乗せたバスは焼津のホテルへ向かい、旅の疲れを癒した後、翌日大阪まで戻り、梅田にて解散しました。
次回のミズノアウトドアスクール関西エリアは、10月18日の氷ノ山です。皆様のご参加を、スタッフ一同、心よりお待ちしております。
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