記録ID: 69787
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ハイキング
房総・三浦
太東崎【関東ふれあいのみち千葉(15)】九十九里の砂をふみしめて歩くみち(長者町駅→東浪見駅)
2010年07月03日(土) [日帰り]
kumiyan
その他1人 - GPS
- 04:36
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 74m
- 下り
- 79m
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標高グラフを拡大コースタイム
13:35長者町駅-13:41酒屋「やまろく」と和菓子屋「伊勢屋」で買い物、15分-14:02江東橋-14:40太東海浜植物群落地と進行方向の分岐-14:47太東海浜植物群落地(海岸で休憩10分)-15:19太東崎灯台(30分見学を兼ねた休憩)-15:53飯綱寺(境内見学10分)-16:22太東崎(あずまやのある場所)(関東ふれあい撮影ポイント)(10分休憩)-16:45岬町ハイキングコース入口-17:00岬町ハイキングコース出口-17:09九十九里浜(東浪見海岸)ー17:35九十九里浜遊歩道の終点(10分休憩)-17:46九十九里ビーチライン-17:51九十九里ビーチラインの東浪見駅分岐-18:11東浪見駅
| 天候 | 曇りときどき小雨、非常に蒸し暑い |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2010年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
東浪見駅も外房線の各停しか停まらない駅。システマティックな綺麗な駅舎だが無人駅。駅前には麻雀博物館があったが寄っていない。それ以外は東浪見駅付近には店なし。集落と田んぼがあるのみ。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
●ルート:関東ふれあい千葉の公式マップを参考にして歩いた。 ●危険個所:車道は車に注意。 ●分かりづらい場所:太東海浜植物群落と太東崎灯台の分岐だが、関東ふれあい標識では太東海浜植物群落とは書かれておらず、太東崎と書かれているが、これは誤りだと思う。他、寄り道した飯綱寺。九十九里浜から九十九里ビーチラインに復帰する地点がわかりづらかった。 ●混雑度:太東海浜植物群落地の付近は釣り人が大勢いた(砂浜はないので海水浴客とサーファーは皆無)。太東崎灯台では車で来る観光客を何組か見かけた。太東崎は海水浴客と釣り人がちらほら、九十九里浜はサーフィンの大会をやっておりサーファーがかなり大勢いた。それ以外の場所は人は少なかった。 ●展望/景観:太東崎灯台からの景色は綺麗。晴れていたら絶景だった筈。太東崎の岩礁(津々浦々)、九十九里浜の砂浜も景勝地。時期が太東海浜植物群落地の花々が咲いている時期(6月、7月下旬)なら、尚良かった。 ●トイレ:長者町駅(但しこの駅のトイレはかなり汚い)、九十九里浜、東浪見駅 ●水・食べ物の調達:九十九里浜に入る手前の国道沿いには、ドライブイン九十九里などお店が多かった。それ以外の場所は店は少ない。駅付近についてはアクセス欄を参照。 ●休憩場所:太東崎灯台ベンチ複数あり、太東崎のあずまや、岬町ハイキングコースの展望台にベンチ複数あり、九十九里浜の砂浜でも(雨が降らなければ)休憩可能 ●日帰り温泉:不明。 ●その他:海水浴客とサーファーの多い夏は勧められない。 |
写真
スタート地点の長者町駅から江東橋までは午前中に歩いたコース(関東ふれあいのみち千葉�姐�潮の潮騒をきくみち)と同じ道。しかし途中、千葉の地酒を販売している酒屋があることを確認していた我々はこの看板のある酒屋に入り、720mlの地酒1本を購入。酒屋斜向かいの老舗和菓子屋でもせんべいを購入した。
7/3 13:41
スタート地点の長者町駅から江東橋までは午前中に歩いたコース(関東ふれあいのみち千葉�姐�潮の潮騒をきくみち)と同じ道。しかし途中、千葉の地酒を販売している酒屋があることを確認していた我々はこの看板のある酒屋に入り、720mlの地酒1本を購入。酒屋斜向かいの老舗和菓子屋でもせんべいを購入した。
江東橋に到着。夷隅川は川幅の広い川だ。ジェットスキーを楽しむ人も見かけた。
みちは水田の横、舗装されているが長閑なみちを往く。が、蒸し暑いのは午前以上。
稲の背もかなり高くなった。最近まで田植えの光景を良く見かけると思っていたら、もうこれほどまでに成長している。稲の生命力に感心する。
7/3 14:13
稲の背もかなり高くなった。最近まで田植えの光景を良く見かけると思っていたら、もうこれほどまでに成長している。稲の生命力に感心する。
大高水門についての説明書き。現在は「棚場水門」という現代式水門しかみあたらなかったが、往時は大高玉治郎という人が私財を投じて建設した大高水門という水門があったらしい。この大高水門により数10haの水田が塩害を受けずに済むようになったとのこと。
7/3 14:24
大高水門についての説明書き。現在は「棚場水門」という現代式水門しかみあたらなかったが、往時は大高玉治郎という人が私財を投じて建設した大高水門という水門があったらしい。この大高水門により数10haの水田が塩害を受けずに済むようになったとのこと。
九十九里はまだか、まだか、と海を目指して進むと、干潟に到達。左側の土手を越えると海岸なのかな?
長閑な道はまだ続くが、海は見えない。正面に雰囲気のある邸宅を発見。モロッコに行ったことはないが、モロッコにありそうな家だな〜。
水田のなかを歩き続けると、太東海浜植物群落と太東崎灯台の分岐に至る。日本で最初の国指定天然記念物である太東海浜植物群落を見学しに右折し漸く海側に到達したが、そこは釣り人の天国?だった。
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7/3 14:45
水田のなかを歩き続けると、太東海浜植物群落と太東崎灯台の分岐に至る。日本で最初の国指定天然記念物である太東海浜植物群落を見学しに右折し漸く海側に到達したが、そこは釣り人の天国?だった。
波は荒いし、小雨も降ってきた。こういう日がよく釣れると、いたち大臣が知ったかぶる。
釣り人の多い場所から道を右手に進むと太東海浜植物群落の碑があった。さっき降り出した小雨はもう止んだ。
しかし、期待していたハマヒルガオやスカシユリ等の花は一切なし。ただの草原のような・・・。
遊歩道も立ち入り禁止だ。陥没もあるようなので標識に従い、この先には進まなかった。団塊ジュニアの我々は思慮深い大人なのだ。
太東海浜植物群落から分岐に戻り、太東崎灯台を目指す。途中にアジサイがあり、パレットのように色が薄い順に並んでいる。土壌が酸性だと青くなりアルカリ性だと赤くなると聞いているが、土壌を操作してこのような並びのアジサイを作っているのだろうか。
7/3 14:59
太東海浜植物群落から分岐に戻り、太東崎灯台を目指す。途中にアジサイがあり、パレットのように色が薄い順に並んでいる。土壌が酸性だと青くなりアルカリ性だと赤くなると聞いているが、土壌を操作してこのような並びのアジサイを作っているのだろうか。
太東崎灯台の入口。舗装路だが、ここからは上り坂。結構車が通るので注意。
10分足らずの上り坂だが、蒸し暑くてバテ気味なのでかなりきつかった。こんな楽なコースでへとへとな自分たちが情けなく思えた。
灯台付近の高台から見えた景色。晴れていれば絶景の筈。しかし晴れていれば日差しもきついだろうからもっと暑かった筈だし、初夏に来る所じゃなかったかも〜と内心後悔。
7/3 15:25
灯台付近の高台から見えた景色。晴れていれば絶景の筈。しかし晴れていれば日差しもきついだろうからもっと暑かった筈だし、初夏に来る所じゃなかったかも〜と内心後悔。
本日、この地点まで歩いた道程が一望できる。大原海岸、日在浦海岸、和泉浦海岸(この海岸のみ内側を歩く)、ずーっと歩いてきたことに自己満足する至福の時。
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7/3 15:28
本日、この地点まで歩いた道程が一望できる。大原海岸、日在浦海岸、和泉浦海岸(この海岸のみ内側を歩く)、ずーっと歩いてきたことに自己満足する至福の時。
アジサイも綺麗。これは山アジサイだが、こっちの方が、よく見る民家脇に植えられているアジサイより好きだなあ。
灯台付近はこんな展望台もあるけれど、右手の柵の向こうは崩落しかけているそうだ。
ここには戦時中、電波探知機があったので米軍機の攻撃目標になったらしいが、これを迎撃したといわれる機関銃座跡が(右手フェンスの外側に)あった。こんな長閑な場所で迎撃線があったのか〜。
7/3 15:30
ここには戦時中、電波探知機があったので米軍機の攻撃目標になったらしいが、これを迎撃したといわれる機関銃座跡が(右手フェンスの外側に)あった。こんな長閑な場所で迎撃線があったのか〜。
太東崎灯台を後にする。コースは残り7km位あるので急がないと予約済みの帰りの電車に間に合わない。
しかしこの直後にも飯綱寺へ寄り道。飯綱寺にはすごい彫り物があるらしいので、見に行かない訳にはいかない。
飯綱寺は「天狗のお寺」といわれるらしい。これは本堂上に飾られていた天狗のお面。しかし目当ての彫り物、「天狗と牛若」は見当たらない。境内の奥にあり、寺院に案内をお願いすればいいのかな?
7/3 15:56
飯綱寺は「天狗のお寺」といわれるらしい。これは本堂上に飾られていた天狗のお面。しかし目当ての彫り物、「天狗と牛若」は見当たらない。境内の奥にあり、寺院に案内をお願いすればいいのかな?
飯綱寺本堂。この左手に見学を希望する方は参拝料300円をと書かれた張り紙があり、お坊さんの自宅のような家もあったが、チャイムを数回鳴らしても誰も出てこなかったので、彫刻を見るのはあきらめた。
7/3 15:57
飯綱寺本堂。この左手に見学を希望する方は参拝料300円をと書かれた張り紙があり、お坊さんの自宅のような家もあったが、チャイムを数回鳴らしても誰も出てこなかったので、彫刻を見るのはあきらめた。
今度こそ寄り道せず、先を進む。「雀島」を指す標識に則り歩を進めると、また防火寿の槇の生け垣の多い道となった。この付近の集落は火事が多かったのだろうか。
7/3 16:08
今度こそ寄り道せず、先を進む。「雀島」を指す標識に則り歩を進めると、また防火寿の槇の生け垣の多い道となった。この付近の集落は火事が多かったのだろうか。
緩やかな坂を上り、派手なピンクの建物が左手に見えると、太東崎に到着。ここは津々ヶ浦(つつがうら)と呼ばれる小島が連なる景勝地だ。
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7/3 16:22
緩やかな坂を上り、派手なピンクの建物が左手に見えると、太東崎に到着。ここは津々ヶ浦(つつがうら)と呼ばれる小島が連なる景勝地だ。
ここには、本コース関東ふれあい撮影ポイントでもあるあずまやもある。10分だけ休憩。
ここ太東崎は砂浜は無く、荒々しい岩礁地帯だ。その為か、磯遊びを楽しむ人や釣り人が大勢いた。
短いトンネルを抜け、上り坂となる。途中、別荘を幾つも見る。車のナンバーも品川ナンバーだったので、都心の成功者の別荘地が多いのだろうなあと推測。房総は東京にほど近い距離だし、三浦半島ほど混雑してない所がいいのかなあ。
7/3 16:35
短いトンネルを抜け、上り坂となる。途中、別荘を幾つも見る。車のナンバーも品川ナンバーだったので、都心の成功者の別荘地が多いのだろうなあと推測。房総は東京にほど近い距離だし、三浦半島ほど混雑してない所がいいのかなあ。
海を眺めるとこんなテトラポットだらけ。写真左の岬の向こうが九十九里浜(東浪見海岸)と見た。
左手に、先ほど見たのとは別のピンクの建物があった。ホテルではないようだが、駐車している車が多かったのでリゾートマンションではなかろうか。
7/3 16:38
左手に、先ほど見たのとは別のピンクの建物があった。ホテルではないようだが、駐車している車が多かったのでリゾートマンションではなかろうか。
関東ふれあい標識に沿って進むと、「岬市ハイキングコース」入口に到着。ルートはこのハイキングコースを進むらしい。
このハイキングコースは最初、結構急峻な上り階段。学生時代にバックパッカー旅行で行ったタイかマレーシアの何とかという島も、こういう山道を越えて海岸に行かなければならなかったことを10年以上ぶりに唐突に思いだし、海沿いは案外平坦ではないことを実感。
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7/3 16:46
このハイキングコースは最初、結構急峻な上り階段。学生時代にバックパッカー旅行で行ったタイかマレーシアの何とかという島も、こういう山道を越えて海岸に行かなければならなかったことを10年以上ぶりに唐突に思いだし、海沿いは案外平坦ではないことを実感。
上り階段を上りきるとこんな風景が広がっていた。どうやら我々は岬を越えているらしい。
展望台から望めた、九十九里浜。太東漁港も見える。太東漁港のそばにある筈の「雀島」は、草木が生い茂って見えなかった。恐らく、この岬の真下に近いところに雀島はあるのだろう。
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7/3 16:54
展望台から望めた、九十九里浜。太東漁港も見える。太東漁港のそばにある筈の「雀島」は、草木が生い茂って見えなかった。恐らく、この岬の真下に近いところに雀島はあるのだろう。
平原のようなみちを進むとまた下り階段で、「岬町ハイキングコース」は終了。後で調べたらこのコースは600m程度の短いコースだった。
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7/3 16:57
平原のようなみちを進むとまた下り階段で、「岬町ハイキングコース」は終了。後で調べたらこのコースは600m程度の短いコースだった。
数分、国道128号沿いに歩き、写真の場所、九十九里ドライブインの手前で右折(標識あり)。ここからまた蒸し暑さがぶり返す。
やっと九十九里浜に辿り着いた。ここは九十九里の最南端、東浪見海岸だ。
しかし時刻は既に17時をまわっている。18時25分東浪見駅発の上り電車に間に合なければ、本数の少ない駅なのでえらいことになる。砂浜は歩くのに時間がかかるので、午前中の大原海岸と同様、堤防の上を歩いた。
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7/3 17:12
しかし時刻は既に17時をまわっている。18時25分東浪見駅発の上り電車に間に合なければ、本数の少ない駅なのでえらいことになる。砂浜は歩くのに時間がかかるので、午前中の大原海岸と同様、堤防の上を歩いた。
海上の黒い点に見えるのはサーファー。次の波が来るのを待っている。
暫く行くと堤防左側に自転車道のような遊歩道が造られていた。この遊歩道を歩いていたら、サーファーが大勢海を見ている場所に到着。どうやらサーフィンの大会をやっているようだった。そしてこのサーファーらの視線を遮って彼らの前を突っ切るのは恥ずかしかったので、サーフィン会場を迂回し大回りをする羽目に。
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7/3 17:22
暫く行くと堤防左側に自転車道のような遊歩道が造られていた。この遊歩道を歩いていたら、サーファーが大勢海を見ている場所に到着。どうやらサーフィンの大会をやっているようだった。そしてこのサーファーらの視線を遮って彼らの前を突っ切るのは恥ずかしかったので、サーフィン会場を迂回し大回りをする羽目に。
サーフィン大会の会場はどこかの神社のようだった。これはサーフィン会場を通り過ぎた後、振り返って撮った写真。
砂浜の幅が狭くなる。九十九里の砂が浸食されて危ない!というニュースを昔テレビで見たことを思い出した。ヘッドランドが幾つもあり砂浜が狭まってきたので、九十九里の景観も歩き始めより余り美しくなくなった。
7/3 17:39
砂浜の幅が狭くなる。九十九里の砂が浸食されて危ない!というニュースを昔テレビで見たことを思い出した。ヘッドランドが幾つもあり砂浜が狭まってきたので、九十九里の景観も歩き始めより余り美しくなくなった。
堤防沿いの自転車道のような遊歩道が終わり、どの場所を歩いているかわからなくなったので左折して防風林を抜け、九十九里ビーチラインに向かうことにした。
7/3 17:43
堤防沿いの自転車道のような遊歩道が終わり、どの場所を歩いているかわからなくなったので左折して防風林を抜け、九十九里ビーチラインに向かうことにした。
これが九十九里ビーチライン。東浪見駅に行きたいのだが標識も何もない。川にぶつかるまでは海岸沿いの遊歩道を歩いていたのと同じ方向をまっすぐ進むのに間違いない筈なのでそのまま5分ほど進み続けると、道を渡った側にホテルショパンの看板と関東ふれあい標識を発見、ここを左折する。
7/3 17:46
これが九十九里ビーチライン。東浪見駅に行きたいのだが標識も何もない。川にぶつかるまでは海岸沿いの遊歩道を歩いていたのと同じ方向をまっすぐ進むのに間違いない筈なのでそのまま5分ほど進み続けると、道を渡った側にホテルショパンの看板と関東ふれあい標識を発見、ここを左折する。
右手に運河?があり、その先を進むと田園地帯の中の一本道だった。この一本道の先に東浪見駅はある。
東浪見駅付近は大村の集落になっている。大村集会所の脇を通り過ぎる。分岐ごとに標識は完備されている。
東浪見駅に到着。無人駅で、およそ駅らしからぬ雰囲気だが、トイレはある。
撮影機器：
感想
平坦で楽なコースだと思っていたが、コース名の九十九里浜に出るまでが長い。しかも、寄り道が多く、約12kmコースだった筈が15�匐瓩�歩いたことになり、気候が暑すぎない時期ならともかく、苦行に等しいハイキングとなってしまった。
コースとしては午前中に歩いた関東ふれあい千葉�亜峭�潮の潮騒をきくみち」(約8��)のコースよりは見どころが多いが、海岸付近以外は暑い。特に水田の脇道とか、国道沿いとか、時折、生暖かい風も吹き、本当に不快指数が高かった。
この日、期待外れだったのは、快適度以外にも太東植物群生群。ここでは花をひとつも見れなかった。
行く前は、かなり楽なコースっぽいので海に近いレストランでピザでも頼んでのんびりまったりできるのでは?と期待していたが、蒸し暑さにばてばてでスタスタ歩くことも出来ず、寄り道も多かったので電車発車時間10数分前にゴールとなってしまい、店でのんびりすることは叶わなかった。
ではあるけれど、九十九里浜は素晴らしかったし(「九十九里」で使われている1里は日本の1里ではなく中国の1里=500m)、岬町ハイキングコースなど本当に短い区間だったが山道も楽しめたし(山道上り坂は久しぶりだったので面白くて全くきつさを感じなかった)、太東崎灯台からの眺めはそれなりに良かった(晴れていれば恐らく絶景だったろう)。
おまけに、期待していなかった千葉の地酒(勝沼のお酒。腰古井の「ぎんから」)を購入できたし、老舗和菓子屋さんで安くておいしいせんべいも購入できた。
(長者町から一番近い酒蔵の地酒は大原の「木戸泉」だが、このお酒は山廃っぽいので買わなかった。山廃の酸味が少し苦手なので)
結論:平坦コースだからといってなめてはいけない。外房は雄大だ。そして夏に房総にハイクしに行くのは苦行だ。海沿いも暑い。
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