丹沢/中川川流域 鬼石沢 マスキ嵐沢

2010年07月03日(土) [日帰り]

• GPS: 08:39
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,449m
• 下り: 1,356m

コースタイム

大滝橋バス停8:25〜9:06一軒屋避難小屋9:20〜10:26大岩の堰堤10:28〜11:09畦ヶ丸11:31〜12:11マスキ嵐沢出合12:23〜12:47大滝12m〜12:54〜13:24二段10m涸滝13:34〜13:55権現山14:02〜17:04西丹沢自然教室

天候

11:11　畦ヶ丸山頂　曇り　18℃
12:17　マスキ嵐沢　曇り　20℃
13:58　権現山山頂　雨　19℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

大滝橋まで小田急新松田駅、JR山北駅、谷峨駅、松田駅からバスあり。運行は富士急湘南バスHP参照
http://www.fujikyu.co.jp/syonan/

コース状況／危険箇所等

★今回遡行した沢について
　鬼石沢・・・大滝沢本流。中川川の支流。畦ヶ丸の南東を源頭とする沢。20m近い高さの滝と4つの堰堤がある。
　マスキ嵐沢・・・大滝沢にそそぎこむ沢。畦ヶ丸南東にある権現山を源頭とする。ナメとナメ滝多い。

　遡行時間
　　鬼石沢・・・一軒屋避難小屋から畦ヶ丸登山道まで1時間43分
　　マスキ嵐沢・・・出合から権現山登山道まで1時間21分
　鬼石沢・マスキ嵐沢ともに他に遡行者なし
　鬼石沢遡行後、沢靴にヒルを1匹発見
　

写真

7/3 9:34

9:34
鬼石沢
20m大滝

7/3 9:56

9:56
鬼石沢
第2堰堤上

7/3 10:12

10:12
鬼石沢
5mCS

7/3 10:26

10:26
鬼石沢
大岩の第3堰堤

7/3 10:48

10:48
鬼石沢
10mCS

7/3 12:35

12:35
マスキ嵐沢
4mS字状滝上のナメ

7/3 12:47

12:47
マスキ嵐沢
12m大滝

7/3 13:02

13:02
マスキ嵐沢
8mスラブ滝

7/3 13:07

13:07
マスキ嵐沢
伏流前のスラブ滝

7/3 13:37

13:37
マスキ嵐沢
詰めのガレ

撮影機器：

PowerShot SX100 IS CANON

感想

higashino9

★鬼石沢
　白山書房が2000年に出版した「東京周辺の沢」の大滝沢本流遡行図と実際は渓相がかなり異なります。遡行図に記載されてますが実際は無い、または小さい滝が多いです。
　
　入渓・・・大滝橋から東海自然歩道を畦ヶ丸方面へ行き一軒屋避難小屋から入渓します。沢に沿って踏跡あり。第1堰堤を右手に進みすぐに二俣です。二俣は左へ。
　最初の二俣〜第2堰堤・・・大きな滝が連続します。巻き道は左岸。20m大滝は直登してみましたが上部がぬめっています。草付手前の一、二手が悪い。巻いたほうが無難。
　第2堰堤〜大岩ののった第3堰堤・・・小滝が続きます。
　大岩ののった第3堰堤〜詰め・・・ルンゼ状の谷が左から入ってくる二俣は右へ。この沢4つ目の古い堰堤を超えてしばらくすると三俣が見えてきます。三俣を左へ進み、10mCS。これは倒木を利用して直登。その後ヤブこぎなく登山道に出られます。

★マスキ嵐沢
　入渓・・・東海自然歩道大滝橋から一軒屋避難小屋の間に「マスキ嵐沢」と記載された看板があります。ここより入渓。しばらくすると4mS字状滝。
　S字状滝〜12m大滝・・・S字状滝とその次のスラブ滝を越えると綺麗なナメが続きます。12m大滝は右から登ります。上部は苔で滑りやすい。要注意。滝上の右岸にトラロープがかかっていました。
　12m大滝〜二段10滝・・・きれいなスラブ滝が続きます。水が涸れてくるとしばらくして二段10mの涸滝が現れます。一段目は問題なく登れますが二段目がハング気味で緊張します。
　詰め・・・ヤブこぎ無く権現山登山道へ。
　権現山〜西沢出合・・・一部踏跡が不明瞭な箇所があります。下棚沢への踏跡多数あり。間違って下棚沢へ降りてしまうと危険です。