鳥屋戸尾根〜蕎麦粒山〜三つドッケ〜ヨコスズ尾根
コースタイム
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:30
天候 | 快晴無風 気温11度から6度 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
鳥屋戸尾根は植林も多いですが山毛欅林もあり松林もあり、きれいで歩き易いコースでした。
蕎麦粒山の山頂にはその名の通り火打石が鎮座していました。
三ツドッケへの尾根道は富士山を見ながらの快適な道でした。
かつて追剥が暮らした一杯水避難小屋は清潔でトイレも付随しています。
ただし築年数は奥多摩一古いのではないでしょうか。
14時を過ぎてから三つドッケを目指すことに躊躇しましたが、今度はいつ来れるかわからないので、小屋のすぐ後ろから直登しました。
なるほど名前の通り三つの峰があり閉口しました。
同じ道を戻るのは嫌なのでそのまま酉谷山への尾根を降り、巻き道から一杯水の避難小屋に戻りました。
途中Tシャツ一枚で登ってくる白人青年二人のパーティーに出くわし驚きました。
GIカットに耳にはピアス。Tシャツの隠れた腕にはタツーがありました。
挨拶の後「元気ですね。」と声をかけると「少し寒いですが。」と笑っていました。
彼らにはヨコスズ尾根の途中で抜かれました。
この時は6℃でしたが、まだ半そでで歩いていました。
かなり下に降りてきたところでNHKの地上波受信局があり、日原の集落に配信しているようでした。
ここまでやられると日原の人は全員受信料を払っているのかなーと考えました。
舗装道路に出ると目の前に「待ってろ岩」が見えたので写真に収めました。
かみさんが先週熱海でも見た木だか草だか分からない花を見つけ
「なんていう花だろー。」というので
下の畑でたき火をしている人いに「この花なんて言う花ですかー。」
と聞くと「皇帝ダリアです。」と教えてくれました。
さらに「待ってろ岩を知っているようですが、金さんの本を読んだことがあるんですか。」と聞かれたので「はいそうです。」答え、その男性の佇まいに見覚えがあり
「あ、第一発見者でしょう。」と問いかけると笑っていました。
そうです。日原駐在所のおまわりさんでした。
ちょっと得した気分で駐車場に戻りました。
元奥多摩警察勤務の金邦夫さんの著書には「奥多摩登山考」と「山岳救助隊日誌」最新刊の「すぐそこにある遭難事故」があります。
石尾根の城山からカラ沢尾根に迷い込み、日原からよく見える岩峰の上で立ち往生している登山者を「そこで待って居ろー。」と日原駐在所のおまわりさんが声をかけ、救助したことからついた岩峰の名前「待ってろ岩」。
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