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Yamareco

記録ID: 77613
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沢登り
支笏・洞爺

漁岳の漁川820m右股沢

2010年09月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
marikka その他3人
GPS
07:30
距離
4.7km
登り
594m
下り
594m

コースタイム

7:40林道-8:00co600入渓-8:10F1の滝8:23-8:40co640m二股
9:00林道短縮路入口9:05-820m分岐9:25-9:35右股のF1大滝9:55
10:15(F2)10:20-10:30(F3)10:35-11:00co1180源頭11:30
林道短縮路入り口13:48-14:00林道14:15
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
漁川右岸林道700m地点
コース状況/
危険箇所等
漁川右岸林道はco700mの奥は雨裂がひどくなり、普通車では無理です。
7月11日の時は林道短縮路入渓地点まで30分ほど歩きましたが、
今回は駐車地点からまっすぐ沢に向かって藪を漕いでおりました。
co600m地点の入渓まで20分ほどでした。
駐車場所の横から沢に向かって藪を降ります(7:39)
駐車場所の横から沢に向かって藪を降ります(7:39)
穏かな入渓地点から淡々と歩きます(8:09)
穏かな入渓地点から淡々と歩きます(8:09)
10分ほどでF1の滝(8:11)
10分ほどでF1の滝(8:11)
左岸水際をリードクライムするオッキーリーダー(8:13)
左岸水際をリードクライムするオッキーリーダー(8:13)
上に着いて下を見ると、4人パーティが来ていました(8:19)
上に着いて下を見ると、4人パーティが来ていました(8:19)
苔むした緑が綺麗(8:26)
苔むした緑が綺麗(8:26)
綺麗なお釜の色。ここは右岸を巻きました(8:30)
綺麗なお釜の色。ここは右岸を巻きました(8:30)
なんていうことないヘツリ、落ちました(+_+)(8:36)
なんていうことないヘツリ、落ちました(+_+)(8:36)
co750の林道短縮路着(9:02)
co750の林道短縮路着(9:02)
co820m二股を右股へ(9:26)
co820m二股を右股へ(9:26)
岩が大きい。奥に大滝が見えてきました(9:34)
岩が大きい。奥に大滝が見えてきました(9:34)
一段目はフリークライム。2段目のゴルジュはロープを出してもらいました(9:38)
1
一段目はフリークライム。2段目のゴルジュはロープを出してもらいました(9:38)
明るい色の滑(10:05)
明るい色の滑(10:05)
なかなか素敵な滑(10:12)
なかなか素敵な滑(10:12)
綺麗な滝。フリーで全員直登(10:15)
綺麗な滝。フリーで全員直登(10:15)
この滝も左岸ぎりぎりを直登(10:31)
この滝も左岸ぎりぎりを直登(10:31)
この滑が滑りやすかった。右の笹をしっかり掴んで登りました(10:38)
この滑が滑りやすかった。右の笹をしっかり掴んで登りました(10:38)
最後の詰めです(10:47)
最後の詰めです(10:47)
ちょっと藪こいでます(10:49)
ちょっと藪こいでます(10:49)
支笏湖と恵庭岳(11:03)
支笏湖と恵庭岳(11:03)
周りは岩っぽい。今日の最高点で大休憩(11:03)
周りは岩っぽい。今日の最高点で大休憩(11:03)
下り。滑りやすい滑はロープを出して(11:50)
下り。滑りやすい滑はロープを出して(11:50)
ロープがあると安心(11:52)
ロープがあると安心(11:52)
懸垂下降(12:11)
ココも懸垂下降(12:37)
ココも懸垂下降(12:37)
大滝も懸垂下降。40mロープで下まで届かないので、下はクライムダウン(13:13)
大滝も懸垂下降。40mロープで下まで届かないので、下はクライムダウン(13:13)
ロープ回収(13:15)

感想

7月11日に短縮路から入渓して頂上まで登っている漁岳ですが、
今回は去年途中撤退した820m右俣沢に再挑戦です。

岩・壁のエキスパート、オッキーさんの声かけに、岩仲間の
P級長とフリークライマーで沢釣り名人のN野氏がご一緒です。
お二人とも今年から本格的に沢登りを始めたということですが、
なかなかの歩みでしたね。

当初、短縮路から入渓する予定でしたが、夏にganさん達が
林道の途中から直接沢に降りたら、F1の滝の下に出たという記録を思い出し
私達も雨裂のひどくなる手前で駐車し、そこから直接沢へ降りてみました。
F1の滝の近くは崖があったように記憶していたので、若干下流ぎみに進路をとり
藪コギ開始。それほど酷い藪でもなく、20分ほどでco600m付近の沢にスンナリ出ました。
そこから10分ほどでF1の滝到着です。下から遡ると、ここまでが結構
ダレて長いので、これはなかなかいいルートかもしれませんね。

バリバリ山岳会のオッキーさんも山岳会で来る時は、F1の滝はいつも混んでいて、
登っていないそうです。なので、今回はF1を登るのも楽しみだったそうです。
オッキーリーダーがロープを付けて、リードクライムです。
落ちた時には、滝つぼの渦に巻き込まれるので、ひっぱるように指示されました。
そんな心配もなく、綺麗に登って行きましたよ。岩の先輩、P級長が次に
登ります。さすがアルパインクライマー、危なげなくクリアーです。
二人の登りをじっくり見させていただいた後なので、なんとなくわかりました。
頑張ってテンション掛けることなく登れました。嬉しい!
フリークライマーのN野氏は、あっさり早々と登ってきましたわ。
F1の滝、上での確保の仕方もじっくり見学でき、勉強になったな。忘れないようにしなくちゃ。
みんな気分良く先へ進みます。綺麗な釜もお日様がなく、イマイチでしたが
でも、やっぱりきれい。泳がず巻いて進みます。今日は、朝からなんとなく
体が重く不調。怪我しないよう、気をつけて歩いていたのですが、どってことない
ヘツリでふらっと落ちてしまいました。笑って済ませれたので良かったです。
でもちと、ショック。その後は、さらに慎重に歩きました。が、時計紛失騒動!
M-wallのオイちゃんから激安で譲ってもらったスントの時計、いつもはリュックに
付けているのですが、この日は妙に張り切って腕に付けていました。
何度か高度を確認して見ていたのに、640m二股を過ぎたところで、リュックの
いつもの場所を見てしまい、「あっ、ない!落としたかも(@_@;)」
大慌てでみんなに相談してしまった。もしかしたら、その辺に落ちているかもと
戻り始めた時、腕についている時計に気がついた。ガビ〜〜〜〜ン。

co750m、短縮路入渓地点まで1時間ほどで到着です。
皆様、この辺は以前歩いている所なので、余裕ですね。
co820m分岐で、漁岳山頂を狙う場合は左の沢ですが、今日は右俣へ進みます。
この辺りから岩が大きくなり、ワイルドな感じになります。
P級長も、N野氏も先がどうなっているのか、ワクワクしているのがわかりますね。
ほどなくこの沢の核心の滝が目の前に現れました。
去年初めて見た時は、水量も多く畏怖を感じましたが、今回は恐さよりも
ワクワク感でイッパイです。大まかに三段っぽい感じです。
前回も途中までフリーで登り、ゴルジュの所は、ロープを付けてもらったのですが
水流の恐さにテンション掛けまくりで登ってます。今回もオッキーリーダーが
上までフリーで登り、ロープを出してくれました。よし、ちゃんと水流の中に
足を置いて、頑張って登るぞ! めちゃくちゃシャワークライムで全身ずぶぬれになりましたが登れました♪ 
水量が少なめだったのも幸いでしたね。P級長、N野氏も余裕で登りましたわ。
でも、フリーで登るのは自信がないな、。オッキーリーダーは凄いなあーーー!

その上は滑があったり、そこそこの登れる滝が2か所ほどあり、楽しめました。
気分的には結構ビビっていたのですが、「ロープ、出す?」って聞かれると
大丈夫、フリーで登りますって言ってしまいましたわ。
小樽赤岩、東の大壁を登ったのが自信になっていたかもしれません。
最後、藪を漕ぎながら水が枯れそうになる所、co1180付近で今日の最終地点としました。
振り返ると目の前には、恵庭岳と支笏湖がみえ、ワイルドな今日の登りに、
満足しながら昼食タイム。私は、下りが心配で、イマイチ心が休まりませんでしたけど(^_^;)
30分ほど休憩後、下りです。登れた滝も、クライムダウンは危険なので
3度懸垂下降。もうひとつ、ぬめぬめの滑でも、滑りだしたら止まらないかもと
いうことで、やはりロープを出しました。なので4度ロープで下りましたが
それでも下りは早いですね。林道短縮路まで2時間半ほどで降りれました。
あとは山道と林道を車まで。で、沢の最後の方で、つまづいて転倒。
左手を打ってしまったようで、家についたら腫れていましたわ。
シップのお世話になってます。

なかなかワイルドで、岩好き人間には最高の滝登りじゃなく沢登りでしたわ!
オッキーリーダー、ありがとうです!

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