神威岳
- GPS
- 05:17
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 820m
- 下り
- 817m
コースタイム
天候 | 快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
感想
I氏との山行二日目は当初、湯ノ沢〜万計沼(あわよくば空沼岳まで)の沢登り(I氏にとっては初めての)の予定で、前日に秀岳荘で脚絆なども買っていたのだが、朝ヘルパーが来てから出かけるのが遅くなってしまい、バスに間に合わないのであえなく断念。
神威岳の夏道登山に変更するが、真駒内で地下鉄からバスに乗り換えるのは空沼と同じ。定山渓行きのバスの中から八剣山などを見ながら行き、百松橋のバス停で下車。
天気はよい。百松橋を渡りながら、豊平川の砥山ダムのバックウォーター部分を見下ろす。ちょっと濁っている。振り返ると、定山渓への道の左側の崖がガレていて、補修工事をしているらしい。
登山ポスト(百松沢小屋)で入山者名簿に書き込む。今日は十数人登っているようだ。
すぐに右に、「今日も無事故で楽しい夕餉」という営林署(現・森林管理署)の縦長の看板が現れる。そういえば33年前に、高校山岳部の顧問のG先生に「これ何て読むかわかるか?」と訊かれた覚えがある。「ゆうげ」かな?と思いながら自信がなくて答えられず、「そうか、お前でも読めないか」と言われたのだった。あの看板が今でもあるとは。
少し歩くと車が10台近く駐めてあり、しばらくは砥山ダム方向へ向かう平坦な道で、やがて豊平川沿いとなる。道幅が広くその心配はないが、路肩から足を滑らせれば豊平川まで落ちてしまいそうだ。
林道は豊平川本流を離れ、百松沢沿いに。やがて短絡路の入口。沢筋を離れ、左の林間にまっすぐで傾斜の緩い道が続く。そういえば昔下って来たときにはこの道はなかったのか、結構遠回りした気がする(考えてみれば、この道はこれまで下りにしか使ったことがない)。再び林道と合流し、少し行くと登山口。この先でサンダルから登山靴に履き替える。目指す神威岳の特徴的な山頂部が見えてくる。
左からの沢を2つばかり越え、固定ロープのある急斜面を越えていくと、道は西北西へと尾根を登っていく。稜線上ではなく稜線の左右の側面を絡むように延びている。このあたりから、下ってくる人とすれ違うようになる。
やがて標高700m付近で平らなところに出るが、ちょっと行くとまた登りになり、標高750mの尾根上の平らな道となる。この道も尾根の上ではなく、少し下の南西側を通っている。
しばらくすると、右側が少し切れ落ちた開けた下りとなり、慎重に下ると、この鞍部あたりが巌望台。しかし、登りにはこの看板に気づかず、写真を撮っただけで休まずに行く。尾根の登りは次第に急に、尾根も細くなる。頂上岩塔の基部に着き、写真を撮りつつ休む。右側の沢が崩壊しているのがよく見える。
道はここから左へ、頂上岩塔を北西側へ巻きながら急な沢筋へ。ここは木挽沢の最上流部。何だか見覚えがある気がする。烏帽子岳が樹間に見える。登り切ると、烏帽子岳への道が通る尾根上に出る。ここから右へ、烏帽子岳と反対方向に登ると、ほどなく人の声が聞こえてきて、すぐ頂上だった。
中年男女の団体はもう下るところで、頂上にはわれわれ二人だけが残された。百松沢山と手稲山がよく見える。だが烏帽子岳はよく見えない。定山渓天狗岳と余市岳は木の間から何とか見える。無意根山と中岳も辛うじて。南側の札幌岳〜空沼岳はよく見えるが、恵庭岳は曇っていてはっきりしない。
下りはそこそこのスピードで。百松橋のバス停では、既に行ってしまったかと思ったバスがまだで、あまり待たずにすんだ。
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