秣岳


- GPS
- 04:05
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 545m
- 下り
- 545m
コースタイム
10:35 秣岳頂上着
ちょっと休憩
10:40 秣岳頂上発
しろがね草原
11:15 眺めの良い岩場
11:30 昼食
12:00 再度出発
12:30 秣岳頂上
13:30 登山口着
過去天気図(気象庁) | 2009年10月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここが空いていなければ、もっと上の須川湖畔の駐車場を利用することになると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ガレ場のトラバースもありますが、さほど危険ではないと思います。 ロープ伝いに急斜面を登るところは、雨の後は滑りやすそうです。 秣岳登山口付近に登山ポストはなかったと思います。 下山後須川高原温泉や栗駒山荘で温泉に入ったり食事をしたりすることができますが、紅葉シーズンは栗駒山登山の方で大賑わいです。 |
写真
感想
昨年須川湖に紅葉を見に行ったところ少々遅かったので、今年は少し早めに行こうと、栗駒山荘のHPをチェックしていました。
そろそろ見頃という頃、目を惹く写真が掲載されました。
それが、蒼い湖面の須川湖を、上から見下ろした写真でした。秣岳から撮影と書かれていました。
山登りは嫌だけど、こんな写真を撮れるなら…。
そんな思いも抱きつつ出発した栗駒山方面。
岩手宮城内陸地震の影響で秋田側からぐるりと回らないと須川湖には辿り着けず、3時間ほどかかります。
須川湖畔での撮影をして、まだ9時過ぎ。
イイお天気です。
秣岳はそんなに距離がなさそうです。
上から見た須川湖は、美しいだろうなぁ…。
ということで、あんまり山スタイルでもない私でしたが、運動靴にそこそこの防寒着、水とおやつとカメラを持って秣岳登山口を出発したのでした。
先週の八幡平で味を占めたとは言え、あちらの標高差はほとんど無いに等しい、お散歩コース。
秣岳は、距離が短いということは、それだけ急激に登ります。スタートしてすぐに思い知らされました。
ああ、私、登山している…と(笑)
少しずつ少しずつ…とは思っていても、元体育会系。
後先考えず黙々と歩いてしまいます。
私にとっては辛い急斜面の林の中をしばらく歩き、30分少々で視界が開けました。
そこには、感動の景色が広がっていました。
HPで見た、蒼い湖面を湛えた須川湖が、色づいた絨毯に囲まれていたのです。
これまでの辛い修行が報われた瞬間でした。
しばし撮影をした後、さて疲れたから帰ろうか、もう少し行こうか考えました。
どう見ても、ここが山頂ではありません。
斜面に貼り付いたトラバース。
なんとなく、もう少し登ればもう少し須川湖を上から見ることができそうだったので、もう少しだけ、登ってみることにしました。
頂上まであとどのくらいなんて表示があればいいのになぁ…と思いながら、しばらく歩くと、上の方から人の話し声が聞こえてきました。
ということは、もっと登れるんだ…。
その声を頼りに進みました。
そういえばここまで、誰にもすれ違わないし誰にも追い越されていなくて、少々不安もあったのです。
しばらく登ったところで、頂上かと思うスペースにたどり着きました。
ちょうどそこで、4人のおじさまおばさまのグループに追いつきました。
先ほどの声の主だったようです。
おじさま方によれば、頂上はもう少し先だとのこと。
でも、眺めはこちらの方が素晴らしいとのことでした。
なるほど、須川湖がだいぶ下の方に見えます。
2つの温泉施設もよく見えますし、広い駐車場が車で埋まってきた様子も分かります。
もうここいらで帰ろうと思っていた私ですが、おじさま方に付いていく形で、山頂まで歩きました。
さらに、もういい加減帰ろうとしたところ、リーダー格のおじさまに、「この先に眺めの素晴らしい場所があるから、一緒に行くぞ。」とのお誘い(?)を受け、「旅は道連れだから」とのお言葉に引っぱられて、にわかグループでの登山となりました。
秣岳を越え、草紅葉のしろがね草原の木道を歩きます。草紅葉は終わりかけでしたが、なかなか見応えのある景色でした。
地図上でどこまで行ったのかは分かりませんが、岩がゴロゴロとしている場所に着きました。ちょっとピークはずれていたようですが、おじさま曰く、「ここに来なくちゃもったいない」場所です。
確かに、素晴らしい眺めでした。
栗駒山と秣岳の分岐の近くに、展望露頭という名所があるようですが、そこまで歩いたとは思えません。ルートではこの辺りかなぁというところまで示しておきました。もう一度行ってみて確かめるしかありませんね(笑)
少し風が強かったので、風を避けられる場所まで戻って、おじさま方はお昼にするとのこと。
私は、すぐに降りる予定だったから、お昼を持っていないのでそのまま失礼しようかと…思ったのですが、親切な皆様に、お昼までご馳走になってしまいましたf(^_^;)
そのまま、登山口までご一緒させていただきました。
「旅は道連れ」良い言葉だなぁと思いました(笑)
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