保戸野山〜登山道のない山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 494m
- 下り
- 491m
コースタイム
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 5:42
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全くないが、一部送電線巡視路が使える この時期のヤブは薄い |
写真
感想
保戸野山は猿ヶ京温泉から法師温泉に向かう途中、西川の対岸に見える目立たない山だが三角点もあり麓からそんなに標高差もなく、今年の初ヤブ山には手ごろな山なので登ることにした。山腹には鉄塔がいくつも建っており送電線巡視路が延びているので、途中までは巡視路が使える。
この山は実は2度目となる。
法師温泉への道を外れ、合瀬地区に向かう。この地名は「かっせ」と読み、西川には立派な合瀬大橋が架かっている。橋からは保戸野山がよく見え、天気も快晴で登攀意欲が湧く。
橋を渡って少し走ると林道が分岐しており、この林道わきに駐車して登山開始。
林道を奥に進むとすぐに巡視路が分かれ、これに入る。
まもなく下りとなり、セキヤ沢の谷底に下っていく。標高差にして50mほどの下りとなるが、沢を渡るとまた同じ分だけ登り返さなければならずしんどい。ただ、ここには何度も渓流釣りに来ているので慣れたも道でもある。
登り切ると平坦となり巡視路本線はそのまま直進しているが、すぐ上に1本鉄塔が建っていてこっちに行く巡視路が分岐している。この鉄塔の尾根をそのまま登っていくと保戸野山の山頂に着く。
鉄塔の先はもう巡視路はなく、所どころヤブっぽくなっているが、まだこの季節は見通しが効き下草もないので歩きやすい。テープの目印もある。
そのまま登っていくと上の鉄塔に出た。ここは好展望で、遠くに至仏山や武尊山などが見渡せた。
小休止して登っていくと10数分で山頂部に着いた。
山頂部は東西に細長く東の端に三角点があるが、最高点は西の端となる。
鳥の声しかしない最高点でコーヒータイム。30分ほどのんびりしてから下る。
下山は来た道は戻らず、北に派生する尾根を下る。
こっちは恐らく誰も歩かないルートで当然目印などは皆無。案の定灌木が密生していたりしてヤブが濃い場所もある。それらを押しのけて下っていくと、さっき休憩した鉄塔から来ている巡視路に出たが、無視してそのまま尾根を下る。
倒木を乗り越えたりしながら下ると、下の平坦な巡視路に出た。これを戻ればスタート地点だ。
やっぱり巡視路は歩きやすく、陽だまりの中をのんびり歩く。と思ったら、小さな谷を巻くところでは崩れていてワイヤーが付けられていた。
その先の鉄塔下でランチタイム。1時間ほどゆっくり休んだ。
セキヤ沢への下りは急なうえに滑りやすいので慎重に下り、ホッとしたのも束の間、最後の登りはやっぱりきつかった。
誰にも会わない、とっても静かな山歩きとなった。
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