瑞牆山
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
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写真
感想
<4/29>
メタフォース様が久しぶりの瑞牆に行くということで、フォローが大好きな僕とUTがついていくことになった(流れで)。自然公園の駐車場に着くと既にUTがおり、誰かと話している。モアイに新ルートを拓いた倉上、佐藤ペアだったが、「千日の瑠璃」ワンデイワンプッシュに成功した後だからか非常に朗らかであった。しばしの歓談の後、それぞれ岩場に向かう。
エリートクライマー・メタ様はザックが小さい。早く登れる、動ける人は荷物が少なくても良い、というのはウーリ先生の示すところではあるが、登れない者としてはやはり色々と入れてしまう。当然一眼レフも持っていく。久しぶりの山という割にメタ様の足は早く、末端壁に着くまでに汗をかいた。
本日の一本目は「調和の幻想」 5P 5.10a、メタ様オールリードで3Pで登った。このルートは初めてだったが、最初のピッチが微妙でリードならそれなりに緊張しそうだ。最終ピッチも自分なら間違いなくキャメ6持っていくところ。
続いて歩きを含めたメタ様オリジナルルートを辿り、左岩壁宴会テラスへ。途中プロテクションの取れない5.7くらいのスラブがあるので、リードならまあ来ないだろう。
ここから「山河微笑ルート」の3P目5.10aと「山族79黄昏ルート」の5P目5.10bをつないでピークへ立つ。最終ピッチのフィストが辛く、クラックから抜ける手前で本日初のフォール。フリーにエイドを交えながらスピード重視で登り返した。
3Pの懸垂、歩きを交えて奥壁へ移動、「joyful moment」5P、5.9に取り付く。引き続きメタ様がほとんど支点を取らずにガンガンリードしていく。3Pで頂上に立った後、洞窟上になっているところを歩いて下りた。
小ヤスリ基部よりトンネルを抜けて、頂上に至るには最も簡単な花唄小径へ。キャメ5、6番があれば支点が取れるが、ないため、そのままメタ様がランナウト気味にリードし、1ピッチで頂上に出る。最高の景色だが、この日は風が強く、寒い。記念写真を撮って、50mロープx2で懸垂一回、そのまま歩いて駐車場まで戻った。大分足にキタ。帰り際長門先生にも遭遇。
<4/30>
この日はカンテガ夫妻と合流して、クラック地獄エリアへ(メタ様は帰った)。5.9〜5.10bのクラックに触り、楽しんだ。うちKクラックは珍しい谷口ケイさん初登のルート。面識はないが、楽しそうに登るケイさんの姿を想像しながら登った。想像力が豊かなのだ。4本登って夫妻と合流し、キャンプ場へ戻る。
<5/1>
最終日は夫妻がベルジュエールへ、UTと僕は引き続き地獄エリアで遊ぶことに。この日も5.9、5.10aクラスのクラックを登る。最後にB1フィンガー 5.11aをトップロープで登った頃、ジャミングが下手な手がボロボロになり、前腕も瀕死になったので、終わりとした。近くのエリアで増本先生らが登っていた。ベルジュエール組が戻らないので一足先に風呂に入り、その後合流。UTはそのまま白馬へ、我々は東京への帰路についた。
<登ったルート>
調和の幻想 5.9+、5.8、5.9、5.10a、5.9 WP
メタ様ルート 出だしのチョックストーンでA0、5.7? 2P
Joyful Moment 5.9、5.6、5.9、5.8、5.7 WP
鼻唄小径 5.8 WP
Kクラック 5.9 FL
Iクラック 5.10b FL
ジャイアントジャムサンド 5.10a FL
苔ジャム 5.10a OS
オリジナル 5.9 FL、5.10a FL (それ以上上に行かず)
B1フィンガー 5.11a WP 次回はリードする!
Tomahawkさんこんにちは。
以前野沢の外湯でコメントしたものです。瑞垣で1日にこれだけ登られるとは!
元気ですね。さすが30代です。
比べるものが悪いですが、私たち50代夫婦で昨年9月に初めて瑞垣にゆき、
錦秋カナトコと調和幻想を、夫のリードで完登致しました。年寄りなので
1日に1ルートがやっとでした。そのほかカサメリにも2日、入りましたが
素晴らしい環境、ローケーション、末端壁は日本離れした迫力で感動いたしました。
こんにちは!返信が遅れました
野沢温泉懐かしいですね!
瑞牆はいいところですよね〜。
この時期はまだ人も少ないし、これからも通い続けたいと思います。
末端壁はいくつか11前半があるようなので、とりあえずの目標にしています。
今回は、リーダーが強力だったので、これだけ登れたのですよ。。。
支点ほとんど取ってませんでしたからねw
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