梅雨明けの大峰・滝川本谷沢登り〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 314m
- 下り
- 315m
コースタイム
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 5:50
天候 | 梅雨明けの快晴〜!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場にはトイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<滝川本谷> 沢グレード2級。全体に滑り易い岩が多い。フェルトソールが良い。 <下山ルート> ほんみち教からの林道が全線歩行可能。 |
その他周辺情報 | 温泉は国道168号沿いの「夢の湯」あり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖インナー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
スリング
アッセンダー
ディッセンダー
タイブロック
渓流シューズ
フローティングロープ
トポ
ルート図
|
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共同装備 |
フローティングロープ
20m補助ロープ
|
感想
海の日の連休最終日は1か月ぶりの山行だ。
そして沢登りはこの日が今年初の沢登りでもある。
目指す沢は十津川水系の滝川本谷だ。
この沢は大峰・釈迦ヶ岳に源を発し、上流部は赤井谷と呼ばれている谷である。
沢難易度は2級であるが、この沢の魅力は遡行終了点にある「不動滝」だという。
果たしてどんな滝なのか楽しみである。
メンバーは山童子さんチームからは6名、そしてmoriyoちゃんと私。
大人数で楽しい一日になりそうだ。
まずは駐車場近くにある滝百選に選ばれている「笹の滝」を見学にいく。
といっても往路は当然沢を登っていくが、そのほとんどがナメ滝であり、良く滑る。
笹の滝は水量多く、なるほど百選に選ばれる風格があり、
滝壺の縁に立つと物凄い飛沫を含んだ風が顔面に吹き付けてくるのである。
それはまるで3000m級の稜線で濃いガスを含んだ風が
吹き付けてくるようだった。
本谷に戻り、遡行を開始するが、見上げる空は真っ青だ。
後で知ったのだが、この日が近畿地方の梅雨明けであり、
まさしくその宣言に相応しい夏の太陽降り注ぐ空であった。
小さな滝や渕に体を浸すも、ひとたび水から上がれば
太陽の日差しを浴びて、寒さ知らずなのが嬉しい。
これはこの沢の空が大きく開けているのも大きく影響しているだろう。
大きなプールの向こうには両岸迫る廊下が見えてきた。
5つほどの滝が連続しており、さすがにこれは突破出来ず、左岸を巻くが、
その途中から時折見える滝の様子に見事だった。
その後もいくつかのナメ滝が出現。
沢の水は大きな一枚岩を流れ落ちていくが、やはり足元は滑りやすい。
深い釜を持つ7m斜瀑が見えてきた。
ここは釜の左手から巻いて行くと、その先には大きく開けた空間があった。
不動滝だ。
その滝の造形は素晴らしく右岸側は滝の落ち口よりもさらに高い岩壁を
形成しており、左岸側もその半分ほどだがやはり落ち口よりも大きな
高さを持った壁となっている。
つまり、滝の浸食により巨大な一枚岩が深い溝上にえぐられたような
造形なのである。
そしてその落ち口のさらに奥は恐らく険悪なゴルジュとなっているそうで、
そのゴルジュには不叶滝と呼ばれる滝があるそうだ。
滝の釜には不思議にも大きな丸いテラス状の岩があり、
そこから不動滝を見上げることが出来るのである。
なんとも素晴らしいこの滝は笹の滝よりも数倍価値があるように思うのである。
ここでのんびりランチの後、途中まで沢下りを楽しみながら、
時にはスライダーや飛び込みを楽しみながら、
連瀑地帯の手前で林道に駆け上がり、本日の沢の登りは終了となった。
今日は2年振りの山童子さんとの沢登り、そして新しい沢仲間との出会いもあり、
本当に楽しんだ一日であった。
さて、今年は何回沢登りに行けることやら・・・・・
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