モジキ谷(大峰)沢登り
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,026m
- 下り
- 917m
コースタイム
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の沢登りの締めくくりは、憧れの北アルプス赤木沢…の予定が、台風12号「ナムセーウン」の到来で、急きょ大峰モジキ谷に変更。皆の沢登りへの想いを汲んで、中止にするのではなく、別の沢登り計画を新たにたててくれたCL、SLに感謝です。今回の観音峰登山口でのテント泊は、シュラフのぬくもりが心地良くてぐっすり。前回のテント泊ではシュラフカバーだけでも暑くて寝苦しかったことを思うと、季節は確実に変わっている。寝入りばなの静寂を破った、雄たけびと寝言のデュエットを聞き逃したのは残念。
翌朝は車1台を洞川温泉に置いて、2台の車でモジキ谷出合に。装備を付けて、“関西の赤木沢”に入渓。ピンクがかった明るいナメに、小さな滝、少し頑張ればロープなしで登れる滝が続き、とても楽しい。それぞれに、今年最後の沢登りを楽しんでいる。良い年をした大人が夢中になって、子どものような笑顔になるのは、沢登りならでは。上流になるにつれ、岩が大きくなり、流れは細くなり、いつしか流れがなくなり、今のところが源頭だったのかしら…としばらく登っていくと、また流れが表れて小さな滝の連続。今年最後の沢登りが名残惜しくて、できるだけ巻かずに、水の中を歩き、滝を登る。
稲村ヶ岳にあがるルートが悩ましく協議。モジキ谷のときわれは、「もじける=へそ曲がり」で支沢が複雑に入り組んでいるからだそう。私には遡行図を見ても、現在地がわからず。沢靴から登山靴に履き替えて、稜線を目指して原登を開始する。岩場、シャクナゲの藪、笹薮、急な傾斜が続きアキレス腱が痛いくらい。ようやく到着した稲村ヶ岳の山頂展望台は白い霧で展望なし。山岳修行者のほら貝が聴こえるのは大峰山系らしい。稲村小屋でトイレをすまし、洞川温泉に下山。下山は長く感じた。
来年こそは赤木沢に行こうと誓いながらも、今年最後の沢登りを大満足で終えました。CL、SL、運転手の皆様、ありがとうございました。(KOJ)
<コース状況>川幅がさほど大きくなく、水量・流れも強くなく、滝もホールドが分かりやすく登りやすかった。稜線に上がるルートは分かりにくい。
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