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記録ID: 962862
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無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

【薮山レコ】立烏帽子・葡萄鼻山(越後百山)

2016年09月17日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.0km
登り
614m
下り
614m

コースタイム

日帰り
山行
3:30
休憩
1:20
合計
4:50
10:30
45
スタート地点
11:15
11:35
25
12:00
12:25
45
立烏帽子
13:10
13:30
45
14:15
14:30
10
立烏帽子
14:40
14:40
40
15:20
ゴール地点
立烏帽子(692m):切り立った岩峰のため晴れていれば全方向の展望抜群
          (日本海方面、朝日連峰、朳差岳〜飯豊連峰、葡萄鼻山)
          日照り続きの年、大石集落の女衆が頂上で雨乞いの踊りをした

葡萄鼻山(798.3m):樹林帯に囲まれ展望なし、笹薮平地の中央に三等三角点あり
           本当の山頂は長い頂稜を東へ進んだ鼻先の800m地点

梁山泊:昭和47年に新潟の峡彩山岳会が建てた立派な山小屋、現在は関川村が管理
    標高510mの平坦な杉林にあり収容人数30人、小屋裏に冷たい水場あり
    鍵は開いており一般ハイカーも利用可、きれいに管理された室内には薪と
    ストーブあり

※ かつて葡萄鼻沢沿いにあった銅鉱山の鉱石を米坂線の片貝駅まで運ぶための索道跡が頂稜に残っているらしい。また葡萄鼻山の南斜面を巻くように牛道と呼ばれる鉱山道跡がある
天候 曇り後雨
過去天気図(気象庁) 2016年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
大石ダム湖岸道路〜作業道入口:舗装道路(一般車通行可)
作業道路〜終点:砂利道(車両通行不可)
作業道終点〜梁山泊(山小屋):整備された登山道
梁山泊〜立烏帽子:ロープのある急な岩場の登山道
          樹林に覆われておりそれほど高度感なし
立烏帽子〜葡萄鼻山:上空を潅木薮に覆われた踏み跡がうっすら
          要所要所に赤布あるが踏み跡を外さぬように注意
(参考)
下関(関川村)の国道113号から望む葡萄鼻山(中)、丸山(左)
3
(参考)
下関(関川村)の国道113号から望む葡萄鼻山(中)、丸山(左)
(参考)
左から大境山、葡萄鼻山、飯豊山(朴坂山の麓、桂より)
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(参考)
左から大境山、葡萄鼻山、飯豊山(朴坂山の麓、桂より)
金俣集落から望む葡萄鼻山・立烏帽子。
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金俣集落から望む葡萄鼻山・立烏帽子。
大石ダムを通過しさらにダム湖を奥へ進む
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大石ダムを通過しさらにダム湖を奥へ進む
鏡のようにダム湖の水面
浮橋が架かっており中間尾根に行けそうだ
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鏡のようにダム湖の水面
浮橋が架かっており中間尾根に行けそうだ
ダム湖パノラマ(元サイズ→拡大)
2
ダム湖パノラマ(元サイズ→拡大)
上ノ沢に架かる橋の手前から徒歩で作業道へ進む。作業道の入り口にはゲートあり車両進入不可。
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上ノ沢に架かる橋の手前から徒歩で作業道へ進む。作業道の入り口にはゲートあり車両進入不可。
作業道の終点から立烏帽子への登山道が始まる。
作業道の終点から立烏帽子への登山道が始まる。
登山道も整備されて歩きやすい
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登山道も整備されて歩きやすい
蒸し暑い樹林帯を登る。小屋までは小さな虫(メマトイ)が顔の周りに接近してきて非常に目障り。
蒸し暑い樹林帯を登る。小屋までは小さな虫(メマトイ)が顔の周りに接近してきて非常に目障り。
勾配が緩やかになってくると杉林の先に立派な山小屋「梁山泊」が見えてくる
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勾配が緩やかになってくると杉林の先に立派な山小屋「梁山泊」が見えてくる
小屋前の杉に鐘が吊り下げられている
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小屋前の杉に鐘が吊り下げられている
小屋と岩峰の立烏帽子
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小屋と岩峰の立烏帽子
東側に小屋の入り口がある
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東側に小屋の入り口がある
入り口のドアを開けると前室にいたコオロギが一斉に騒ぎ出してびっくり!いきなりの洗礼となる。
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入り口のドアを開けると前室にいたコオロギが一斉に騒ぎ出してびっくり!いきなりの洗礼となる。
きれいに整理整頓された小屋の内部。薪ストーブあり。
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きれいに整理整頓された小屋の内部。薪ストーブあり。
薪は使ったら補充するように掲示あり
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薪は使ったら補充するように掲示あり
窓を閉め切っているので暗くて少々かび臭さがあり。換気すれば大丈夫そう。
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窓を閉め切っているので暗くて少々かび臭さがあり。換気すれば大丈夫そう。
2階もキレイ。
室内はしっかりとした造りだ。
室内はしっかりとした造りだ。
トイレの標識を辿ってみると小屋の南側に「原始的な」トイレあり。
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トイレの標識を辿ってみると小屋の南側に「原始的な」トイレあり。
小屋の東側に大きな栃の木があり時々ゴルフボール大の実が落下していた。もし頭に当たったら怖い!
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小屋の東側に大きな栃の木があり時々ゴルフボール大の実が落下していた。もし頭に当たったら怖い!
渋くてこのままでは食べられない栃の実
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渋くてこのままでは食べられない栃の実
登山道を立烏帽子へ向かうと小屋のすぐ裏手(北側)に小川が横断している。
登山道を立烏帽子へ向かうと小屋のすぐ裏手(北側)に小川が横断している。
すぐ上流が水源のようでかなり冷たい水が湧いているようだ。ここで水筒の水を詰め替える。上ノ沢支流の源流。
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すぐ上流が水源のようでかなり冷たい水が湧いているようだ。ここで水筒の水を詰め替える。上ノ沢支流の源流。
小川を渡った所から立烏帽子を見上げる
小川を渡った所から立烏帽子を見上げる
すぐに急峻な登山道が続く。
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すぐに急峻な登山道が続く。
所々ロープが親切に設置されている。
所々ロープが親切に設置されている。
ブナの大きな幹には切り付けも良く見られる。
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ブナの大きな幹には切り付けも良く見られる。
見晴らしの良い立烏帽子の頂上に着く
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見晴らしの良い立烏帽子の頂上に着く
ガスがかかり遠望は良くない。朳差岳方面。
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ガスがかかり遠望は良くない。朳差岳方面。
なだらかな山容の葡萄鼻山、次の目標。
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なだらかな山容の葡萄鼻山、次の目標。
葡萄鼻山パノラマ、右は朳差岳(元サイズ→拡大)
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葡萄鼻山パノラマ、右は朳差岳(元サイズ→拡大)
杉林に囲まれた梁山泊を見下ろす。下山時に展望を期待して葡萄鼻山へ向かうことにする。
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杉林に囲まれた梁山泊を見下ろす。下山時に展望を期待して葡萄鼻山へ向かうことにする。
葡萄鼻山へは稜線沿いに軽く下って登り返す。稜線にはうっすらと踏み跡がある。
葡萄鼻山へは稜線沿いに軽く下って登り返す。稜線にはうっすらと踏み跡がある。
薮はそれほど強烈ではなくかき分けながら順調に進める。時々踏み跡を外れそうになるが赤布も多いので助かる
薮はそれほど強烈ではなくかき分けながら順調に進める。時々踏み跡を外れそうになるが赤布も多いので助かる
葡萄鼻山が近づくとダラダラとした登りとなりなかなか山頂が現れない。足元に笹の薮が濃くなる。
葡萄鼻山が近づくとダラダラとした登りとなりなかなか山頂が現れない。足元に笹の薮が濃くなる。
ようやく平らな葡萄鼻山の山頂に到着。
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ようやく平らな葡萄鼻山の山頂に到着。
笹薮の中央に三等三角点がある
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笹薮の中央に三等三角点がある
周囲は樹林帯で展望がないので木に登り展望を得る。登った木を見下ろす。枝が裂けそうでヤバそう。
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周囲は樹林帯で展望がないので木に登り展望を得る。登った木を見下ろす。枝が裂けそうでヤバそう。
木の上から撮影。三角点のある笹薮を見下ろす
木の上から撮影。三角点のある笹薮を見下ろす
木の上から撮影。南東方向、東俣川の奥に朳差岳を望む、右奥は二王子岳(元サイズ→拡大)
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木の上から撮影。南東方向、東俣川の奥に朳差岳を望む、右奥は二王子岳(元サイズ→拡大)
山頂を後にする。途中、椿の薮に覆われた窪地を通過。
山頂を後にする。途中、椿の薮に覆われた窪地を通過。
下山途中、立烏帽子へ続く稜線を望む。中央の尖った峰が立烏帽子(元サイズ→拡大)
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下山途中、立烏帽子へ続く稜線を望む。中央の尖った峰が立烏帽子(元サイズ→拡大)
関川村中心部。右は荒川と下関集落、左上は朴坂山方向。
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関川村中心部。右は荒川と下関集落、左上は朴坂山方向。
通過した岩場を振り返る。左の基部に巻き道が付いていた
通過した岩場を振り返る。左の基部に巻き道が付いていた
薮の濃い場所はこんな感じ
薮の濃い場所はこんな感じ
北側には若ブナ高原(スキー場)が見える
北側には若ブナ高原(スキー場)が見える
再び立烏帽子に立ち寄る。今度はガスが取れていた。
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再び立烏帽子に立ち寄る。今度はガスが取れていた。
南方向、朳差岳〜奥胎内の峰々のパノラマ(元サイズ→拡大)
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南方向、朳差岳〜奥胎内の峰々のパノラマ(元サイズ→拡大)
朳差岳アップ。
二王子岳、風倉山方面アップ
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二王子岳、風倉山方面アップ
高坪山塊アップ
大石ダムアップ
大石オートキャンプ村(下)と大石集落(右上)
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大石オートキャンプ村(下)と大石集落(右上)
梁山泊を通過し作業道を下り入口のゲートへ到着。と同時に雨脚が強まる。
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梁山泊を通過し作業道を下り入口のゲートへ到着。と同時に雨脚が強まる。

感想

葡萄鼻山は距離も短くお気軽な薮山。途中の立烏帽子は展望抜群なので天気、気候の良い時に是非登りたい。山行状況は写真のコメントを参照。

(参考文献)
「山の遊学道」山遊亀 著
「関川村山岳渓流地図」関川村発行

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